【PR】

賞味期限と消費期限をわかりやすく解説!違いは劣化の速度

お役立ち
広告

あなたも日常的に目にする賞味期限や消費期限ですが、違いが分からず困った経験があるでしょう。

調べてみてもわかりやすく説明してくれるところがあまりなく、結局期限切れは食べられるのかわかりません。

その結果、賞味期限切れの食品を「少し過ぎたくらいなら大丈夫!」と食べたこともありますよね。

わかりやすく説明した内容で、「賞味期限は切れても大丈夫。消費期限は切れたら食べてはダメだよ!」と聞くこともありますね。 

冷蔵庫の中にあるあの食材…「期限が切れてしまったけどまだ食べられるかも」と思って捨てられない、そんなあなた!お悩み解決します。 

この記事では賞味期限と消費期限についてわかりやすく解説します。 

広告

賞味期限と消費期限をわかりやすく!違いは劣化速度

レトルト食品・缶詰・ハムやソーセージ・お菓子などには賞味期限が表示され、お弁当やお惣菜・ケーキなどには消費期限が表示されますね。

 
 

日々の生活で賞味期限がついているもの、消費期限がついているものはなんとなく予測できるけど…。

わかりやすくいうと、賞味期限は「その食品をおいしく食べられる期限」であり、消費期限は「その食品を安全に食べられる期限」です。

ほかの言い方でわかりやすく説明するなら、食品が悪くなりにくいものが「賞味期限」で悪くなりやすいものが「消費期限」とも言えます!

賞味期限とはおいしく食べられる期限設定

賞味期限とは食品をおいしく食べることができる期限です。

賞味期限が書いてある食品は劣化の速度がゆっくりで、期限を過ぎても食べられなくなるわけではありません。  

スナック菓子、即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品など消費期限と比べて劣化の進みづらい食品に表示されています。  

例えば、スナック菓子は、「賞味期限が切れたけどいいか!」と食べてみると、湿気ってサクサク感やパリパリ感がなくなって、いまいちおいしくないなーと感じたりします。  

賞味期限を過ぎても今すぐに食べられないわけではないので、食べるかどうかは個人の判断になりますよね。  

あなたはどのくらい過ぎても大丈夫だと感じますか?  3日くらいなのか、1週間くらいなのか、1か月くらいなのか。  

もしかしたら、中には「半年くらいは大丈夫!」という人もいるかもしれません。  

私は以前体調不良で買い物に行けず、家族が届けてくれたレトルト食品で過ごしたことがありました。食べやすく簡単なカレーやパスタソースが家にはまだたくさんあります。

また、防災用にストックしている缶詰の数々。まだあと1年期限があると油断しているとあっという間に期限切れになりますよね…。  

このような食品は気付いたら一気に期限切れとなりますが、たくさんあるので3か月過ぎまでOKとして食べています。  

賞味期限内で食べるよりおいしさは落ちますが、意外と大丈夫かも!?  

アレンジ料理に使えば、案外おいしく食べられる場合もあります。工夫次第ですね♪ 

ただし、賞味期限でも過ぎたら要注意、過ぎなくても要注意の食品があります。 

それは、卵や牛乳です。  卵は賞味期限が切れたら生で食べることは推奨されていません。

賞味期限が切れても食べることはできますが、過熱をして食べることをおすすめします。夏場は特に、期限が過ぎたらなるべく早く食べるように注意しましょう。 

牛乳は賞味期限にかかわらず開封後2日程度で飲み切ることが目安とされています。開封後は賞味期限にかかわらず、早めに飲み切ることをおすすめします。  

消費期限とは安全に食べられる期限設定

消費期限とは食品を安全に食べることができる期限です。 

消費期限が書いてある食品は品質の劣化が早く、期限が過ぎたものを食べるのは危険です。

 お弁当、調理パン、お惣菜、ケーキなどの生菓子類、生めん類などの劣化が進みやすい食品に書いてあることが多いです。  

私は週末に格安スーパーへまとめ買いに行きお肉をたくさん買い込んで、うっかり2日くらい忘れていると、「もう期限切れ!?」ということが何度かありました。  

消費期限は賞味期限よりも期限が短いので要注意です。  

我が家では消費期限の近い食品は、買い出し後に冷凍するようにしています。そうすると、消費期限付きの食品でも1か月程度長持ちさせることができます。

安い時にたくさん買いたい方にはおすすめです。消費期限以内に冷凍してしまえば、安全に食べられますね。  

さて、スーパーのお弁当やおそうざいは消費期限が当日中になっていることが多いですが、コンビニのお弁当はどうでしょうか?  

コンビニのお弁当やおそうざいの消費期限はスーパーと比べて長いんです!!  

コンビニのお弁当は保存料を多めにしているので、劣化スピードが少しゆるやかになって期限が少し長くなっているんですね。  

保存料を少なめにして、作り立てを安全に食べてもらいたいスーパーと、保存料が多めでも、持ち運びや、時間がたっても食べられるコンビニというそれぞれの特徴があらわれています。 

賞味期限はおいしさの期限、消費期限は安全の期限ということがわかりましたね! 

