アルミホイルってツルツルしていて、何の接着剤を使えばダンボールにきれいに貼り付けられるか悩みますよね。
貼っているうちに、別な接着面にアルミホイルがひっついて取れなくなったり、手が糊(のり)でベタベタになったら不快です。
銀色できれいなツルツルした状態で貼りたいのに、クシャクシャになったら台無しです。
両面テープ、スプレー糊、でんぷん糊を使うと、きれいに貼ることができますよ。
また、自分で作れるアウトドアオーブンやソーラークッカーの作り方も調べました。
作業時間を短縮すれば他のことに時間が使えるし、イライラせず、アルミホイルをダンボールに接着できますね♪
アルミホイルをダンボールに接着するなら何が良い?

アルミホイルをダンボールに接着するときに使うものは、以下の3つをオススメします。
- 両面テープ
- スプレー糊
- でんぷん糊
アルミホイルは薄いので「ペラペラ」していて、きれいに貼るのが難しいですよね。
まっすぐ貼りたいのに、別な面に引っ付いてアルミホイルがクシャクシャになってしまいます。
両面テープやスプレー糊ならアルミホイルがシワシワにならず、貼ることができますよ。
でんぷん糊はコスパが良く、刷毛を使えばまんべんなく糊を広げることができます。
そしてきれいにアルミホイルを貼る『コツ』もご紹介します。
アルミホイルがきれいに貼れるたら、気持ちがいいですよね♪
両面テープを使うメリットは!?作業がしやすい!!
両面テープのメリットは、一人でも作業がしやすく、糊とは違って硬化時間を待たずに固定されることです。
簡単に貼れて、パパッと作業が出来ます。それにアルミホイルがダンボールと接着するとき、「クシャクシャ」にならないのでオススメです。
ですが、両面テープを使うときは、ホコリに弱いのでダンボールに付いたホコリをきれいにしてから使いましょう。
縦や横にまっすぐ貼れるので「ぴたっ」と貼ることができます。
人の手を借りないので、思い立ったときに一人で貼れますね。
スプレー糊を使うメリットは!?手を汚さない!!
スプレー糊のメリットは素早く、ムラなく、糊が塗れることと、手を汚さずに糊付けできることです。
作業がしやすいので効率を考えるあなたにオススメです。
スプレー糊を使うと、シワにならずしっかり貼ることができます。
特徴(接着の強さ)ごとにも販売しているので、「ダンボール」×「金属」でオススメされるものを選んで購入してみてください。
スプレー糊は、液状の接着成分を噴射(ふんしゃ)して使います。
手が汚れないので、触るものをよごすことなく作業できるのは嬉しいです。

でんぷん糊を使うメリットは!?貼り直しが出来る!!
でんぷん糊のメリットは、コスパが良いことと、貼り直しが可能なことです。
工作や一時的なもの作りで使うには、簡単で費用の安いでんぷん糊を選びましょう。
糊が乾いてから硬化するので、貼ったあとすぐなら、貼り直しをすることができます。
でんぷん糊を使うときは、スポンジや刷毛を使ってのりを塗り広げてから貼ります。
アルミホイルを貼るダンボールを1面ずつ、糊を塗ってからアルミホイルを貼る作業を繰り返すと上手く貼れます。
貼り直しができるということは、子供と一緒に作業するときに使うといいですね♪
手に付いた糊も手を洗えば簡単に落ちるので、お子様も安心して使えますよ!
アルミホイルをダンボールに貼るときのコツ
アルミホイルをダンボールに接着する場合、1面ずつ糊をのせてアルミホイルを貼っていきましょう。
でんぷん糊や接着剤などを使用する場合は、スポンジや刷毛で塗り広げておくと、アルミホイルが貼りやすくなります。
アルミホイルは、薄いので貼るときはゆっくり、丁寧に貼ると上手く貼れます。
一般のアルミホイルは厚みが11マイクロメートルですが、少し厚めで18マイクロメートルの物も販売しているので、用途によって使いわけるといいですね♪
コツさえ覚えておけば、やり直しせずきれいに作り上げることができます。

