化粧下地は綺麗にメイクした状態を保つためにも大事な工程です。
ちなみに私もよく塗り忘れていましたが、やはり塗り忘れた日はメイクがヨレやすいです。
眉毛やチークなどを忘れたなら後で足す事が出来ますが、化粧下地となると後戻りが出来ず困りますよね。
しかし、化粧下地を塗り忘れた時の応急処置はポイントメイクのやり方と使う色味を変えることで綺麗な状態を保つことができます!
今回は化粧下地を塗り忘れた後の応急処置や、塗り忘れを防ぐための対策などをご紹介していきます。
応急処置は化粧下地を塗り忘れた時だけでなく、毎日の化粧直しにも役立つのでぜひ覚えていただきたいです!
「どうせ今日だけだから…」とブルーな気持ちで1日を過ごすのはもう終わりにしましょう!
化粧下地を塗り忘れたらポイントメイクで調整する!
化粧下地を塗り忘れた時の応急処置は、ポイントメイクのやり方と使う色味を変えることでカバーできます。
- ハイライト…いつもよりしっかりめに仕上げる
- チーク…赤み系やオレンジ系のチークをほんわりと広めに乗せ、ぼかしながら仕上げる
- アイシャドウ…ゴールド系で肌なじみよく仕上げる
- リップ…リップを強調するカラーで仕上げる
くすみ対策に使うのは、比較的使いやすい赤み系やオレンジ系です。特にチークやリップで持っていると、何かと使えて便利です。
化粧下地を塗り忘れてしまうと、時間が経つにつれてくすみが進んでしまいます。
どうにか応急処置しようとファンデーションを塗り重ねてもやがてはくすむことになり、それではきりがありませんよね。
化粧下地を塗り忘れた時はポイントメイクを工夫し、くすみ対策を行っていきましょう!
ハイライトはいつもより気持ちしっかりめに乗せよう
ハイライトは、いつもより気持ちしっかりめに乗せることが大事です。
使うハイライトの色味は、ホワイトやシルバーよりはベージュ系の方が肌なじみがよく自然に仕上がりますよ。
肌がくすんでくると全体的に顔色が暗くなり、疲れたような印象を与えてしまいます。
ハイライトをしっかり仕込んでおくことで顔色全体が暗くなることを防ぎます。
また、ハイライトに含まれるパールが光を拡散させる役割を果たし、結果的にくすみを目立たなくすることができますよ。
ちなみに、化粧下地を塗り忘れた日のくすみ対策ですが、私のおすすめは鏡を見るタイミングでティッシュオフ(ティッシュで皮脂を取る)することです。
ティッシュオフするかしないかではメイクの持ちが断然変わってきます。
くすみは皮脂の酸化が原因で起こるため、ティッシュオフはくすみ予防に効果的といえます。
あぶらとり紙だと皮脂を取り過ぎてしまうので必ずティッシュを使うようにしてくださいね。
ポイントメイクには赤み系やオレンジ系を使おう!
ポイントメイクは赤み系やオレンジ系のものがおすすめです。
チークのくすみ対策なら、ポピュラーなものだとコーラルピンクやアプリコットのチークがいいですね。
普段よりも広めの範囲でふんわり乗せると肌なじみよく仕上げることができます。
このとき、ファンデーションとチークの境目をよくぼかすことで内側からにじみ出るような健康的で美しい頬に仕上がります。
もし持っていれば、イエローチークを乗せるとくすみを飛ばしつつさわやかさをプラスしてくれますよ。
個人的に私は透明感のある肌に仕上げたくてブルー系チークをよく入れます。
しかしチークは入れ方を一歩間違えると、ポイントメイクが浮いて見えたり、顔色が悪そうに見えたり、印象が悪くなってしまいます。
くすみ肌対策としては避けましょう。ただ、もしブルー系チークを使いたいなら部分的に入れることで自然な透明感を演出できます。
赤み系やオレンジ系を乗せたあと、頬の一番高い部分に少し乗せると自然に仕上がりますよ。
アイシャドウなら華やかなゴールドもおすすめ♪
アイシャドウならゴールド系も肌なじみが良く、華やかさも演出してくれます。
ポイントメイクコスメの中でもアイシャドウは特にたくさんの種類と色がありますよね。
赤み系やオレンジ系の他にブラウン、カーキなどもおすすめですよ!
