カラオケでビブラートを入れて歌えたのになかなか高得点が取れないことありませんか?
実は、ビブラートが多いからといって高得点が狙える訳ではありません!
私は音痴ではないのですが、カラオケで点数があまり高くありませんでした。
ですが、採点システムの採点項目を知ったことで90点台が増えました!
この記事ではビブラートが多いと点数に影響するのか、出し方やコツ、ビブラートをかけるのにオススメの曲について紹介します。
攻略とコツを知らないといつまでも低い点数しか取れなくなってしまいます。
「ビブラートは多い方がいい」と勘違いしてたくさん入れると、聞くに堪えない歌になってしまいます。
ビブラートの攻略とコツを押さえて高得点が取れれば、友達や同僚と気持ちよくカラオケに行けます!好きな人へバラードも上手に歌えます♪
カラオケでビブラートが多いけど点数が取れない原因は?
なかなかカラオケで点数が取れないなぁ…。
カラオケの採点機能でなかなか高得点が取れなくて疑問の思う人は少なくないです。
実はビブラートをかけすぎているから高得点が取れないんです!
でも、ビブラートは多いと良いんでしょ?
カラオケでビブラートが多いと加点はされますが、ビブラートのかけすぎにはデメリットがあります!
私の友人も点数が80点台を行ったり来たりしていて「もう少しで90点台なのに!」と思っていました。
ですが、よく採点の詳細を見てみたらビブラートが多いので点数が伸びていませんでした。
ビブラートは声を揺らすことですが、回数が多いと安定性がないと判断されてしまいます。
声が安定していないと、ただ声が震えているように聞こえるわ。
なので、ビブラートのかけすぎには注意しましょう!
かといってビブラートをかけないのは、つまらない歌になってしまいます。
ビブラートの声を震わせる波は、1秒間に6回入れるのが理想的だと聞いたことがあるよ!
ですが、絶対に6回入れなくてはいけないという訳ではありません。
遅すぎず速すぎない感覚が6回というだけなので、理想な歌手のビブラートを真似してみてください♪
ビブラートを使いこなすアーティストのなかには、玉置浩二さん、久保田利伸さん、ドリカムの吉田美和さん、AIさんなどがいます。
ビブラートは多ければ多いほどいいというわけではありませんが、適度に入れることで豊かな表現力を後押ししてくれます。
ビブラートは秒数ではなく上手さが評価される!
ビブラートの採点は秒数だと思って長くかけていませんか?
精密採点DX−Gでビブラートは秒数ではなくて上手さが評価されます。
ですが、精密採点DX−Gではビブラートが1秒以下だと評価が0になってしまいますので注意です!
精密採点DX−Gでビブラートが評価されるポイントは3つあります!
- ビブラート(またはロングトーンも)は上手さで評価される
- ビブラートをかけた秒数が1秒未満だと0点になってしまい評価されない
- 揺れ幅が大きく、ゆったりとしたビブラートの方が検知されやすいため、簡単で評価されやすい
また、精密採点DX−Gはビブラートの評価するのにビブラートタイプがあります。
精密採点DX−Gで歌唱中に「A−1」や「B−1」と英数字が表示され、意味が分からない人も多いですよね。
精密採点DX−Gに表示される英数字は
「A」→「B」→「C」 順番に遅く
「1」→「2」→「3」 順番に深い
上手いビブラートを目指すなら「B−3」や「C−3」を目指しましょう♪
ビブラート以外にどんな採点項目があるんだろう?
カラオケの採点システムにどんな採点項目があるか把握しておくと、採点システムのクセが分かりますよ!
最近テレビ番組などでもよく見かけることが多いDAMの精密採点が、パワーアップして【精密採点DX−G】になりました。採点項目は、こんなにたくさんあります!
- 音程…曲の音程に合っているか
- リズム…テンポが合っているか
- 安定性…音が震えてしまっていないか、まっすぐに発声できているか
- ビブラート…波打つように音を上下させる秒数や回数
- しゃくり…低い音から滑らかに元の音へ上げる回数
- フォール…元の音から低い音に向かって滑らかにずり下げる回数
- こぶし…音を細かく上下に動かす装飾的な節回しの回数
- 裏加点…声に高周波の倍音が多く含まれていると加点
精密採点DX−Gには採点項目が細かく設定されています。
自分の歌声を詳細に知りたい方は、精密採点DX−Gで採点することをオススメします。
高得点を狙うなら音程を合わせよう!
実際に精密採点DX−Gで高得点を出すにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
高得点を出すためには気をつけることは下記の内容です。
- 音程を合わせる
- 表現力を高める
- 歌声を安定させる
「音程を合わせる」は、高得点をとるのに音程が正確なのかは最重要項目になります。
画面上で音程バーを確認できますがあくまでも半音区切りの音程で、実はさらに細分化されて評価されているんです。
1フレーズ歌い終わるときに、音程バーの上をキラキラが通り過ぎることありませんか?
そのキラキラの色によって更に細かく音程正確率が確認できます。
キラキラの基準
- 虹色:90%以上
- 黄色:80%以上
- 赤色:70%以上
- 青色:60%以上
- なし:60%未満
98点以上を狙うのであれば正確率は90%以上必要なので、ほぼ虹色のキラキラや黄色のキラキラにしないといけません。
キーが高くて声が出しにくい曲を歌いたいときは、キー設定で自分の出せるキーに設定しましょう!
「表現力を高める」については、表現力は音程の次に重要でほとんどが抑揚の評価になります。
抑揚を上手につけるには声の大きさを変化させる必要があります。
抑揚をつける場所については、頻繁に付けてあげたほうがいいです。
採点画面の折れ線グラフでは曲を通して細かく評価されるので、できるだけ頻繁に抑揚を付けましょう!
「声を安定させる」については、息の量が少ないと歌声に安定性がなく声が震えてしまいます。
声を安定されるには腹式呼吸を意識して姿勢を正しましょう!
腹式呼吸を身につけることで、ビブラートも上手くかけられるようになりますよ!
カラオケでビブラートの出し方をマスターしよう!
カラオケで高得点を目指すなら、ビブラートの出し方を習得して正しく使いましょう!
ビブラートを正しく使えると100点満点を獲得する日も遠くないです。
ビブラートの出し方は大きく3つに分かれます。
- アゴ・口を動かす方法
- 喉を揺らす方法
- 横隔膜を揺らす方法
習得難易度はアゴ・口を動かす方法が比較的簡単な方法です。
次が喉を揺らす方法で、習得が難しいのは横隔膜を揺らす方法になります。
1番簡単なのはアゴでかけるビブラートなので、すぐにカラオケで披露したい方は出し方をマスターしましょう!
上手なビブラートのを習得すると、カラオケで表現力抜群な歌声になりますよ♪
アゴや口を動かす方法は声の揺れに注目する!
1つ目は、アゴ・口を動かすビブラートです。
アゴを揺らすビブラートは、小刻みにアゴや口を上下させて声を揺らす方法です。
意外に難しいと感じる人も多いみたいですが、アゴの揺れよりも声の揺れを意識して発声してみると上手くビブラートをかけられます!
アゴを動かしてかけるビブラートは、演歌歌手がよく使っているイメージですよね。実は、歌うジャンルを選ぶかけ方です。
このビブラートは演歌には向いていますが、アップテンポな曲にはあまり向いていません。
アゴと口を使うので早く動かすのは難しいです。
また、早く動かそうとするとアゴに力が入ってしまいますので疲れてしまいます。曲を選ぶときは注意しましょう!
どうやって練習するの?
このビブラートの練習方法は、アゴを上下に開けて音に振動を与えます。
まずは出しやすい音程で「あ〜」と発声してみましょう。次にアゴを動かしてロングトーンをしながら、波を加えていきます。
このときのポイントは「あうあう」とアゴの動きをイメージすることです。
ビブラートがよく分からないと感じている人でも、比較的コツを掴みやすい方法で挑戦しやすいです!
喉を揺らす方法はリラックスすることが大切!
2つ目は喉を揺らすビブラートです。このビブラートの出し方に慣れていないと、喉が疲れる感覚を覚える人もいます。
喉を揺らす練習するときは、喉に力が入りすぎないようリラックスして発声練習しましょう。
このビブラートは、小刻みに喉を揺らしながら言うイメージが定着しているのか、自然と喉ビブラートを使って真似する方が多いです。
例えば、「ウーラーメーシーヤー」や「ワレワレハ、チキュウジンダ」などが喉を揺らすビブラートの例ですね。
練習方法を教えて!
基準となる音を発声した後に半音〜1音を上下させる発声を繰り返して練習していきます。この方法は、喉かアゴのどちらかを揺らす練習です。
まずは、ロングトーンで発声しながら音程を少し上下させてみてください。
最初はゆっくりと音程を上下させていき、徐々に小刻みに揺らせるように練習していきます。
ビブラートのポイントは、音の上下をブラさずに一定間隔で揺らすことです。
そして慣れてきたら、より音の上下の幅にブレがなくなるようにして、揺らせるようにしていきましょう!
横隔膜を揺らす方法は腹式呼吸を意識しよう!
3つ目は、横隔膜を揺らすビブラートです。このビブラートは腹式呼吸を意識して声の揺れ幅や速さを調整する方法です。
この方法を習得すると声量を落とさずに、ビブラートを出せることができます。横隔膜はみぞおちの辺りの筋肉で、腹式呼吸で横隔膜を上下させています。
横隔膜を使ったビブラートのメリットは、揺れ方をコントロールしやすいです。また、速い曲にも遅い曲にも対応できることです。
例えば、バラードではビブラートをゆっくり揺らしたほうが心地よく聞こえます。
揺れ方を変化させられるのが、横隔膜を揺らして出すビブラートの良さで特にJ-Popの曲で使いやすいです。
これも練習方法が知りたいな♪
まず横隔膜を意識するところから始めましょう!横隔膜を意識する方法として荒い呼吸をすることがオススメです。
犬が舌をだして「ハアハアハア」と呼吸している呼吸法(ドックブレス)が効果的です。
呼吸を荒くすると横隔膜が動いているのが感じやすくなります。
また、少し音域の高めの音でロングトーンをしながら手で横隔膜を一定間隔でグッグッと押してみましょう。
手を横隔膜の上に当てて、声の揺れを感じながら練習してみます。すると、ビブラートできているかが分かりやすいです。コツをつかんできたら、手を使わずに練習してみてください。
ビブラートのコツは母音と音程の発声を意識する!
ビブラートのコツとして母音を強調することが良いです!「何度も母音を発声する」については、普通にロングトーンをする時は「あーー」と発声します。
「あーあぁ」と母音を意識してロングトーンをしましょう。
さまざまな母音でできるようになることが理想なので、自分でできる範囲でコツを掴みましょう。
また、音程を上下させて発声するのも効果的ですね。
まずは自分が出しやすい音で「あー」と声を出して、次にその音より少し高めの音で「あー」と声を出してみましょう。
最後に、最初の音より少し低い音で「あー」と声を出します。これを繰り返し練習しましょう。
最初はゆっくり自分のペースで出していき、徐々に速くしていきましょう!
ビブラートを出すコツを掴むには意図的に声を揺らすことが大切です。声が揺れていると思う感覚が、ビブラートを出している感覚になります!
カラオケでビブラートが出しやすい曲を紹介!
ビブラートを出しやすい曲を教えて欲しい!
まず、カラオケで上手くビブラートを出すのに適している曲に共通するポイントについて解説します!
- スローテンポの曲
- ロングトーンがたくさん入っている曲
「スローテンポの曲」については、ビブラートの出し方に慣れていないときは、自然にビブラートを出すのが難しいです。
カラオケで自然なビブラートを出したいときは、ある程度ゆっくりな曲を選曲しましょう!
「ロングトーンがたくさん入っている曲」については、ビブラートは歌の語尾で声を震わせてかける技法です。
なので、ロングトーンで伸ばすフレーズが多い曲が適しています。
カラオケでロングトーンに綺麗にビブラートがかかっていると気持ちいいですよね!
今回は男女別にカラオケでビブラートがうまく出せる曲を紹介します♪
ビブラートが出しやすい曲5選!(男性編)
男性の曲で、ビブラートが出しやすい曲は以下の5曲です。
- コブクロ/蕾(2007年)
- 木山裕策/home(2009年)
- レミオロメン/粉雪(2005年)
- Mr.Children /Tomorrow never knows(1994年)
- The Boom/島唄(1992年)
コブクロの「蕾(つぼみ)」は、テンポがゆっくりでビブラートが入れやすい曲です。
木山裕策さんの「home」もテンポがゆっくりで、キーも高くないのでオススメです!そして、サビの部分でビブラートが入れやすいです。
レミオロメンの「粉雪」はバラード曲で、テンポも完璧です。
ですが、サビの音程が高めなのが注意です。サビだけ裏声で歌ってみてください!
Mr.Chirdrenの「Tomorrow Never Knows」は、キーも高すぎず、細かいビブラートを入れやすい曲です。
音程を合わせるのが難しいかもしれませんが、練習にはいい曲です!
最後の「島唄」は、ロングトーンが多いため、ビブラートが入れやすい曲です♪
ビブラートが出しやすい曲5選!(女性編)
次に、女性の歌でビブラートが出しやすい曲はこの5曲です。
- 一青窈/ハナミズキ(2004年)
- 絢香/三日月(2006年)
- 夏川りみ/涙そうそう(2001年)
- 加藤ミリヤ/Aitai(2009年)
- MISIA/Everything(2000年)
一青窈さんの「ハナミズキ」はテンポがゆったりとしていて、キーも高すぎないのでビブラートを入れやすい曲です!
絢香さんの「三日月」も、とてもビブラートが入れやすい曲ですね!
夏川りみさんの「涙そうそう」は、サビの一部に音程を取りにくい部分はありますが、上手にビブラートを入れられれば高得点狙えます!
加藤ミリヤさんの「aitai」は、サブの部分にビブラートを入れるのに丁度いい音の長さとなっています。また、 テンポもゆっくりなので歌いやすい歌です。
MISIAさんの「Everything]は、全体的にテンポがゆったりで、ビブラートが入れやすい曲になっています。
まとめ
- カラオケでビブラートが多いと、声が震えていると判断されてしまう
- ビブラートは秒数ではなく上手さが評価される
- 高得点を狙うなら音程・表現力・安定性を意識する
- ビブラートには横隔膜を揺らす方法、喉を揺らす方法、アゴ・口を動かす方法の3つがある
- ビブラートのコツを掴むには何度も母音を発音する、音程を上下させて発声することが大切
- カラオケでビブラートが多い曲は、テンポがゆっくりでロングトーンが多い曲が好ましい
春になると会社の同僚、上司や友達とカラオケに行く機会が増える季節になります。
伸びのあるビブラートを聞かせられれば、聞いている人は夢中になってしまうかもしれません!
ビブラートを今のうちに練習して、あっ!と周りの人から言われるようになりましょう♪
そしてビブラートの調整ができるようになったら、今度はこぶしが多すぎないかも確認してみましょう。詳しい記事はこちらです。
カラオケでこぶしが多い原因は声が安定していないから!コツも伝授!
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