古着についた匂いの取り方レザー編!革製品の匂い対策もご紹介♪

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古着には、新品の服とはまた違った魅力がありますよね!

特にレザージャケットなどの革製品は、着続けることで味わいが出て、シワやツヤの具合がなんとも魅力的になっていきます。

そんな古着で気になることのひとつに「匂い」がありますよね。

気に入って買った古着でも、気になる匂いが取れないと、気持ちよく着ることができません。

古着についた匂いの取り方は、洗濯や日干しが基本ですが、レザー製品だと難しいですよね。

レザー製の古着には、陰干しをする、酢水や重曹水を吹き掛けるなど、手軽な匂いの取り方があります。

しつこい匂いには専用洗剤を使った洗濯や、クリーニングを利用する方法もあります。

古着についた匂いの取り方を実践して、気になる匂いがなくなれば、お気に入りの1着を長く、大切に着ることができますね♪

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古着についた匂いの取り方レザー編7選!!

古着のレザージャケットなど、革製品についた匂いの取り方として、以下の7種類をご紹介します。

  • 風通しのよい場所で陰干し
  • 酢水を吹きかける
  • 重曹・重曹水を利用する
  • 新聞紙でくるむ
  • レザークリーム・クリーナーをぬる
  • 専用洗剤を使って洗濯する
  • クリーニングに出す

それぞれのメリットとデメリット、注意点もあわせてお伝えしますね!

1つめは、今回ご紹介する中で、一番簡単で自然な匂いの取り方です。

風通しの良い場所で陰干し
  1. 直射日光が当たらず、風通しが良い場所に干す
  2. 匂いを感じなくなるまで干す

陰干しのメリットは、なんと言っても簡単なこと、それから失敗が少ないことです。

陰干しで手間をかけずに匂いが取れれば、時間もお金も節約できますね♪

デメリットは、雨や曇りなど湿気の多い日はできないこと、日数がかかる(数日~数週間)ことです。

水分や湿気があるとカビの原因になるので、天気のいい日に行い、梅雨時期は避けるようにしましょう。

それから、直射日光は色あせや劣化の原因になるので、気付いたら日が当たっていた、ということにならないよう干す場所に気を付けてくださいね。

2つめは、酢に含まれる酸が、革製品の匂いを緩和する効果を利用した方法です。

酢水を吹きかける
  1. 酢と水を1:1の割合で清潔なスプレーボトルに入れる
  2. 革製品の目立たない場所に少量吹きつけ、変色しないかを確認する
  3. 変色がなければ、遠くから全体に吹きつける
  4. 柔らかい布で優しく拭きとる

酢水を使うメリットは、陰干し同様手軽に行えることです。

デメリットは、製品によっては変色やひび割れの可能性があることです。必ず、少量で試して問題がないことを確認してから行いましょう。

それから、酢水を吹きかけると、酢の匂いと革の匂いが混ざるので、決していい匂いとはいえません。

時間がたてば消えていきますが、酢の量が水より多くならないように気を付けてください。

3つめは、重曹の消臭力を利用した匂いの取り方で、2つの方法があります。

それぞれ解説しますね。まずは、重曹そのものを利用した匂いの取り方です。

重曹を利用する
  1. いらない靴下に重曹を入れ、輪ゴムなどで口をしばる
  2. 1を革製品の中に入れる、または包む
  3. 2をビニール袋やジップロック(またはポリ袋)に入れて口を閉じる
  4. 1週間ほど放置する

2~3日くらいで一度様子をみて、変化がなければ重曹の量を増やしてみましょう。

また、袋から出した後に陰干しをすると相乗効果が期待できます。

もう1つは、重曹水を利用した匂いの取り方です。

重曹水を利用する
  1. 重曹大さじ1と水200~300mlを清潔なスプレーボトルに入れる
  2. 1の重曹水を革製品に、遠くからほんのり湿る低度に軽く吹きつける
  3. 自然乾燥させ、乾いたらもう一度吹きつける

ほんのり湿る低度であれば1時間ほどで乾きますので、2~3回繰り返してください。

こちらも、最後に陰干しをするとより効果的です。

4つめは、水分や匂いを吸収する作用がある、新聞紙を利用した方法です。

新聞紙でくるむ
  1. 革製品の内部に新聞紙を詰める、または全体を包む
  2. 製品が入る大きさの箱に新聞紙を敷き、1を入れる
  3. ふたを閉めて数日置く

数日置いても匂いが取れなければ、新聞紙を交換してさらに数日置きます。

注意点としては、革製品も新聞紙も、必ず乾いた状態で行うことです。

湿気のある状態で箱に密閉すると、カビが発生することがありますので、気を付けましょう。

日にちはかかりますが、新聞紙も酢や重曹と同じく身近にあるものなので、手軽に行うことができますね。

5つめは、レザークリームやクリーナーをぬる方法です。

革製品専用のクリームやクリーナーは、乾燥やひび割れを防ぐためのお手入れ品ですが、匂いを緩和させる効果も期待できます。

レザークリーム・クリーナーをぬる
  1. 専用ブラシで革製品についたホコリを取る
  2. 柔らかい布にクリームまたはクリーナーを付け、革製品にぬる

レザークリームやクリーナーを使うデメリットは、専用のグッズが必要なため、多少費用がかかることです。

また、革の種類によっては使えないこともありますので、購入前に必ず確認してください。

消臭だけでなく、お気に入りの品を長く愛用するためのお手入れ品としてもおすすめです。

6つめは、革製品専用の洗剤で洗う方法です。

「レザーウォッシュ」や「革るん」など、革製品専用の洗剤を使って洗濯するのも、古着の匂い取りとして有効です。

専用の洗剤で洗う
  1. インナーや内装などの外せるものを外す
  2. 大きいサイズのネットに入れ、洗濯機で洗う

詳しい洗い方は、洗剤の表示を読んで確認してください。

革製品専用洗剤は、他の洗剤と比べると安くはありませんが、クリーニングに出すよりは安く済む点がメリットです。

手軽な方法では匂いが取れない、匂いだけでなくカビもついてしまった、という時に使ってみるのもいいでしょう。

ただし、洗濯は製品が変色したり縮んだりする可能性もあります。

高価な品や大切な品を自分で洗うのは、ちょっと勇気がいりますね。

7つめは、クリーニングのプロに任せる、という方法です。

手軽な方法では落ちない、かといって自分で洗うのは心配、という場合は、革製品のクリーニングを受け付けている、専門の業者に任せましょう。

匂い取りではなく、メンテンナンスが中心の業者もありますので、料金やクリーニングの内容をよく確認してから依頼してくださいね。

革製品は匂いだけでなく、ひび割も気になりますよね。

レザークリームは革の表面が乾燥して起こるひび割れが防げて、防カビ効果も期待できます。

表面を保護することで、柔らかく着心地の良い革を保つことができますよ。

革製品の匂い取りにファブリーズは要注意!

古着についた匂いの取り方として、ファブリーズなどの消臭スプレーを使う方もいますよね。

でも、実はこれ、革製品にとってはダメージの原因になってしまうんです。

市販の消臭スプレーは、布などの繊維製品用に作られています。

そのため、革製品に使用すると革の表面に薬品が残り、それが色落ちや変色の原因になってしまうのです。

それに、もとの匂いとファブリーズの匂いが混ざって、悪臭が倍増、なんてこともあり得ます。

まさに負の相乗効果・・・私なら絶対に嫌ですね。

消臭スプレーを革製品に使うことは避けましょう。

ちなみに私は、ファブリーズや洗剤、柔軟剤などの匂いが苦手なので、布製品にも使ったことがないです(汗)

また、古着の匂いをごまかすために香水を振りかけるのも注意が必要です。

ファブリーズと同じく、古着の匂いと香水の匂いが混ざって悪臭スパイラル・・・は、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、決していい香りにはなりませんので、お気をつけください。

革製品に匂いがつく原因は湿気・汗・たばこや香水!

