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プラスチックについたガムの取り方を解説!油と氷を上手に使い分け♪

お役立ち
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ガムはプラスチック製の物や、服などに一度ついてしまうと、なかなか取れないので大変ですよね。

少し前に、ごみ箱の袋を新しい袋と交換していたら、こびりついてしまったガムが底の方にあったことがありました。

もし本来の取り方を知らずに無理やり引きはがそうとしてもキレイに取れず、プラスチックにガムの跡が残ってしまいます。

しかし「取れないから」とそのままにしているとガムが固まってしまうため、取るのがもっと大変になります。虫が発生する原因にもなりますよ。

しかし、ご家庭にある調理用の油を使うだけで、ガムがキレイに取れますよ!

また、プラスチックについたガムの取り方だけでなく、服や靴についてしまった場合の取り方もまとめました。

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プラスチックについたガムの取り方には油を使う!

プラスチックのコップやごみ箱にガムがくっついてしまった時には、サラダ油やハンドクリームなど身近にある油を使って取っていきましょう。

「油(サラダ油など)」「歯ブラシ」「ティッシュや布」を準備します。

  1. 手で取れるガムを取り除く
  2. 油を少したらす
  3. 5分ほどそのままにし、ゆっくりはがす
  4. 残った油をティッシュや布でふき取る

油をたくさんたらしてしまうと、後片づけが大変になってしまいます。ガムが少しひたる程度で大丈夫です。

はがした後にも少し残っているなら、歯ブラシなどを使ってこすってください。

今まで爪でカリカリ取ろうとして、爪と肉の間に高まったプラスチックが刺さって痛い思いをしていたような、あの苦労は何だったのでしょう?油を使うと驚くほど簡単に取れますよ!

プラスチックについたガムにはなぜ油を使うのか

ガムの原料成分には、「植物性樹脂のチクル」「酢酸ビニル樹脂」という油に溶けやすい成分が入っています。

その反応を利用して、プラスチックについてしまったガムでも簡単に取れやすくなります。

油を使うことで、特殊な除去剤を使うよりもプラスチックの材質を傷めず、跡が残りません。

油以外のガムの取り方にはどんな方法があるか

油以外を使ったガムの取り方は、ほかに「氷などで冷やして取る方法」「除光液を使って取る方法」「アルコールを使ってとる方法」の3つがあります。

次に、除光液を使って「アセトン」の力でガムを溶かす、取り方です。準備するものは、「除光液」「歯ブラシ」です。

  1. ガムに除光液を数滴たらし2分ほどそのままにする
  2. その後ゆっくりとはがす

除光液はマニキュアをはがすときに使われており、100円ショップなどでも手軽に購入できます。

また、除光液はアセトンの臭いががキツイため、使用する際は換気をしながら行いましょう。

最後に、油と同様にガムを溶かす性質を持っている、アルコールを使った取り方です。準備するものは、「アルコール」「布、または厚手のティッシュ」「コットン」です。

  1. ガムに布かティッシュをあてる
  2. アルコールを含ませたコットンをガムが付着している裏側からトントン叩き、あて布に溶けたガムを移行する

アルコールは、エタノールなどの消毒用か、度数の高い(30~40前後)ウィスキーが効果的です。

油以外でも身近にあるものでガムが取れます。万が一調理用の油やハンドクリームがないとき、冷凍庫にある氷や消毒用のアルコールが役立ちます。

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靴についたガムは氷を使った取り方が有効!

ガムが靴についてしまってすぐ気が付いた場合は、氷など使って冷やし固める取り方があります。

コンビニエンスストアなどでアイスコーヒーを購入すれば、もれなく氷が入っていますよね。氷と容器が一度で手に入るので、慌てないで大丈夫です。

まず、ガムを冷やし固める取り方を解説しますね。準備するものは、「氷」「ポリ袋またはプラスチック容器」です。

  1. ポリ袋や容器に氷を入れ、ガムに5~10分程度当てる
  2. 固まったら、ゆっくりはがす

また、氷以外で冷やすアイテムはコールドスプレーや保冷剤があります。保冷剤だと袋に氷を入れる手間が省けるのでおすすめです。

まだガムが付着していた場合は、歯ブラシなどでこすって取りましょう。

特に、ガムが付着した直後なら氷を使った取り方が有効です。

すぐ取れれば、家に帰るまでガムが付いたまま歩くこともなくなります。後ろの人から「あの人、靴裏にガムついてる…。」と恥ずかしい思いもしなくなりますね。

不要なレシートを使った取り方もある!

靴の底についてすぐだった場合は、緊急時の方法としてレシートを踏む方法もあります。

レシートの印字がされている、ツルツルしている面を上にしてガムがついている部分でグッグッグっと3回ほど思いっきり踏んでみて下さい。

そのあと、ゆっくりはがしてみてガムがレシートについてきて、一緒に取れていたらバッチリです♪

 
 

家に帰ったら靴裏にガムがついてた~!恥ずかしい!
これも氷で取れる?