くすみ対策として黄みがかった肌色を生かすメイクにしたいのでイエローベースさん(黄色寄りの肌色を持つ人)向けのアイシャドウを選ぶとくすみ対策に繋がります。
アイシャドウを塗る時も、ふんわりとぼかしながらグラデーションを作ることで肌なじみのいい綺麗な目元に仕上がりますよ。
またリップを強調するなら目元のメイクはナチュラルにすると全体のバランスが取れます。
アイシャドウにはゴールドなどを使い、ナチュラルかつ華やかな目元に仕上げましょう!
リップは目を引く色で強調するとくすみが目立たない!
リップは強調しやすいパーツのひとつなので、目を引くカラーを使うと視線を口元に持ってくることができ、結果くすみが目立たなくなる効果が期待できます。
濃いベージュは顔全体が土気色になるのを防ぎたいので、くすみ肌を考えると避けるのが無難ですが、優しい色味のベージュなら肌色にも合い素敵ですね。
優しげなコーラルピンクやサーモンピンクもおすすめです。
深みのある赤のテラコッタやボルドーなども華やかでいいですよ。
くすんだ肌を生かす肌なじみのいいカラーを使い、時間が経っても健康的で美しく見せることがポイントになります。
ここでお伝えした応急処置は化粧下地を塗り忘れた時だけでなく普段の化粧直しにもさ役立ちますので、ぜひ試してみてください!
化粧下地を塗り忘れたけど必要性は?肌の負担減少等3つ
化粧下地が必要な理由は、大きく分けて3つあります。
- メイクによる肌への負担を最小限に抑え、外的刺激から肌を守る
- 肌の凹凸や色味を均一にし、ファンデーションの効果を底上げ
- メイクが崩れにくくなり長持ちする
化粧下地は肌とファンデーションの間でクッションの役割を果たします。
このクッションのおかげでファンデーションによる肌への負担を減らし、テカリやくすみを抑えてくれるのです。
そして肌の凹凸や色味を化粧下地で均一にしておくことで、少量のファンデーションで肌悩みをカバーでき厚塗りにならないというメリットもあります。
肌とファンデーションが直接交わらないので皮脂が浮きにくく、メイクの持ちが良くなります。
化粧下地を塗らないとテカリやくすみの原因になる
化粧下地を塗らずに1日を過ごすのは危険です。
皮脂とファンデーションが直接交わることでテカリを引き起こし、時間が経った皮脂が酸化し始めるとそこにくすみもプラスされます。
私の経験上、化粧下地を塗り忘れた日は大体お昼あたりからテカリ始め、夕方ごろにはくすみも出てすっかりお疲れ顔になっていました。
そして化粧下地なしでファンデーションを塗った肌は、1日の終わりにメイクを落としきれるかも心配です。
化粧下地を塗り忘れたことによって毛穴に入り込んだファンデーションは大変落としづらいです。
そのため、しっかりとクレンジングしないとブラックヘッド(毛穴の黒ずみ)や色素沈着が起きてしまいます。
色素沈着は化粧下地を使わない最大のデメリットといえます。
化粧下地のクッションのおかげで皮脂とファンデーションが直接交わることなくテカリとくすみを極力予防し、結果メイクが崩れにくくなります。
私の若い頃はニキビを隠すためにファンデーションを厚塗りしていたのですが、化粧下地の必要性など考えたこともありませんでした。
しかし確実に言えるのは、化粧下地を塗るか塗らないかでは持ちが全然違います。
少し手間はかかってしまいますが、総合的に考えると化粧下地は必要!と思っておいた方がいいですね。
化粧下地を塗って、いつ見ても綺麗なメイクで1日を楽しく過ごしましょう♪
化粧下地をファンデーションと混ぜて使うのもおすすめ
化粧下地を塗り忘れることを防ぐため、リキッドファンデーションと化粧下地3:1を混ぜて使うのもアリです。
ファンデーションのみで塗るより負担がなく、時短にもなりますよ!
「混ぜて塗る」という工程を作ることで、塗る=化粧下地を混ぜなきゃ!と思い出せるようにする狙いがあります!
この混ぜて塗る方法には賛否ありますが、実際にプロが紹介している方法でもあります。
分けて使う方が持ちがよくなるのは確かですが、ファンデーション単体で塗るよりもナチュラルなゆで玉子肌が叶うというメリットもあります!
私もたまに下地とリキッドファンデーションを混ぜて使いますが、言われているほどヨレる印象はありません。
もしかすると、化粧下地とリキッドファンデーションの相性もあるかもしれませんね。
ただし、ツヤ肌用の油分が多く含まれた化粧下地は、混ぜて使う方法には不向きです。
この混ぜる方法で1日を過ごすなら、パウダーはいつもより丁寧に仕込むようにしてくださいね。
化粧下地の塗り忘れを防ぐならBBクリームがおすすめ
化粧下地の塗り忘れを防ぐなら、下地の要素などが入ったBBクリームがおすすめですよ。
BBクリームとはベースメイクに必要な工程を1本にまとめたオールインワン化粧品のことで、化粧下地の塗り忘れが心配ならぜひ使ってみてください。
使い方は簡単で、化粧下地やリキッドファンデーションを塗るようにスポンジや筆を使って顔に乗せるだけです。
がっつり重ねるよりも、少量を薄く伸ばすと持ちが良くなります。薄く塗った後にパウダーを重ねれば、皮脂によるヨレも防げます。
朝は通学・通勤準備や家事、育児に追われるなど全ての人にとって貴重な時間ですよね。
簡単に済ませられるBBクリームを使うことで化粧下地の塗り忘れを心配する必要がなくなり、バタバタした中でもササッとメイクを済ませることができますよ。
BBクリームの選び方…配合成分や色味は?
BBクリームは「どんな美容成分が入っているか」を重視して選びましょう。配合されていると嬉しい成分を以下にまとめます。
- UVカット…紫外線をさえぎり肌を守る
- スクワラン…保湿効果、バリア機能の向上
- セラミド…肌の水分をつなぎ止め外的刺激から守る
- シアバター…抗酸化作用(アンチエイジング)
- ヒアルロン酸…優れた保水力で肌にうるおいを与える
私なら、夏は日焼け止め対策にもなる「UVカット」を、冬は乾燥を防ぐために「スクワラン」「セラミド」配合を選びますね。
BBクリームって色の種類が少ないから、肌色に合わせて選ぶのが難しいのよね。
たしかに、BBクリームはファンデーションと比べると色展開が少ないです。
私も自分の肌色に合う色がなかなか見つからないため、明るい色と暗い色を手の甲の上で混ぜて自分の肌色に合わせて使っています。
素肌のくすみや日焼けなどで肌のトーンが落ちてしまっても、その日の肌に合わせて作れますよ。
まとめ
- 化粧下地を塗り忘れた時の応急処置はポイントメイクのやり方と使う色味を変えることでカバーできる
- ハイライトは、いつもより気持ちしっかりめに乗せベージュ系を使うとなじみが良い
- ポイントメイクは赤みやオレンジ等肌なじみの良い色を選ぶ、またアイシャドウにはゴールド系もおすすめ
- リップは目を引く色で強調するとくすみが目立たない
- 化粧下地が必要な理由は、メイクによる肌への負担減少、肌の凹凸や色味を均一化、メイクの持ちをよくするため
- 皮脂とファンデーションが直接交わることでテカリを引き起こし、時間が経った皮脂が酸化し始めることで肌がくすむ
- 化粧下地を塗り忘れたくないときは、リキッドファンデーションと化粧下地3:1を混ぜて使うのもアリ
- 化粧下地を塗り忘れを防ぐならBBクリームもいい
- UVカット成分等の美容成分にも注目して選ぶといい
いろいろ書きましたが「こう塗らなければいけない」「この方法じゃないとダメ」と考えるよりは、思うままにメイクを楽しむことが大事ですよ♪
応急処置を覚えておくことで、塗り忘れた時も気楽に「ポイントメイクで何とかできる!」と思えますね。
今後、化粧下地を塗り忘れた時はぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント