グルーで付けたネイルチップを外すと、爪の表面がはがれてしまったり、爪にグルーが残ったり、どういう取り方をするのが正しいのか悩みますよね。
ネイルチップを無理矢理はがしてしまうと爪がボロボロになります。チップが上手く取れても、グルーがついたままで爪はボコボコです。
実は、リムーバー(アセトン)を使えば、簡単にグルーを溶かして外すとこができるんです!
過去に私は、「ただ、外せばいい」と思い、無理矢理ネイルチップを外したことがあります。
私の爪は、背爪と呼ばれる爪の表面がえぐれてしまいました。
治るまでにすごい時間がかかってしまい、とても後悔したので、取り方を調べました。
グルーだけでなく、両面シール、粘着グミの取り方も併せて紹介しています。
あなたの爪を傷付けずに、オシャレを楽しむことができます!!
ネイルチップのグルーにはアセトンを使った取り方を!
グルーの取り方なら、アセトン入りのネイルチップリムーバーを使った方法がいいです。
アセトンとは、物質を溶かす性質のある有機化合物のことです。アセトンの配合量が多いほど、溶かす効果も高まります。
ただし、アセトンはグルーだけでなく、ネイルチップそのものも溶かします。取れないからとたくさんアセトンをしみこませると、ネイルチップまで溶けてしまいます。
作業をするときは、焦らずゆっくりしみ込ませましょう。準備するものは、以下のとおりです。
- ネイルチップリムーバー(アセトン入り)
- ウッドスティック
- ネイルファイル(爪やすり)
- キューティクルオイル又はハンドクリーム
ネイルチップを取るときには、ネイルチップ専用のリムーバーを準備します。どんなふうに取るのか、手順もご紹介いたしますね。
- 自分の爪とネイルチップの隙間にネイルチップリムーバーを流し込み、2分程度放置する
- ネイルチップが浮いてきたら、ウッドスティックを自分の爪とネイルチップとの間に入れて少しずつはがしていく
(はがれない場合は1と2の作業を繰り返す) - 爪にグルーが残っている場合は、ネイルファイルを使って削って落とす
- キューティクルオイルかハンドクリームを使って爪の保湿する
リムーバーに含まれているアセトンは、使用上の注意があります。それは「換気」「使用頻度」「火気使用」「爪の保護」です。
まず、アセトンは高い揮発性(きはつせい)を持っています。空気中にアセトンがすぐ蒸発してしまうため、めまいやは引け防止のために必ず換気をしながら使いましょう。
また、使用頻度は週1回が目安です。アセトンを週に何回もに吸い込むと、頭痛や気管支炎などの健康被害を起こしてしまいます。
そして、ストーブを使っているときにはリムーバーの使用を控えましょう。
空気中にアセトンが蒸発した状態で引火性も高いため、空気中にライターの火をつけようものなら、アセトンと火が結びつき爆発してしまいます。
さらに、アセトンを使ったあとはキューティクルオイルやハンドクリームで爪を保護しましょう。
アセトンを使いすぎると、爪が傷んでしまい、二枚爪になりやすいです。必ずせっけんを使って手を洗い、爪を保護しましょう。
ハンドソープや石けんを使った取り方もある!
ハンドソープを使って、ネイルチップを落とす方法があります。準備するものは以下のとおりです。
- ハンドソープ
- ぬるま湯
- ネイルファイル
- ネイルチップリムーバー
- コットン
上で紹介したものを使った落とし方の手順をご紹介します。
- ボウルにぬるま湯とハンドソープを入れ、せっけん水を作り、15分間爪が浸るようにする
- グルーが柔らかくなったら、優しくネイルチップを取り除く
- 自分の爪に残ったグルーをネイルファイルで削り、水で洗い流す
- コットンにネイルチップリムーバーを染み込ませ、残ったグルーをふき取る
お湯の中にお好きなアロマオイルを垂らして、1日の疲れを取りながら、リラックスしてグルーを落とすのもいいですね♪
お湯で落とせるグルーなら1日ネイルにも有効!
「アセトンで手指が荒れてしまう」、または「材料を揃えるのが難しい」「これからグルーを購入しようとしている」といったあなたなら、『お湯で落とせるグルー』がおすすめです。
1日でオフするため衛生的ですし、アセトンを使わないため、ネイルチップを何度も使えるのです。準備するものは以下のとおりです。
- 洗面器
- ウッドスティック
- コットン
- 消毒用エタノール
準備ができたら、取り方の手順をご紹介しますね。
- 37℃~40℃位のお湯の中に15分間指を入れて、グルーをふやかす
- グルーが柔らかくなったら優しくネイルチップの先端を浮き上がらせて、自分の爪からネイルチップをはがす
(ウッドスティックを使って優しくゆっくりと外す) - 自分の爪とネイルチップ側に残っているグルーを消毒用エタノールでふき取る
お風呂の温度と同じだから、お風呂に入ったまま取れますよ。
爪が割れたときの応急処置にはこの方法!
