「急な雨に降られた。」「忙しくて洗濯物を溜めてしまった。」「旅行から帰ってきて洗濯物が大量だ!」「布団を干すベランダがない…。」
このような場合、すぐにでもコインランドリーに駆け込みますよね。
しかし、乾燥機を使ったことがなければ「何分待たないといけないかわからない!」と、モヤモヤが生まれがちです。
それに、乾燥機は時間ごとにお金を投入します。お金をケチって生乾きのまま持って帰るのは、後で二度手間になりますよね。
そして長めに回そうとしてコインをたくさん入れるのも、「あと何分かな…。」と待つ時間も、コインも、もったいないです。
コインランドリー乾燥機なら、洗濯物がだいたい3人分で5kg以下なら、20~30分くらいで乾きます。
また、コインランドリー乾燥機に回す時間を、何分か短縮する方法も解説します。
コインランドリーでの乾燥機は何分くらいが相場?

コインランドリーでの乾燥機は、機械の種類や洗濯物の量にもよりますが、4〜5kgであれば20〜30分、6kgであれば30〜40分ほどかかります。
洗濯物の重量は、1人1日あたり1.5kgが目安だと言われています。そのため、だいたい3人分の洗濯物なら【1.5kg×3人分=4.5kg】となります。
つまり、3人分の洗濯物なら20~30分あれば十分だということがわかります。
「洗濯物をkgで言われてもピンとこない」というあなたのために、どれくらいの量の洗濯ものが何kgくらいなのか表にまとめました。

たとえば、4人家族で1日分なら【4人×1.5g=6kg】という計算になります。この場合は、30~40分くらいかかるのですね!
しかし、厚手のトレーナーやジーンズなど、生地によっては少し余分に時間がかかることもあります。洗濯物の量と平均で何分かかるかわかっていれば、あとは調整できそうですね。
20~30分から始めて乾き具合を見ながら、時間を追加していく形が無駄がなく経済的にも良さそうです。
また、毛布は30〜40分、羽毛布団は60分というふうに言われています。
おうちでは乾かす場所がとれない大きなものを乾燥機にかけられるというのもコインランドリーのメリットですよね。
コインランドリーの乾燥機の種類・サイズ
しかし、コインランドリーの乾燥機のタイプや、乾燥させる衣類の種類によっても変化します。コインランドリーの洗濯・乾燥機は、大きく分けて3つです。
- 洗濯から乾燥まで全自動で行うタイプ
- 洗濯・すすぎ・脱水のみ行うタイプ
- 乾燥のみを行うタイプ
今回は3番目の「乾燥のみを行うタイプ」についてしっかり説明いたしますね。
乾燥機は、コインを投入することで決められた何分か動作する「コイン投入式のガス乾燥機」が使われています。そして、サイズは10kg〜25kgが大半を占めています。
ここで注意すべき点は、乾燥機は洗濯機よりも大きめの容量が必要であることです。
効率よく乾かすにはある程度のスペースがあった方が乾きやすいので、洗濯したものの1.5倍くらいの容量がある乾燥機がおすすめです。
もし旅行などで洗濯物が大量に溜まってしまって、洗濯物が6人分以上の10kgくらいだったら、容量が15kg以上あるもののほうがよいでしょう。
お近くのコインランドリーにどんなサイズのものが置いてあるのか確認してみましょう。
時間を短縮するテクニック3選を紹介!
効率よく乾燥するためのテクニック3選をまとめました。
- 乾燥するものを目安量の8割までにとどめる
- まだ温かい乾燥機を選ぶ
- 洗濯時に使用していた洗濯用のネットを外す
- 乾燥したバスタオルを一緒に入れる
- ドライボールを入れる
知ってますか?実は料金をケチってたくさん入れすぎると乾燥の効率が悪くなり、かえって乾きにくくなってしまうのです。
多くの乾燥機の蓋のところに線が入っており、目安量がわかるようになっています。そしてその8割程度におさめることでより効率よく早く乾きます。
まだ温かい乾燥機を選ぶと、機械を温めるのに時間がかからないで済むためより乾燥する時間が長く取れます。
また、洗濯用ネットを外して乾燥機へ入れると、熱風がネットに邪魔されず、直接洗濯物にあたり、乾きやすくなります。
さらにバスタオルを一緒に入れることで、余分な水分を吸収してくれやすくなります。
最近は「ドライボール」と呼ばれる乾燥機に入れる様の繊維でできたボールも売られています。なんと早く乾くだけではなく、静電気を防止してシワを減らしてくれたりするそうです。
頻繁に乾燥機を使用するなら購入してみてもいいですね!
これらのテクニックを駆使して、少しでも時短できると効率的にコインランドリーの乾燥機を利用することができます。
洗濯は毎日、毎週行うルーティーンの家事です。少しでも安く、時間も短く、ストレスなく家事ができるようになると気が楽ですね。
羽毛布団は工夫ひとつで時間短縮できる!?
羽毛布団を乾燥機にかけると、約60分かかります。コインランドリー店内で1時間待たなければいけないと思うと、退屈ですよね。
大物な羽毛布団を乾燥機へ入れる時、だいたい二つ折りか三つ折りにしますよね。そのまま最後まで乾燥機に入れたままだと、外側はふわふわと乾燥しますが、内側は乾燥しにくいのです。
そのため、一度乾燥機を止め、布団の折り方を変えるだけで、両面が乾きやすくなるのですよ!手順をご紹介しますね。
- 布団を二つ折り(または三つ折り)にして、乾燥機へ入れる
- 少し短め(20分くらい)に設定し、回す
- 終わったら布団を取り出し、布団を反対に折り直し、内側と外側を入れ替える
- 残り時間より少し短め(20~30分くらい)に設定し、乾燥具合を見ながら回す
布団は大きいので衣類よりも乾きにくいですが、ダニ対策にもなるので、お日さまにあてて干したときとはまた一味違ったふわふわ感になりますよ。
ちなみに、コインランドリーで洗濯・乾燥させるのもいいのですが、長年蓄積した汚れを取りたい場合は、クリーニングに出すのも手です。
あとは、キルティング加工されていない羽毛布団も、自分で乾燥機に回すと中の羽毛が片寄りしやすいため、クリーニングに出したほうがいいです。
乾燥中のヒマつぶしならスーパーへ買い物へ行こう!
最近は、スーパーマーケットの敷地内にコインランドリーを併設しているところが増えてきました。
大量の洗濯物や布団を乾燥機で乾かすとき、どうしても時間がかかる場合は、敷地内のスーパーで買い物をして、時間を潰しましょう!
ただし、乾燥時間が終わってもそのままにしているとシワになりやすくなります。乾燥が終わるくらいの時間には戻って来ましょう。
コインランドリーの乾燥機にかかる値段はいくら?

