今まで普通に使えていたマイクが、急に使えなくなってしまったら、なぜ、認識しないのかって、焦ってしまいますよね。
私も、スカイプで仕事をしようと思って準備をしていたら、急にマイクが認識しない状況になり、焦ってしまいました。
Windows10で内蔵マイクの不具合が起きているのか、マイクがデバイス内の設定で有効になっているかの確認方法や、設定方法をご紹介しています。
デバイス内の設定が問題で認識しないのに、パソコンが壊れたのと勘違いして、パソコンを購入するのは、もったいないですよね。
焦って後付けマイクを買いに行かなくても、消えてしまった内蔵マイクが、あなたのデバイスに設定し直すことによって戻ってきますよ!
マイクが認識しないで困っている家族や友達にも教えてあげると喜ばれますよ♪
マイクがデバイスで認識しないときの確認方法
マイクを使いたいのに、使っているデバイスで認識しない場合、まずは、マイク自体の故障なのか、デバイス内の設定問題なのか、確認しましょう。
- ボイスレコーダーを使ってマイクを確認
- サウンドの設定画面から確認する
- サウンドデバイスを無効から有効にする方法
- プライバシーからマイクのアクセスを許可する方法
この4つの内容を紹介しますので、あなたのデバイスが、なぜ、マイクを認識しないのかを見てみましょう。
ボイスレコーダーを使ってマイクを確認する
あなたが使っているパソコンのデバイスでマイクに不具合が起きているのか、確認しましょう。
確認方法には、ボイスレコーダーを使用します。Windows10の操作方法で説明します。
- デスクトップ画面、左下にあるスタートボタンを左クリックする
- アプリで「は行」の中から、『ボイスレコーダー』を選ぶ
- マイクへのアクセスを『許可』する
- 画面の真ん中に表示されているマイクをクリックして録音を開始し、声を入力する
- もう1度マイクをクリックして、録音を終了し、再生されるか確認する
録音出来ている場合、マイクは正常に動いています。ですので、マイクが認識しないのは、マイクの不具合ではない、ということが分かりました。
次は、デバイス内の設定が適切か、マイクがアクセス許可になっているかを再確認しましょう。
サウンドの設定画面から音が出ているか確認する
使っているデバイスから、音が出ているかを確認する方法です。
- 左下のWindowsマークを左クリックする
- 設定を開く(歯車のようなマーク)
- 『システム』を選択する
- 『サウンド』を選択してクリックする
- 『入力』にある『マイクのテスト』の青いバーが動いているか確認する
- 『マイクのテスト』の青いバーが反応していないときは、『入力デバイスを選択してください』の項目からマイクが接続されているデバイスを選択する
この作業で青いバーが反応したら、バッチリ音声を認識できているので解決ですね!!
サウンドデバイスを無効から有効にする
サウンドデバイスが『無効』になっていたら『有効』に変更しましょう。Windows10での確認方法をご紹介します。
- 左下のWindowsマークを左クリックする
- 設定を開く(歯車のようなマーク)
- 『システム』を選択する
- 『サウンド』をクリックする
- 『サウンドデバイスを管理する』の設定画面で、入力デバイスを『有効』にする
サウンドデバイスとは、パソコンで音声を再生したり、録音するために使う機器のことです。
サウンドデバイスが無効になっていることで、音が出ない場合があります。
サウンドデバイスを有効にして、マイクが使えるか、確認してみてください。
プライバシーからマイクのアクセスを許可する
設定のプライバシーから、マイクのアクセスを許可する方法です。Windows10の操作方法でお伝えします。
- 左下のWindowsマークを左クリックする
- 設定を開く(歯車のようなマーク)
- 設定のメニュー画面から、『プライバシー』をクリックする
- 『このデバイスでのマイクへのアクセスを許可する』を確認する
- 『オフ』の場合、変更を押して『オン』にする
- 『このデバイスのマイクへのアクセスはオンになっています』を確認する
- その下にある、『アプリがマイクにアクセスできるようにする』を『オン』にする
プライバシー設定でマイクが許可されていない時の対処方法は終わりです。
アプリ個別でマイクアクセスがオフになっている可能性もあります。マイクを使いたいアプリのアクセス許可をとりましょう。
その場合は、『アプリでマイクにアクセスできるようにする』項目の下へスクロールします。
さらに設定の1番下にある『マイクにアクセスできるMicrosoft Storeアプリを選ぶ』から、マイクを使いたいアプリを『オン』にします。
念のため、そのページの下にある『デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする』を『オン』にしておきましょう。
そもそもパソコンに内蔵マイクがあるかを確認する方法
初めてマイクを使おうとしているあなたには、該当するかもしれません。
全てのパソコンがマイクを内蔵しているわけではないことを覚えておきましょう。
使用しているデバイスにマイクが入っているかをWindows10の操作方法で説明します。
- デスクトップ画面上の左下にあるWindowsマークを右クリックする
- 『デバイスマネージャー(M)』をクリックして開く
- オーディオの入力および出力をクリックする
このとき、スピーカーは表記の下に、マイクの表記がない場合は、もともとあなたのデバイスにマイクが入っていません。
パソコンにマイクが内蔵されていない場合は、外付けのマイクを購入しましょう。
マイクを使いたいのに、声が拾われずに使えないと、とても困りますよね。
私も経験者なので、お気持ちとても分かります。パソコンの買い直しまで、頭をよぎりました。
デバイス内の設定が、急に変更されているとは、気が付かないですよね。
これで、あなたのマイクが使えるようになったらば、とても嬉しいです♪
マイクがデバイスから消えた!原因はアップデート
昨日まで、内蔵のマイクが使えていたのに…私のデバイスから消えた!!