作業時間を効率よく、時間を有効に使えるぞ!
アルミホイルとダンボールで作るアウトドアオーブンは耐熱性重視

絶対にアルミホイルが剥がれてほしくない場合は、耐熱温度が500℃以上ある接着剤を選びましょう。
もちろん、耐熱温度を気にしなくても、アウトドアオーブンを作ることは可能です。
ですが、使っている最中で熱に耐えきれず、アルミホイルが剥がれてしまったら、ダンボールに火が付いて火事になってしまいます。
それは、絶対に避けたいですね。それなら、耐熱性のある接着剤を使うことをオススメします。
ただ、貼る面積が多い場合、接着剤を使う量が多く、1つ2つでは足りないですね。コストがかかるのがデメリットです。
ですがアルミホイルが剥がれにくく、熱に負けず、オーブンを何度も使い続けられるなら充分です♪
アルミテープを使えば熱が伝わり一石二鳥?
アルミテープはアルミホイルと同じく熱を反射させたり、熱を伝えることができます。
ですが、アルミテープにも耐熱温度があるので注意が必要です。
だいたいのアルミテープは、耐熱温度が約300℃です。しかし、製造元によって耐熱温度は違うので、確認してから購入するとよいでしょう。
アウトドアオーブンで使うときは、内側の温度が500℃を超えます。
なので、全体をテープで止めるのではなく、補修目的で部分使いすることをオススメします。
剥がれ始めた場所も、コーティングすればまた使えるのは嬉しいですね♪

アウトドアオーブンを作ってみよう‼
アウトドアオーブンは1台あると便利ですが、購入すると収納場所をとるし、重たいのでいざ使いたいときの持ち運びに困りますね。
アルミホイルとダンボールがあれば簡単に『アウトドアオーブン』を作ることができます!
用意するものをご紹介していきますので、ぜひ挑戦してみてください♪
- アルミホイル
- ダンボール
- アルミテープ
- 空のアルミ缶(350ml)4本
- アルミ皿
- 金網(サイズが合わなければニッパーで切る)
- 炭
- スポンジ(接着剤を伸ばすときに使用)
- カッター
- 接着剤(高耐熱タイプだと安心)
- 軍手
準備はできましたか?まずは、アルミホイルを貼る前までの作り方をご紹介します。
- ダンボールの形を作り、上下をアルミテープでとめる
- 面積が広い方の側面3辺(短い方2辺、長い方1辺)をカッターで切り、フタを作る(宝箱のように1辺残っていればok!)
では、アルミホイルをダンボールに貼っていきましょう!
- ダンボールの内側から1面ずつ接着剤を伸ばす
(接着剤は引き延ばしやすいよう、多めに置き、接着剤が固まらないように、素早くスポンジを使って塗り広げる) - アルミホイルを何枚か使って隙間ができないように貼る
- ダンボールが表面から見えないように、外側も同じ要領でアルミホイルを貼る
- フタ部分も両面、アルミホイルを貼る
- アルミテープを使って、角や端を補強する
アルミホイルが貼り終わったので、オーブンの中を仕上げていきましょう。
- 空のアルミ缶に水を半分位入れて重しにする(石や砂でもok)
- アルミホイルを貼ったダンボールをフタが下から上に向かって開くように置き、下の4角にアルミ缶を置く
- 4角に置いたアルミ缶の上に金網を置く
- 炭を置く台を作る
(アルミホイルを使かってアルミ皿をコーテイングし、炭を置く場所が直径10cmほどになるよう、アルミホイルを丸める) - 炭台を金網の下にセットする
アウトドアオーブンがあると、焼き立ての美味しいピザが食べられます。
炭ではなく、スモークチップを入れれば燻製器にもなるので簡易的なオーブンですが重宝しますね!
アウトドアオーブンは4つことに気を付けて使う
アウトドアオーブンが出来たなら、実際に手作りオーブンを使って何か好きなものを焼きたいですね。
実際に使用するときの注意点が、4点ありますのでご紹介します。
- 炎が安定しやすくなるように、炭は細かく砕いて使う
- フタはテープで止めるとアルミホイルが破けてしまうので、石やブロックなどを重りにして開閉しやすくしておく
- 焼いている間はオーブンから目を離してはいけない
- アルミホイルがボロボロになってきたら補強するか、使用をやめる
焼いている最中は何度か開けて、食材の焼き具合を確認してください。
焼いている間は、炭から炎が上がらないように気を付ける必要があります。
オーブン全体が熱くなるので、燃えやすいものを近くには、置かないようにしましょう。
例えばピザを焼く場合、ピザ窯内の温度は400℃~500℃が理想です。
アルミホイルは約600℃を超えると溶け始めるため、高温になりすぎないようにしてください。
また、何度か使ってアルミホイルがへたれてきた場合、アルミテープを使って補強するか、使用するのをやめましょう。
持ち運び可能なオーブンができたら、好きな場所で色んな料理が作れますね。