コインランドリーの乾燥機は8~10分で100円の値段相場です。30分の利用で300~400円、1時間で600~800円必要になります。
10kg~15kgの容量だと10分100円、大きめの20kg以上になると、8分100円のところが多いです。
比較的安価な値段で乾燥機が利用できるコインランドリーがあるのか、私が独自で調べてみたところ、相場はほとんど変わらなかったですね。
中には「店舗により差がある」としている会社もあり、25kgで6分100円のところもありました。もしかしたら都心の方は少し料金相場が高くなっているかもしれません。
乾燥器のラインナップは、ほとんどのコインランドリーが15kg前後の中型乾燥機と23~25kgの大型乾燥機の2種類が揃えられているようです。
もちろん大は小を兼ねますし、前述したように洗濯よりも余裕のある容量が必要ですが、大きさばかり求めて分数が短くなると乾き方も不十分になってしまいます。
電子マネー対応店舗ならオトクで荷物も少なくなる♪
中には電子マネー対応をしてあるコインランドリーもあるようです。時代の進化を感じますね。
電子マネーなら何枚も100円玉を数えたり、両替したりする手間も省けます。
チャリンチャリンと何枚も100円玉を投入口に入れたり、入れるのが早すぎて戻ってきたり、手元に100円玉がなくてイラっとしたりこともなくなるので、電子マネーはコインランドリーの便利さをグッと上げてくれそうです!
私は梅雨の時期や旅行の後でたくさん洗濯物があるとき、自宅で洗濯してから乾燥だけコインランドリーの乾燥機を利用します。
コインランドリーに行くとき、「洗濯し終わった重たい洗濯物を抱えて持っていくのがかなりつらい…。」と思ってました。
少しでも荷物を減らしたいところなので、電子マネー対応してくれるとスマホひとつになるので楽ですよね♪
さらに、電子マネー会社によってはポイントも貯まるのでおトクですし、ぜひトライしてみてくださいね。
コインランドリーの乾燥機の温度は基本70℃くらい!

コインランドリーの温度は標準が70度です。ふだん使いの洗濯物なら、だいたいこの標準(中温)で乾きます。
しかし乾燥機に温度設定の機能が備わっている場合もあり、相場はだいたい「低温は50~60度」「中温が60~70度」「高温が70~80度」になっています。
高温設定の場合は、布団や毛布などの大きいものが適しています。高温で乾かすことで早く乾きますし、繊維がほぐれ、ふわっとした仕上がりになってくれます。
また、60度以上の温度で乾かすことでダニが死滅するとも言われていますので、寝具はしっかり高温で乾かしたいですね。
低温設定の場合は、女性もののストッキングやポリエステル、ナイロン、アクリルなどの化学繊維素材を使用した衣類が適しています。
ニットなど、タンブラー乾燥はOKでも縮んでしまうのではないかと思われる素材も同じく低温の設定を選びましょう。
「タンブラー乾燥禁止」マークがついた衣類は避ける

まず大前提に確認しておくべきは洗濯表示です。自然乾燥より高い温度で乾燥するので、コインランドリーの乾燥機が使えない衣類ももちろんあります。
衣類のタグにこのような「タンブラー乾燥禁止」のマークがあれば、縮んでしまったり変形してしまったりする恐れがあるため、乾燥機は使えません。
四角の中に丸で乾燥機を表しており、バツで禁止を意味しています。この表示があるものは自然乾燥で対応します。
代表的なのは、ウール、カシミア製のものや皮製品、ファーなど毛皮のものが挙げられます。また和服なども乾燥機に入れてはいけません。
せっかくコインランドリーまで行って、時間もお金もかけて乾燥したお気に入りの服がダメになってしまったら悲しいですよね。乾燥に行く前に事前に確認しましょう。
「cd」の表示が出ても、強制終了してはいけない
それぞれの衣類に適した温度で乾燥機を利用している利用時間の最後の方になると、時間表示のところに「cd」と表示されることがあります。
これは「cool down(クールダウン)」を示しており乾燥機の中で熱くなった衣類を冷ましてくれています。このクールダウンの時間をとることで、衣類にシワがつきにくくなるのです。
せっかちな私はcd表示になると待ちきれず、途中で開けて強制終了することもよくありました。
私と同じく、「ああ、早く帰りたい!」「アツアツの洗濯物たちに包まれたい!!」などなど、はやる気持ちを抑えきれず、クールダウン途中に乾燥機を開けたくなりますよね。
しかしそこはグっとこらえて待つことで、よりきれいに仕上がった洗濯物に再会できます。メリットがはっきりわかっていると、待つのもつらくないですね。
まとめ
- コインランドリーの乾燥機はガス式乾燥機
- 普段の洗濯物なら20〜30分でOK
- 厚手の生地の衣類は調整が必要
- 毛布や布団は40分〜1時間ほど必要
- 値段は8〜10分で100円が相場
- コインランドリー会社によって大きな差はない
- 容量いっぱいに入れない方が乾燥効率が良い
- まだ温かい乾燥機を選ぶと暖機の時間を節約できる
- ドライボールやバスタオルで時短できる
- 乾燥機の温度は標準70度
- 3パターンの温度設定ができるものもある
- 衣類によって温度の使い分けが必要
コインランドリーの乾燥機使うのに、所要時間や値段相場など、わからないことが多くておっくうになっていた人もいるかもしれません。
普段の洗濯物の乾燥にかかる時間は20〜30分。300〜400円ほどの値段で利用できることがわかりました!梅雨時や忙しくて洗濯物が溜まってしまった時などに行ってみると便利ですね。
毛布や布団を乾かす場合は40分〜1時間、600〜800円で利用できます。大きな寝具を干すスペースが取れない方にもピッタリです。
家に乾燥機がない人にとって、とても便利なコインランドリー。
一度利用してみてはどうでしょうか?
最適な生活のための知識を活かして、もっと心地よい日々を送りましょう♪
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