Windowsのアップデートなどがアプリを操作していない状態でも、画面の裏側で情報取得や更新されることがあります。
それによって、デバイス内からマイクそのものが消えてしまうことがあるようです。その場合は、以下のように再設定してください。
- デスクトップ画面、左下のWindowsマークを右クリックする
- 『デバイスマネージャー(M)』を開く
- 操作から『レガシハードウェアの追加(L)』をクリックする
- 『ハードウェアの追加ウィザードの開始』を『次へ(N)』を選択する
- 『ハードウェアを検索して自動的にインストールする(推奨)』を、選択してから 『次へ(N)』をクリックする
- 『コンピューター上では新しいハードウェアは検出されませんでした』と出てきますが、気にせず、そのまま『次へ(N)』をクリックする
- 『次の一覧からインストールするハードウェアの種類を選択してください』から『サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー』を選択し、『次へ(N)』をクリックする
- モデルが複数ある場合は、一番新しいバージョンを選択し、『次へ(N)』をクリックする
- 『ハードウェアをインストールする準備ができました』と表示されたら、『次へ(N)』を押す
内蔵されているマイクのメーカーが分からない場合は、インターネットで「パソコンの型番 マイク」で検索しましょう。
今まで使っていた、マイクが消えたら、ビックリしてしまいますよね。
アップデートによって、マイクが消えたと分かれば、インストールして、また使えるなら、安心ですね。
アップデートが行われた後は、デバイス内にマイクがあるか確認しておきましょう。
マイクがデバイスにない時はドライブを再インストール
マイクがデバイスで認識しない場合、サウンドドライバーに問題があるかもしれません。
サウンドドライバーに問題があった場合は、サウンドドライバーを再インストールしましょう。
サウンドドライバーの再インストールは、オーディオやサウンドに不具合が生じたときに、試す対策の1つです。
- デスクトップ画面の左下にある『スタート』ボタンを右クリックし、『デバイスマネージャー(M)』をクリックする
- 『サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー』を選び、クリックする
- 使用したいマイクの項目を右クリックし、表示されたメニューから『デバイスのアンインストール』をクリックする
- 『このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します』でチェックが外れていることを確認し、『アンインストール』をクリックする
- ドライバーのアンインストールが完了したことを確認し、パソコンを再起動する
この時、アンインストールすると、もともと使用していたオーディオドライバーは、削除されるので、注意してください。
アンインストールをした後に、パソコンを再起動することで、内蔵されているデバイス構成の差異が認識されます。
すると、本来入っていたマイクのデバイスが自動的に再インストールされます。
外付けマイクがデバイスに認識されないときの確認方法
外付けマイクがあなたのデバイスで認識されない場合に、以下の4つを確認しましょう。
- プラグとジャックは合っているか
- 外付けマイクとデバイスが『有効』になっているか
- オーディオドライバーに問題はないか
- マイクはミュートになっていないか
外付けマイクには、ヘッドセットやコンデンサーマイクなどがあります。
パソコンによって、適切な端子があり、合った物を使っているかが、大切です。
差込口がUSBタイプの物や、Bluetoothタイプの物もあります。
今回は、差込口を間違えやすい、3極プラグと4極プラグについて説明しています。
外付けマイクの端子は接触不良を起こしていないか
外付けマイクを使用している場合、「プラグ」と「ジャック」に接触不良がないかを確認しましょう。
「プラグ」とは、ヘッドセットマイクのケーブル先端にある棒状の金属部分です。
「ジャック」とは、パソコン側の差込口を言います。接触不良が原因でマイクが使えないかもしれないので、3つのことを確認しましょう。
- プラグを接続しなおす
- プラグ部分に汚れがないか確認する
- プラグの規格が合っているかを確認する
1つ目は、単純に接触不良が起きてマイクが認識されない場合、プラグを指し直すことで解決することがあります。
2つ目は、プラグ部分にホコリなどの汚れが付いていないかを確認します。
ホコリがデバイス内部に侵入すると、接触不良を起こしたり、雑音の原因になったり、音質劣化の原因になります。
ササっとホコリを取り除くだけで雑音や音質が回復するなんて、簡単ですね♪
3つ目は、プラグの規格を確認しましょう。まずは、手持ちのプラグが3極プラグか4極プラグを確認しましょう。
3極プラグの場合は、ヘッドセットマイクのケーブルが「マイク用」と、「音用」で2つに分かれています。
そして、プラグには、白や黒の線が2本入っていて、3分割されています。
この場合、パソコン側には、「MIC(マイク用)」「LINOUT(音用)」に、それぞれにヘッドセットを間違えずに」差し込みましょう。
4極プラグの場合は、プラグに、黒や白の横線が3本入っていて、4分割されています。
パソコン側は、4極ジャック用は、差込口が1つになっています。
パソコンのプラグを差すところが4極なのに、3極プラグのマイクを買っちゃったわ!