帰宅後にガムが付いていると気が付いたときには、もう時間がたっているので氷などでは取れないかもしれません。

靴底の溝にまでガムが入り込んでしまった場合は、油を使いましょう。

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服についたガムの取り方は冷凍庫でまるごと冷やす!

外出先で服にガムがついてしまってなかなか取れないと、人目も気になるし焦ってしまいますよね。

もしガムがついてしまった服が、薄手の服だった場合は、そのまま丸めて冷凍庫に5分ほどいれておきましょう。

5分後に触ってみてガムが硬くなっていたら、ゆっくりとはがします。

服が厚手だった場合は、ビニール袋に氷を入れ、10分ほどあてたら簡単にとれます。

 
 

うわ~ん、厚手のセーターに付いちゃった!
繊維の中までベタベタしてる…。

ガムがセーターなど繊維の中まで入り込んでしまった場合は、油を使って溶かしましょう。

取り方はプラスチックの時と同じで、ガムにサラダ油などの油を数滴たらし、やわらかくなったらゆっくりはがします。

油を使って取り除いた後は油シミが残らないように、食器用洗剤を使ってもみ洗いをするか、すぐに洗濯をしましょう。

もし、お友達がガムを服につけてしまったら、教えてあげましょう♪

ガムの取り方を場所別で覚えておくと便利!

ガムは、ついてしまった素材によって取り方が変わります。主に「カーペット」「床」「車などの金属製品」「髪の毛」「犬や猫などのペット」で紹介します。

氷で冷やす
(ビニール袋に入れるか、保冷材を使う)
カーペット

車や金属
ペットの肉球など
油を使うカーペット

髪の毛
ペットの毛など

覚えておくとついてしまった時に苦戦しないですみますよ。

カーペットについたら冷やしてはがすか、油で取る

カーペットは毛先が長いため、取るのが一見難しそうなのですが、冷やす方法と油を使う方法を使えば簡単にとれるので大丈夫です!

「氷を入れたビニール袋か保冷剤」「ヘラ」「食器用洗剤」「タオルや厚手のティッシュ」を準備します。

  1. 氷を入れたビニール袋か保冷剤を、カーペットについたガムへ5分ほどあてる
  2. ガムが固まったら、ヘラでゆっくり剥がす
  3. 食器用洗剤を含ませたタオルや厚手のティッシュなどで、叩くようにして拭く

もし途中でガムの固さが戻って少し柔らかくなったら、また数分ほど冷やし、固めましょう。

また、ご自宅にヘラがない場合はクレジットカードなどのプラスチックカードで代用ができます。

それでも取れなかったり、カーペットの毛先の奥へ入って行ってしまった場合は、油を使って取っていきましょう。「油」「歯ブラシか厚手のティッシュ」を準備します。

  1. 油をガムに数滴たらし、5分ほど置く
  2. 歯ブラシか厚手のティッシュで取り除く

また、カーペットにベタベタと残ってしまった油の取り方も、あわせてご紹介いたしますね。「小麦粉」「タオル」「40℃くらいのお湯」「ドライヤー」を準備します。

  1. ガムに油をたらし、小麦粉を適量ふりかける
  2. 3分ほどおき、ぬらしたタオルで拭く
  3. 40度のお湯にタオルを浸し、絞ってまた拭く
  4. ドライヤーで乾かす

小麦粉をカーペットへ撒くことに抵抗がある場合は、食器用洗剤を薄めて代用することも可能です。

小麦粉が油を吸い取ってくれるため、ふりかけた後は3分ほどおくことがポイントです。

慌ててカーペットをタオルなどでゴシゴシこすると、ガムの固まりがカーペットの奥へどんどん入っていってしまいます。

また、カーペットの毛先も絡んでしまいます。まずは慌てず、冷やす方法を試してみてくださいね。

それでも取れなかった場合は、油で取っていきましょう。これでカーペットについてしまったガムは取れます。

床や壁についたら冷やして削るか、油で取る

床や壁にガムがついてしまった場合も、冷やす方法と油を使う方法で取っていきましょう

冷やして取るには、「氷を入れたビニール袋か保冷剤」「ヘラ」「ぞうきん」を準備します。

  1. 氷を入れたビニールか保冷剤を5分ほどあてて冷やす
  2. ヘラで削り取る
  3. ぞうきんで拭き取る

この時のポイントは、ヘラを真っ直ぐ直角に当ててしまうと床が傷ついてしまうので、床に対して45度の角度でやさしく当てて取ります。

フローリングなどのツルツルした面についてしまったガムなら、こちらでだいたい落ちます。

時間が経過してしまってこびりついて取れない時や、ツルツルしていない素材の床や壁の場合は油を使っていきましょう。「油」「キッチンペーパー」「食器用洗剤」「ぞうきん」を準備します。

  1. キッチンペーパーをガムの上にかぶせ、その上から少量の油をたらし、5分ほどおく
  2. 床や壁を拭き取る
  3. 床に油が染みないように食器用洗剤を薄めて、ぞうきんで拭く

キッチンペーパーがなければ、厚手のティッシュのような捨ててもいい紙で代用します。

車と金属についたら氷で冷やして取る!