革製品に匂いがつく主な原因は、「湿気」「汗」「たばこや香水など外部の匂い」です。

革は、風を通さないため保温性が高い一方で、通気性が悪く乾きにくいという性質があります。

そのため、湿気や、ぬれた革を放置すると、細菌が増殖したりカビが発生したりして、それが匂いの原因になってしまうんです。

また、レザージャケットは裏地に別の素材が使用されています。汗やワキなどの匂いが裏地につき、それが中にこもって取れにくくなります。

それから、革は、匂いがつきやすい素材でもあるんです。

身近にタバコを吸う人がいたり、あなた自身が喫煙者だったりすると、どうしてもタバコのにおいが革につきやすくなりますし、香水も同様です。

古着の場合は、古着屋さんで焚いているお香の匂いや、前の持ち主が保管している時についた防虫剤の匂いなどもありますよね。

このように、革製品に匂いがつく原因はいろいろあります。

匂いの原因になるものからはなるべく遠ざけるようにしましょう。

今日からできる!革製品の匂い対策をご紹介

匂いを吸収しやすく、取れにくい、そんな革製品の匂い対策をご紹介します。

匂いの原因になるものから遠ざけるほか、日常的に行える匂い対策は、以下の4つがあります。

  • 湿気がこもらないようにする
  • ぬれたまま放置しない
  • 皮革製品専用の防水スプレーを使う
  • レザークリーム・レザークリーナーをぬる

湿気がこもらないようにするためには、風通しの良い場所でこまめに陰干しをしましょう。

また、シーズンオフにクローゼットへしまう時は、市販の衣類用乾燥剤や炭も一緒に入れると良いですね。

クローゼット内の湿気対策は、革製品だけでなく、他の衣類ケアにもなりますよ♪

革製品を水にぬれたまま放置すると、細菌やカビ発生の原因にもなりますし、変色することもあります。

革製品がぬれた時はなるべく早く、しっかりと乾かしましょう。

湿気や水に弱い革製品には、専用の防水スプレーも有効です。

雨の日や梅雨時期には、お出かけの30分~1時間ほど前に防水スプレーを吹きかけると良いですね。

ただし、防水スプレーは革製品の表面にバリアを作るので、クリームやクリーナーの浸透が悪くなる可能性があります。

クリームやクリーナーが浸透しないと、革が硬くなる、ひび割れする、といったことにつながりるので、スプレーのつけすぎには注意して下さい。

それから、革の種類によっては、スプレーやクリームが使えない場合もあります。

使用する前に商品の表示をよく読み、心配な場合は目立たない場所に少しつけて、色が変わらないことを確かめてから使うと良いでしょう。

お気に入りの品や、大切な品を長く使うためには、日ごろからのケアが大事ですね。

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古着についた匂い取りにはクリーニングもおすすめ

古着の匂い取りを試したけど匂いがなくならない場合は、クリーニング業者に依頼しましょう。

古着のなかでも革製品は、自分で洗ってしまうと型崩れや変色がないか心配ですよね。洗いにくい素材の匂い取りは、プロに任せるのが安心です。

家の近くにあるクリーニング屋さんが、古着や革製品も取り扱っていれば良いのですが、取り扱っていない場合は宅配クリーニングがおすすめです。

宅配なら、自宅にいながらクリーニングを利用できるので、かさばる衣類を持ち運ぶ手間が省けますよ。

私は冬物をまとめて宅配クリーニングに出しているのですが、次のシーズンまで保管してくれるサービスもあって、とても便利で助かっています。

宅配クリーニングのなかで、革製品も取り扱っている業者は「リネット」「リナビス」「ワードローブトリートメント」などがあります。

以下に、革製品のクリーニング価格と受け取りまでの期間をまとめました。

業者名価格受取期間
リネットレザージャケット
8,800円~
3週間~
リナビス皮革衣類コース
16,000円~
1カ月程度
ワードローブ
トリートメント
レザージャケット
13,600円~
2~3週間
価格は変更することがあります

リネットは、補修サービスなどのオプションがない代わりに、比較的リーズナブルな料金で革製品のクリーニングができます。

再仕上げサービスや、初回割引サービスもあるので、他の衣類と一緒に革製品もクリーニングに出したい場合におすすめです。

リナビスの「皮革衣類コース」は、洗浄から仕上げまで、全ての工程を熟練の職人による手作業で行っています。

また、無料のオンライン相談でシミ抜きや匂い取りなど、注文前に相談ができます。

クリーニングに出そうか迷っている場合は、事前に相談してみると良いですね。

ワードローブトリートメントは、預かった衣類を細かく点検し、一着ごとに最も適した洗い方でクリーニングする「一客オーダーメイドクリーニング」を行っています。

1点物や大切な古着でも安心して依頼できるクリーニング業者ですね。

 
 