これもう使えないの?
もし、規格違いのプラグを購入してしまい、マイクが、あなたのデバイスに認識されない場合は、専用の交換プラグが売られています。
交換プラグを使うと、3極を4極にできます。逆に、4極から3極として使うことができます。
以下にはそれぞれのおすすめ商品を紹介しております。交換プラグを購入するか、新しいマイクを購入するかは値段を見て検討しましょう。
外付けマイクをデバイス設定で有効にする
あなたのデバイスで外付けマイクを有効にする手順は以下のとおりです。Windows10の操作方法で説明します。
- タスクバーに右側にあるスピーカーのアイコンを右クリックする
- 表示された『サウンド』をクリックする
- サウンドウィンドウが表示されたら、上部にある『録音』のタブをクリックする
- リスト中の録音デバイスを右クリックして『無効なデバイスの表示』にレ点を入れる
- 録音デバイス一覧から、使用しているマイクを『有効化』する
これで外付けマイクがデバイス内で有効になり、マイクが使えるようになります。
オーディオドライバーが古くなって機能しない場合
オーディオドライバーとは、パソコンがマイクを管理する専用のソフトウェアのことです。
マイクの「オーディオドライバー」のバージョンが古く、マイクが正しく機能していない場合の対処方法です。
- デスクトップ画面の左下にある『スタート』ボタンを右クリックし、メニューから『デバイスマネージャー』をクリックする
- 『サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー』をクリックし、デバイスの一覧を表示する
- 使っているヘッドセットを右クリックし、『ドライバーの更新』をクリックする
- 『ドライバーを自動的に検索』をクリックして更新する
新しいバージョンのオーディオドライバーが見つかった場合、自動でオーディオドライバーの更新が始まります。
マイクがミュートになっていないか確認する
マイクがミュートになっていると、マイクの音を拾ってくれず、音が聞こえない場合があります。
設定がミュートになっていないか確認し、ミュートを解除しましょう。Windows10の操作方法で説明します。
- 左下のWindowsマークを左クリックする
- 設定を開く(歯車のようなマーク)
- 『システム』を選択する
- 『サウンドコントロールパネル』を選択してクリックする
- コントロールパネル画面の『録音』のタブを開く
- 『マイク』を右クリックし、メニューの『プロパティ』をクリックする
- マイクプロパティ内の『レベル』タブを選択する
- レベル内の『スピーカー』をクリックする
- スピーカーのアイコンに付いている『禁止マーク』をクリックする
- 『サウンド』の画面に戻り、『OK』をクリックする
ミュートを解除して、マイクが使えるようになるといいですね♪
まとめ
- マイクが使えるか、ボイスレコーダーを使って確認する
- デバイスから音が出ているか、サウンドの設定画面から確認する
- サウンドデバイスを無効から有効にする
- マイクが認識しない時、プライバシー設定で許可してあるか確認する
- サウンドドライバーに問題があった場合は、サウンドドライバーを再インストールする
- プラグとジャックに接触不良がないか、デバイスに指し直して確認する
- プラグには3極と4極の2種類があり、パソコン側のジャックも2穴と1穴がある
- 「オーディオドライバー」のバージョンが古くマイクが正しく機能しない場合がある
- デバイスに内蔵マイクがあるか、マイクがミュートになっていないか確認する
あなたのデバイスがマイクを認識しないとき、原因が分かれば安心ですね♪
私も使いたかったマイクが認識しないせいで、急に使えなくなった時は焦ってしまいました。
アップデートによって、マイクが使えなくなるとは、思っていなかったことが原因でした。
今は、マイクがデバイスから消えてしまった時は、1つずつ確認して、自分で解決が出来るようになりました。
あなたも、急にマイクが使えなくなっても、焦らずゆっくり、1つ1つ解決していきましょう。
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