車と金属についてしまったガムを取る場合は、冷やす方法でとりましょう。

「氷を入れたビニール袋か保冷剤」「ティッシュ」「ガムテープ」を準備します。

  1. ティッシュで、取れるガムをつまんで取る
    このとき、あまり力を入れず、優しく表面をつまんで取り除く
  2. 氷を当てて5分ほど冷やし、ガムを固める
  3. 固まったガムをつまんで取る
  4. 取り切れなかったガムは、紙テープでペタペタと取る

この方法は、車のシート・マット・ガラス・ボディ・自転車などの金属部分すべてに使える方法なので便利ですよ。

革についてしまったらビニールに入れて冷凍庫へ!

お財布やソファーなどの革製品にガムがついてしまった場合は、冷やす方法で取りましょう。

小さめのお財布やバッグならビニール袋にいれ5分ほど冷凍庫に入れておきましょう。5分ほどしたら、ゆっくりはがします。

革製品をビニール袋に入れる理由は、冷気にさらされてシミや劣化を防ぎ、革を守るためです。

また乾かすときは、ドライヤーを使わずに日陰で自然乾燥します。

 
 

ソファーや大きいものも、冷やす方法で取れるよ!

ティッシュでだいたいのガムを取り、氷を入れたビニール袋か保冷剤で5分ほど冷やし、固まったらガムを取り除きます。

もし全部取りきれなかったら、革専用のクリームを使いましょう。

革専用のクリームをティッシュに取り、残っているガムのところをクルクルと優しくなでると取れますよ。

念のため、あまり目立たない場所でパッチテストをして、革の色が変わらないか確認すると安心ですね。

革製品には、除光液やアルコール、ガムテープを使わないことです。大切なお財布やソファーが傷ついて、油シミができてしまいます。

髪の毛についたガムは油をすり込ませて取る!

髪の毛やペットの毛にガムがついてしまった場合は油で取っていきましょう。

使う油は、ヘアクリームやサラダ油などがおすすめです。

  1. 乾いた髪に、ヘアクリームか油をガムにすりこませる
  2. 5分ほどおき、ティッシュで取る
    ベタベタが気になる場合は、いつものように髪を洗う

髪の毛は必ず乾いた状態で行います。髪の毛を先にぬらしてしまうと、油をはじいてしまい、馴染みが悪くなってしまいます。

 

ペットの毛などについてしまったガムも取れる!

ペットの毛も手順は同じです。しかし、使用する油はなるべく味やにおいの少ないサラダ油などの油を選びましょう。

ごま油やバターなどはいい匂いがするので、ペロぺロと舐めてしまう可能性があります。そのため、強いにおいがするものは避けましょう。

ペットの種類によっては中毒症状を引き起こすようなチョコレートなんてもってのほかです。

油がなかなか取れない時は、食器用洗剤を薄めてガムがついていた部分のみを洗います。最後はペット用のシャンプーでよく洗って、ドライヤーで乾かしてあげます。

ちなみに、ペットの肉球についてしまった場合は冷やす方法を使ってとりましょう。

ガムがついてしまった場所に、氷を5分ほど当てると簡単にとってあげることができます。

そしてペットの場合は、ガムが無事とれたあとはたくさん褒めてあげてくださいね。

まとめ

  • プラスチックについてしまったガムなら、油を使った取り方がある
  • ガムがついてすぐ気が付いた場合は、氷で冷やす取り方もいい
  • 油と氷で冷やす取り方以外なら、アルコールや除光液を使った方法もある
  • ガムが靴についてしまってすぐ気が付いたら、氷で冷やして取るといい
  • ガムが服についてしまったら、丸ごと冷凍庫に入れて冷やし固めて取る
  • プラスチック以外の場合なら、油を使った取り方はカーペット、床、髪の毛、ペットの毛などに効果的である
  • 対して氷で冷やす取り方は、カーペット、床、車や金属、革製品、ペットの肉球などに効果的である
  • 革製品を冷凍庫に入れてガムを冷やし固めて取るときは、必ずビニール袋に入れて革製品を冷気から守る

ガムは、食べると気分がリフレッシュできたり、眠気覚ましになったりと、気分転換にピッタリな食べ物ですよね。

しかし、ふと落としてしまったり、お子さんがいる家庭だと子供が知らぬ間にくっつけていたりと、きちんと捨てられなかった時の後処理が大変ですよね。

ガムがプラスチックや大切な服などについてしまうとつい慌ててしまいますが、身近にある物で対応がすぐにできるので覚えておくと便利です!

ガムがあなたの大切なものや場所についてしまった場合は、まずは慌てずに取る準備をしましょう。

お家の中でも、外出先でもハンドクリームなどの油やプラスチックに入ったコーヒー用の氷などは手に入りやすいので、是非ためしてみてくださいね。

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