賞味期限と消費期限には共通する条件は未開封!

あなたも食品管理にはこの日付を基準としていると思いますが、 実はこの賞味期限と消費期限には共通する条件があります。

・袋や容器を開けていないこと
・書かれている保存方法を守って保存すること

わかりやすく言うと、買った時と同じ状態ということですね。

商品のパッケージに「未開封(みかいふう)時」や「開封後はお早めにお召し上がりください」と書いてあるのを見たことはないでしょうか?  

つまり、賞味期限や消費期限は、商品が「開いていない」かつ「正しく保存されている」場合の期間ということですね!

ついつい開封してからも賞味期限や消費期限を処分の目安にしてしまいがちですが、実はそんな条件があったんですね‼ 

広告

賞味期限と消費期限の決め方!基準は?

賞味期限は『おいしさ』の期限、消費期限は『安全』の期限ですが、決め方がわからないと信用していいものなのか、心配になりますよね!

では、その日付はどういう決め方で誰が決めているのでしょうか?

賞味期限や消費期限を決めているのが誰か、その答えは・・・食品の製造者や製造メーカーです。

やはり、食品の事をよく知り尽くした方々によって考えられているんですね!なるほど、納得です♪

各企業で段階ごとに試験を行い、安全に、かつおいしく消費者に届けられるようにと決められているんですね。

食品に期限をつける基準は消費者庁のガイドライン

では、実際にはどのような根拠でおいしい、安全な期限を決めているのでしょうか?いくら食品を知り尽くしているとはいえ、完全に企業任せでは心配です。

そこで!消費者庁で『食品期限表示の設定のためのガイドライン』が設定されています。

賞味期限や消費期限の決め方は国が定めているのですね!

食品の種類や保存方法、販売時の安全性や品質を様々な試験を通して判断して、食品の期限が決められます。

例えば、お菓子の場合には、まず同じ種類の商品で賞味期限や消費期限をリサーチして目指す期限を決めます。

そして乾燥対策、殺きん、味見を繰り返して安全を確認し決定していくなど、企業や食品によって色々なやり方で消費者においしさや安全を届ける努力をしています。

しっかりと試験をして「総合的に大丈夫!」と付けられた期限なら食べるべきか食べないべきかの判断にもとっても役立ちます。

ここまで知ると、賞味期限や消費期限の信用度がグッと上がりますね! 

広告

賞味期限も消費期限も書いてないものがある!?

上記では賞味期限や消費期限について説明してきました。 

しかし、中には賞味期限も消費期限も書いてない食品があります。 なぜなのでしょうか?? 

それにもちゃんと、理由があります! 

それは食品によって、店までの保存状況が様々であり明確に期限を決められない、長期間くさらない特性を持っているものが当たります。

生鮮食品は保存状況の違いにより表示されない

生鮮食品(例えば、野菜・果物・米・魚・肉など) は食品表示法によって期限の表示義務がありません。そのため、期限が書いてないことがあるのです。 

でも比較的腐りやすいのに表示義務がないのはなぜでしょう? 

それは生鮮食品は収穫(しゅうかく)からお店に運ばれるまでの保存状況が様々だからです。

どんな温度でどんな環境で運ばれたか一様に測れません。その為、消費期限を書いてないのです。

ただし、スーパーに並ぶパック詰めされたお肉やカットされた野菜はお店で何かしらの処理がされている為、加工食品とみなされ消費期限が記載されます。 

雑菌(ざっきん)が増えづらい食品にも表示義務なし

 また、アイスクリーム・砂糖・塩・はちみつなど期限が書いてないですね。これは、雑菌が増えづらく、長期間くさらない性質を持っている食品だからです。

たしかに砂糖や塩に賞味期限が書いてあるのを見たことなかったなと思いませんか? アイスクリームやはちみつもぜひ確認してみてください。 

ただ、期限が記載されていないものの、保存状態によっては劣化していくので、古くなったものは自分の目や鼻で確認することも重要かもしれませんね! 

まとめ

  • わかりやすく言うと、賞味期限は「おいしく食べられる期間」で消費期限は「安全に食べられる期間」である
  • 賞味期限や消費期限は、品質の劣化速度で決められている
  • 賞味期限は劣化の速度がゆるやかで、消費期限は劣化の速度が早い食品につく
  • 賞味期限も消費期限も未開封と保存条件が守られていることが前提の日付であるため開封後はなるべく早く食べること
  • 卵は賞味期限が切れたら加熱して、牛乳は開封後2日程度で飲み切ることが望ましい
  • 賞味期限や消費期限は、食品メーカーが消費者庁のガイドラインに従い、厳しい検査を経て決められている
  • 品質が変化づらい食品や輸送時の保存状況が異なる生鮮食品などには期限年月日の表示義務がない 

おおよその意味しか理解していなかった賞味期限と消費期限ですが、わかりやすく説明すると思ったほど難しくないですね。

国や食品メーカーが私たち国民にわかりやすく、と考えられた表示であり、賞味期限も消費期限もおいしく安全な食卓を守るために大切な目安です。  

この日付を参考にすれば、日々の防災ストックや節約、フードロスを減らすために役立てることができますね!

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました