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東京で無料の古民家は珍しい!安くしたいなら事前リサーチがカギ

お役立ち
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古民家暮らししたいけど、そんなにお金がないし、東京で無料の物件を探したい。

タワーマンションが流行する一方で、昔ながらの造りである古民家暮らしへの憧れの声もあります。

古民家ならではの間取りや雰囲気に惹かれて、移住する人やカフェなどの事業を営む人が増えてきました。

東京で無料の古民家を探してみましたが、あまり無料でゆずってくれる物件というのは多くありませんでした。

東京で安価な古民家を探すなら、空き家バンクがおすすめです。さらに市区町村の窓口やLIFULLなどの不動産ポータルサイト、ジモティーなどの掲示板でも古民家の情報を集めることができます。

無料とはいえ、「家」は財産になります。後悔しない、損しないためにも事前情報をしっかりとリサーチして、東京で快適な古民家ライフを送りましょう♪

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東京で無料の古民家はほぼ見つからない!その理由は?

東京で無料の古民家を探してみましたが、多くは見つかりませんでした。

 
 

どうして?無料だったらいいのに。

東京都内の古民家は、たとえ室内の修繕が必要だったとしても、有料価格で充分買い手がつくのです。

東京は土地価格が全国1位で、奥多摩などの23区外に新築を買うとなると、2500万円〜3000万円以上のお金がかかります。都心に近づけば近づくほど、その値段はどんどん上がります。

妥協して東京以外に物件を選んだら、通勤や通学に時間がかかりますよね。

もし寝不足で電車内でうたた寝しようものなら、最寄り駅を乗り過ごして、遅刻してしまいます。

それならば、「無料でなくてもいいから、少しお金を出してでも都内に古民家を買いたい」という人がたくさんいるのも、わかります。

古民家の所有者も、「無料よりも値段をつけて、利益を出したい」と考えますよね。そのため、無料になる前に値段がついた状態で古民家が売れていくのです。

ちなみに、買い手がつかなさそうな理由なら「交通の便が悪い」「スーパーや病院がなく、利便性が悪すぎる」「老朽化によりリフォームに莫大なお金がかかる」が挙げられます。

この条件をめがけて探せば、無料で入手しやすくなりますよ。

古民家の無料物件を東京で探すには空き家バンク

もし東京都内で探すなら、空き家バンクがおすすめです。営利目的ではないため比較的安価で、仲介手数料がかからない場合や、無料で物件をゆずってもらえることもあります。

場所によりますが、安い物件で無料~200万、高い物件で1500万ほどの物件が見つかりました。

空き家バンクは自治体が主体になっている、居住者のいない古民家の情報を紹介するサービスのことです。

東京都内で空き家バンクを運営している自治体を列挙しました。

  • 奥多摩町
  • 檜原村
  • 青梅(おうめ)市
  • 国分寺市
  • 西東京市
  • 豊島区
  • 大島町(離島)
  • 伊豆諸島 新島村(離島)

離島や東京23区以外が多いですね。空き家バンクの目的が「人口を増やして地域活性化したい」であるためだと考えられます。

空き家バンクのサイト内で、登録された有料の古民家と無料の古民家を検索することができます。

空き家バンクに物件を登録するには、いくつかの条件があります。

  • 空き家バンクを運営する自治体に住所がある
  • 不動産会社に登録していない
  • 建築基準法に反する広すぎる住宅
  • 物件所有者が地方税を滞納していないこと

これらが主な条件です。自治体によってさらに追加の条件があったり、違う部分もあったりするので、確認しましょう。

空き家バンクに載っている古民家は条件をクリアしている物件であることが確認できるので、はじめて古民家を探すときでも安心感がありますね。

空き家バンクを利用するには、利用者登録をする必要があります。

登録申込書がそれぞれの自治体のホームページに載っているので、メールやファックスにて対応している窓口に送ります。

その後自治体の窓口を通して、希望の物件の所有者と連絡を取ります。

実際に古民家物件のゆずり受け、購入の申し込みには住民票や税金の滞納がないかどうか確認するための納税証明書などを求められることもあるようです。

少子高齢化で全国的に空き家が増え、東京にも約81万戸の空き家があるとされています。空き家はこれからも増えていきます。

自治体の担当者
自治体の担当者

この物件を選んでうちの市町村へ移住してくださったら、街がにぎやかになって活気が出るので、私もうれしいです。

所有者
所有者

今は関西に住んでいて、家の手入れになかなか行けず困っていたのです。住んでくださるなら私も管理しなくていいから、とてもありがたいです。

そしてあなたは無料であこがれの古民家をゆずり受けることができて、まさに三方良しの紹介制度です。

細かい注意点をよく理解して、上手に使いましょう!

空き家バンクと補助金を組み合わせてコストダウン!

安価で古民家が手に入る空き家バンクですが、契約、税金、リフォームなど、取得後にもお金がかかります。

 
 

せっかく無料で手に入ったのに、なんとかならないの?

空き家バンクに登録されている物件を取引することで受けられる補助金がある自治体も存在します。

リフォームは屋根、外壁、水回りなどなど、リフォームする箇所が多い場合にはトータルで1000万円近くかかることもあるようです。

少しでも安くなるなら補助金制度をしっかりと活用したいところですね。

「全国補助金一覧」で検索したり、自治体の窓口に問い合わせて受給要件に該当する補助金制度がないか調べてみましょう。

耐震補強工事、省エネ設備の設置、バリアフリー化に関する工事、解体費用などが補助金の対象になる可能性があります。

また東京都心に一極集中している人口を、東京郊外や地方に移すため、移住者に補助金を出している自治体がたくさんあります。

少々交通が不便でもいいから田舎暮らししようと考えている人が増えているという世の中の流れも関係しているのでしょうね。

これらの補助金の有無もよく調べることで、古民家取得にかかる費用をよりコストカットできるでしょう。

空き家バンク以外でも探せる!探し方3選

「自分が希望している地域に空き家バンクがない」または、「空き家バンクでは理想の古民家が見つからない」場合もありますよね。

空き家バンクで見つからない場合は、自治体のまちづくりに関する窓口に問い合わせたり、不動産ポータルサイトから検索したり、ジモティーなどの掲示板を利用する方法があります。

空き家バンクと名はついていないけれど、同様に古民家所有者と活用希望者の橋渡しの役割をする窓口を設置している市区町村があります。

東京都内で空き家物件の紹介をしている区をまとめました。

  • 練馬区
  • 小金井市
  • 日野市

空き家バンクと同じような形で古民家の紹介や希望している側の団体の詳細がわかるサイトもあります。

ネット上では詳しい古民家の所在や情報まではわからず、興味がある方は窓口までご連絡ください、としている自治体もあります。

また、以前は活動していたけれど、「活動は終了しました」と記載されているサイトもありました。

空き家バンクがなくても、一度自治体のホームページや窓口にて問い合わせてみると、空き家支援の活動を見つけられるかもしれません。

居住だけでなく、事業を営み地域活性化していくことを支援している活動もあるようです。事業をお考えなら、窓口に問い合わせてみるといいですね。

また、LIFULLやアットホームなどの不動産ポータルサイトを運営している法人でも、同じように空き家についての情報を紹介しています。

しかし営利を目的として運営されていますので、物件自体は無料でも、法人に対する仲介手数料が発生しますので注意しましょう。

最後にジモティーのような掲示板サイトです。空き家バンクや不動産ポータルサイトなどで紹介されていない、いわゆる「穴場」として、良い物件が見つかるかもしれません。

誰でも書き込めるので、トラブルに巻き込まれないためにも周辺知識をつけておき、細かく記載されている条件を読み込む必要があります。

新築の建物と比べて、古民家の情報は出回りにくいとされています。

リサーチ力が試される場面ですので、いろいろな方法で調べられると自分が求めている無料の古民家物件に出会いやすくなりそうです。

無料には必ず理由がある!固定資産税などに注意

所有者側がせっかく所有している古民家を無料になったとしても、どうにか手放したい理由は以下が考えられます。

  • 固定資産税が払い続けられない
  • 解体するのにお金がかかるが、費用がない
  • 県外に住んでいて手入れできない

放置された空き家は、「特定空き家」に指定されると、固定資産税が最大で6倍にも膨れ上がります。

また、「都市計画税」もかかります。この2つの税金は古民家を所有していることで発生する税金として毎年かかる、ランニングコストでもあるのです。

また一般的に築年数が50年以上の家屋のことを「古民家」といいますが、老朽化により大規模な修繕が必要であったり、建築当初は考慮されていなかった耐震などの工事をすることが金銭的に難しいこともあります。

これらの事情により、空き家を手放そうとする所有者が増えています。

つまりは無料で手に入る古民家は、「値段がつかない」もしくは「所有者の事情で0円でも手放したい」お家なのです。

憧れの古民家が無料で手に入るなんてとても嬉しいことですが、「タダほど高いものはない」という言葉もあります。

デメリットもきちんと理解したうえで古民家探しをしていきましょう。

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古民家を無料で手に入れた後は税金に注意!

面倒な契約ごとも乗り越えて、家が無料で手に入ったなんて嬉しすぎますね。しかしこれで終わりではありません。

無料でゆずり受けた家にも税金がかかります。取得時には「贈与税、登録免許税、不動産取得税」、そして毎年「固定資産税、都市計画税」の税金が発生します。

さっき「固定資産税、都市計画税」には触れたので、ここでは取得時にかかる税金3つに触れていきますね。

古民家をゆずり受けたときにかかる税金(取得時のみ)
  • 贈与税…相続税評価額をもとに計算される
  • 登録免許税…固定資産税評価額の2%で計算される
  • 不動産取得税…固定資産税評価額の3~4%で計算される
    (一定の要件を満たせば不動産所得税はかからない場合がある)

まず「贈与税」は、ゆずり受けたときの物件価格(時価)ではなく、「相続税評価額」で決まります。

「相続税評価額」とは、財産の価値を示した評価額のことです。

土地と建物、それぞれに対して国税庁が定めた評価方法に沿って評価額が決められます。主に相続税の計算が多いですが、「贈与税」にも同様に用いられます。

物件をゆずり受けるときは無料だったとしても、その物件の価値が「0円」ではないのです。相続税評価額から計算した金額分、贈与税はかかるのですね。

そして「登録免許税」は、元所有者からあなたへ所有権を移したときにかかります。「不動産取得税」は不動産を取得した際にかかり、都道府県へ納税します。

この2つは、「固定資産税評価額」により決まります。

「固定資産税評価額」とは、「古民家」という固定資産の価値を示した評価額のことで、各自治体により細かく評価され決定されます。

毎年1月1日時点で、古民家の所有者に「課税明細書」が郵送で送られ、通知されます。それ以降に古民家をゆずり受けた場合は、もとの所有者から受け取ります。

素人の私には違いがわからないような税金ばかりで発狂しそうです(笑)

納めないと延滞税が取られたり、せっかく取得した不動産が差し押さえられることもあるそうです。

恐ろしいですね。わからないことがあるときには、近くの役所や税務署に相談しましょう。

これから事業を営みたいなら、担当の税理士さんにも確認するといいですね。

古民家を無料で取得した後もこれらの諸費用がかかるということは念頭に置いて準備をしておかなければいけません。

古民家取得には手続きにもお金がかかることがある

さらに古民家取得にかかるお金は税金だけにとどまりません。

空き家バンクは物件の紹介と、所有者との引き合わせをするのみですので、契約の手続き等は仲介してくれません。

自分自身で古民家の所有者の方と契約する手続きにもお金が発生します。

手続きの内容とかかるお金の目安をまとめました。

空き家バンクで物件を見つけて契約するときの手続きの流れ
  • ゆずってもらう前に建築士の検査を受ける
    費用は5万円~10万円前後、床下含む場合15万円前後
  • 所有権移転登記手続き…行政書士に依頼 
    費用は数万円~5万円前後
  • 譲渡契約書作成費…弁護士・司法書士に依頼 
    費用は1万円~3万円前後

すべて合わせると、20万円~30万円ほどかかりそうです。

建築士の検査は必ずしも必須ではないですが、古民家の所有者も気づいていないような欠陥が隠れていることもあります。

せっかく無料で手に入れた家も、のちのちリフォームすることが多くて、トータルでとんでもない修繕費がかかってしまったということも少なくありません。

老朽具合、今後どれくらいのリフォームが必要かの目安などを知るためにも、実施しておくと安心です。

無料だからこそ自分で必要書類をそろえたり、手続きに関係する専門家に依頼するなどの手間がかかってしまう大変さがありますね。

文字を見ていただけで眠くなりそうな書類の山に圧倒されて、くじけてしまいそうな自分が想像できます。

しかしゆずってもらうとはいえ大事な契約ごとです。雑に扱ってしまうと後々トラブルになり自分が後悔することになるかもしれません。

「トラブルを避けたい、自分でやりたくない」という場合には、自治体と協定を結んでいる宅建業者に依頼して仲介に入ってもらえる場合もあります。

その際には無料ではなく、仲介手数料が10万円~20万円ほどかかります。ただし、物件の値段により増減します。

各自治体の窓口と相談しながら丁寧に手順を踏んでいきましょう。

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古民家を無料で賃貸は難しい!格安では可能

 
 

無料でもらうとなると、いろいろ手続きが面倒だな。いきなり買うのも不安だし、賃貸できないの?

調べてみましたが、古民家を無料で賃貸することはほとんど行われていないようです。

所有者が古民家を手放したい理由の多くが「固定資産税がかかる」「取り壊しの費用がない」などのお金にまつわる問題です。

固定費はずっと所有者にかかり続けた上で、無料で賃貸契約してくれるという仕組みはなかなか難しいかもしれませんね。

賃貸するなら有料であるほうが、所有者にとってメリットがあるので探しやすいでしょう。

無料ではないけれど、1~2万円台の格安で賃貸できる古民家物件もありましたので、安く借りられる物件でリアルな古民家暮らしを体験することができます。

古民家体験サービスでリフォーム後の暮らしをイメージ

 
 

古民家暮らしってどんな暮らしなんだろう?リフォームしたらどんな雰囲気になるかも知っておきたいな。

そういう方には、古民家体験ができるサービスがあるのでそちらがおすすめです。

古民家でカフェや整体、ホテルを営んでいる方や、BBQや農業体験などの体験型サービスを売りにして「古民家で過ごす体験」ができる場所が増えてきています。

奥多摩で古民家一棟貸し切り、展望風呂付きの「田舎暮らし体験」や檜原村のドッグランつきの古民家「風張」では一日一組限定で古民家暮らしをのびのび楽しめるサービスも展開されています。

古民家暮らしってどんな感じかな、とか、調べている古民家がある地域はどんな雰囲気なんだろうというのを実際に体験できるので、イメージが湧きやすいですね。

実際に商業利用しようと思っている方にとっては、お手本となる素敵な古民家と出会えるチャンスですね!

ただし、古民家体験で出会えるのはリフォーム済みの古民家ですから、無料~安価で購入した古民家のそのままの状態ではないことは念頭に置いていてくださいね。

私だったら、「せっかく古民家で過ごすから、味噌づくりとか梅干しつけたりとか、お茶をたてたり、とびきりアナログな体験をしてみたいな」なんて思っちゃいました。

子どものころ、夏休みの間におばあちゃんの家に行ったときみたいな、いつまでも懐かしい特別な思い出になりそうです。

まとめ

  • 東京で無料の古民家を探すなら、まずは自治体運営の空き家バンクを利用する
  • 東京の空き家バンクは23区以外が多い
  • 空き家バンクの利用登録はネット上でできる
  • 空き家バンクは古民家物件の紹介までを担当するため、所有者とつながってからの契約手続きは自分でする
  • 古民家物件自体は無料だが、所有権移転登記手続きや契約書作成にて費用がかかる
  • 契約前にゆずってもらう古民家を検査してもらっておくと老朽具合や欠陥などがわかる
  • 古民家を無料でゆずってもらった後、贈与税、登録免許税、不動産取得税が発生する
  • ランニングコストとして、毎年固定資産税と都市計画税がかかる
  • 無料で賃貸できる物件はない、賃貸するなら有料しかない
  • いきなり古民家を買うことに不安があるならまずは古民家体験で雰囲気を体感するとよい

ビルばかりでコンクリートジャングルのイメージの東京ですが、意外と郊外には一軒家が多く、今後も少子高齢化で空き家は増えていくと言われています。

無料で古民家物件を手放したい人も増えてくるでしょう。これからがチャンスですね。

おトクに古民家を手に入れる方法を知っていたら、東京にいながら古民家の昔ながらの雰囲気につつまれて、心地よくほっとするお家で過ごせますね♪

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