ゆっくりネイルチップを外しても、グルーが強力で取り方を失敗し、思わず自分の爪に亀裂(きれつ)が入ってしまうことがあります。
もし、そうなってしまった場合には応急処置をしましょう。使用するものは、ばんそうこうとはさみです。
まず、ばんそうこうを適当な大きさに切ります。爪の割れ目全体を覆うように貼ります
爪の割れ目よりも、ほんの少し大きめに切るといいです。
割れた爪の高さがしっかり揃っていることを確認して、均等に圧力をかけてばんそうこうをしっかり密着させます。
割れ目の方向に沿って指を滑らせるようにはると、爪の割れが広がりにくいです。
爪が元通りになるまでは、ばんそうこうや爪を何かに引っかけることがないように気を付けて過ごしましょう。
ばんそうこうをはがすときは、爪の割れ目と同じ方向に向かってはがすとキレイにはがれますよ。
ネイルチップを両面シールで貼ったときの取り方は?
ネイルチップ用の両面タイプのシールはグルーと比べて簡単に取れてしまうことがあります。
両面シールのメリットは、急な用事や急いでいる時に、すぐに付けられて、取り方が簡単なことです。
簡単に取れますが、粘着力が強いと、シールにひっぱられて、爪の表面に重なっている薄いプレート(背爪)もはがしてしまう可能性が高いです。
両面シールは無理にはがさず、ぬるま湯につけて外しましょう。
両面シールの取り方で必要なものは以下のとおりです。
- ウッドスティック
- ぬるま湯を入れた洗面器
- コットン
- キューティクルオイル又はハンドクリーム
上の準備物を使った取り方の手順を紹介いたします。
- ぬるま湯の中に指を入れて、両面シールを柔らかくします。
- ネイルチップの先端を指で軽く押し、爪との間にできた隙間にウッドスティックを差し込み、ゆっくり持ち上げます。
- 爪に残ってしまったシールは、水を含ませたコットンをウッドスティックに巻きつけて、少しづつ押しながら外します。
- キューティクルオイルかハンドクリームで自分の爪を保湿します。
両面テープタイプは爪が傷みにくい、ネイルチップを繰り返し使えるというメリットがあります。
グルーと比べて、水に弱い、衝撃で取れやすい、ということが難点ではありますが、ちょっとしたお出かけには、両面テープタイプは使いやすくて便利ですね。
ネイルチップの取り方は粘着グミならとっても簡単!!
粘着グミの取り方は、ネイルチップを指の先端側に引っ張り、テコの原理で爪先を軸にして取り外します。とっても簡単な取り方で外すことができます。
粘着グミは、両面テープと比べて厚みがあり、柔らかくて形を自由に変形させることができます。
形が変形できることで、爪とネイルチップの間を隙間なく密着させることができるのです。
粘着グミは、何度か外しても繰り返し使うことが出来ますが、装着前には爪の汚れや油分を取り除いてから付けると粘着グミが長持ちします。
外した後は粘着グミにホコリが付かないように保管すれば、ネイルチップをまた使うことができます。
ですが、粘着グミは水に弱く、ネイルチップが取れやすくなってしまうのと、細かい作業をする時に外れやすいので、取り外してから作業をすることをおすすめします。
こんなに簡単な取り方なら、せっかちなあなたも、安心してネイルチップを楽しむことができますね♪
まとめ
- グルーを使ったネイルチップの取り方はネイルチップリムーバーを使う
- ネイルチップリムーバーの主成分はアセトンである
- アセトンを使うときは換気をして、火気厳禁を守る
- アセトンを使った後は、せっけんで手を洗い、キューティクルオイルかハンドクリームで保湿する
- アセトンは週1を目安に使い過ぎに注意する
- ネイルチップのグルーには、お湯で落とせるグルーがある
- 爪が割れてしまったときの応急処置には、ばんそうこうを使う
- 両面シール使ったネイルチップの取り方にはお湯を使う
- グルーと比べて両面シールは爪への負担が少ない
- 粘着グミは、簡単に取り外しができて何度も付けることが出来る
1日だけ付けたい時、急な用事で使いたい時、爪の長さを出したい時、ネイルチップはとても便利なものです。
グルーも、両面テープも、接着ジェルもそれぞれ適切な取り方があります。
間違ったやり方でネイルチップを外してしまうと、自分の爪の表面まではがれてしまい、後戻りできないことになります。
そうならないように、ネイルチップを使うときは、取り方に注意しましょう。
ネイルチップでおしゃれをして、気分を上げてお出かけができますね♪
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