プロに頼めば、縮んだり型崩れしたりすることなく洗ってもらえるね。

大切な1着の匂い取りは、プロの技術で丁寧に仕上げてくれる、クリーニング業者を利用しましょう。

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古着についた匂いはクエン酸や重曹に浸けて落とそう

古着を何度か洗ったり、干したりしても匂いが取れないことがありますよね。

取れない匂いのもとがタバコや香水ならクエン酸、汗の匂いや体臭なら重曹での浸け置き洗いがおすすめです。

タバコの匂いはアルカリ性のため、酸性のクエン酸や酢を使うと落ちやすく、汗や体臭など酸性の匂いは、アルカリ性の重曹を使うと落ちやすいからです。

また、しつこい匂いや、酸化した皮脂の匂いには、油汚れを分解する酸素系漂白剤を使うと良いでしょう。

以下に、浸け置きのアイテムごとに落ちやすい匂いと、注意点をまとめました。

クエン酸・酢
  • ぬるま湯に溶かして浸け置きする
  • タバコや香水の匂い取りにおすすめ
  • 酸素系漂白剤より洗浄力が弱いぶん生地を傷めにくい

お酢もクエン酸と同じ消臭効果が期待できますが、クエン酸には消臭プラス除菌効果もあります。

重曹
  • ぬるま湯に溶かして浸け置きする
  • 汗や体臭など酸味のある匂い取りにおすすめ
  • 酸素系漂白剤より洗浄力が弱いぶん生地を傷めにくい
  • 色落ちする可能性があるため、濃い色や柄物には使わない

重曹は塩素系漂白剤と混ぜると有毒なガスが発生しますので、絶対に塩素系漂白剤と一緒には使わないようにしましょう。

酸素系漂白剤
  • 熱めのお湯(40~60℃)に溶かして浸け置きする
  • 皮脂が原因の油汚れや匂いを取るのにおすすめ
  • 洗浄力が強いぶん生地が傷みやすい
  • 浸け置きは1時間までにする

酸素系漂白剤はクエン酸や重曹より洗浄力が強いぶん、生地が痛みやすいので、古着でもウールやシルクには使わないようにしましょう。

浸け置きした後の洗い方は、洗剤を使って洗濯機で洗うか、デリケートな生地の場合は優しく手洗いしましょう。

また、酸素系漂白剤より洗浄力の強い塩素系漂白剤は色落ちするので、衣類には使わないようにしましょう。

古着ではありませんが、私は、バスケ部に入った息子の靴下がクサ過ぎて、手洗いしても匂いが取れず、重曹水に浸けたことがあります。

30分くらい浸けてから、もう一度洗うと匂いがすっきり取れて、私の鼻と心もすっきりしました(笑)

そんな私の経験からも、汗の匂いには重曹を使った洗い方がおすすめですよ♪

まとめ

  • 古着の革製品についた匂いの取り方には、陰干しやクリーニングのほか、新聞紙・ホワイトビネガー・レザークリーム・重曹を利用した方法がある
  • 革製品も「革るん」や「レザーウォッシュ」など、専用の洗剤を使えば洗濯機で洗える
  • 革は匂いがつきやすく、取れにくい
  • レザージャケットなどの古着につく匂いの原因には、湿気・汗・香水やたばこなどがある
  • 革製品の匂い対策は、湿気や水ぬれに気を付ける、こまめに陰干しをする、防水スプレーをかける、レザークリームをぬる、などがある
  • 古着の中でも革製品を取り扱っているクリーニング業者は、「リネット」「リナビス」「ワードローブトリートメント」などがある
  • たばこや香水の匂いには、酸性のクエン酸やお酢を使った浸け置き洗いがおすすめ
  • 汗や体臭など酸味のある匂いは、アルカリ性の重曹を使った浸け置き洗いがおすすめ
  • しつこい匂いや皮脂の匂いは、酸素系漂白剤を使った浸け置き洗いがおすすめ

革製品についた匂いの取り方は、調べてみるといろいろありましたね!

陰干しや、重曹・新聞紙を使った匂いの取り方は手軽なので、私もできそうです。

いつも使っているお気に入りのレザーバッグがあるので、もし匂いが付いた時はやってみようと思います。

古着や革製品の気になる匂いが取れれば、すっきり気分で古着のおしゃれを楽しめますね♪

使えば使うほど味わいの出る革製品は、長く愛用したいアイテムですよね。

レザークリームで表面を保護すれば、匂いや小さな傷がつきにくくなって、カビの発生も防げます。

こまめなケアで、大切な品を匂いや傷から守りましょう♪

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