ピザ窯がなくてもピザが焼けるの嬉しいな♪
オーブンで簡単につくれるアボカド料理をご紹介♪
簡単にアボカドのオーブン焼きを作ってみましょう。材料はこちらです。
- アボカド…1個
- 卵…2個
- マヨネーズ…大さじ2
- パセリ…少々
- ブラックペッパー…少々
- パン粉…少々
材料は揃いましたか?マヨネーズは好きな量に調節して大丈夫です。
- アボカドを半分に切り、種を取る
- 種の穴を広げるようにして実をくり抜く
- くり抜いたところに卵を割り入れる
- ようじを使って黄身に数か所穴を開ける
- マヨネーズ、ブラックペッパー、パン粉をのせる
- オーブンで焦げ目がつくまで焼く(理想は220℃で15分)
簡単に1品作ることができましたね♪アボカドはビタミンEやKの栄養素が豊富に含まれ、疲労回復に効果があるんですよ♪
自宅にオーブンが無くても、屋外でオーブン料理ができるのはいいですね!!
アルミホイルとダンボールでソーラークッカーを作る

ソーラークッカーを作るときは、両面テープを使うと簡単にできます。
工作用の両面テープで、ソーラークッカーを作ることができます。
ですが、私は耐熱用の両面テープを使って作ることをおすすめします。
その理由は、アルミホイルって熱を伝えますよね。そのため熱に負けて両面テープが剥がれやすくなのを防ぎたいからです。
私の話になりますが、できるだけコスパを抑えようと安い両面テープで、車の中にスマホスタンドを取り付けたのですが…。
太陽の熱に負けて、気づくとスマホスタンドが下に落ちてるんですよね。
なので熱に強い両面テープを探していたら、耐熱性の両面テープをみつけたのでシェアしますね♪

身近なモノでソーラークッカーを作ってみよう!
ソーラークッカーはいざという時にあると助かりますが、材料が多いと作るのは難しいです。
家にありそうな材料で作れる、ソーラークッカーの作り方を見つけたので、シェアします。材料はこちらです。
- ダンボール
- アルミホイル
- ハサミ
- 両面テープ
- ガムテープ
準備はできましたか?ハサミを使うのでケガに気を付けて作ってくださいね。
- ダンボールの下はガムテープで止めた状態で、観音開きになっている4辺の角を、縦にハサミで切り、ダンボールを展開する
- 展開したとき、底の部分にくる1面は使わないので取り除く
(イメージは上の横棒が太いアルファベットのTになる) - 両面テープを使い、ダンボールの内側にアルミホイルを貼っていく
(どちらの面でも使えるが、ツルツルした面を上にするとよい) - ダンボール部分が見えないようにアルミホイルを貼り付けていく
- アルミホイルを貼った面が内側になるよう、ガムテープを使って箱型に戻す
- 3つの辺が外に向けて押し開くように折る
(上からの光と横からの光を集めて真ん中に熱を集めやすいようにする)
これで、いざというときも安心してソーラークッカーが作れますね!
使うときは、缶詰の空き缶と、それが入るペットボトルを用意します。空き缶に食材を入れ、半分に切り落としたペットボトルには水を入れておきましょう。
それを作ったソーラークッカーの上に置き、太陽の熱をアルミホイルで反射させて光をペットボトルに入った水に集中させて水を温めます。
その水を温めた熱でスチール缶の中にある食材に、火を通す原理です。
災害時には知っておくと便利な方法なので、ぜひ作り方をシェアしてみてください。

子供の自由研究にいいな!教えてあげよう!
意外なモノでもソーラークッカーに変身できる!!
ソーラークッカーについて調べていたら、三角コーンを利用したものを見つけ、壊れにくいと思ったのでシェアします。
用意するものはこちらです。三角コーンを使ったソーラークッカーを作ってみましょう。
- 三角コーン(高さ約70cm)
- アルミホイル
- ダンボール(縦44cm以上、横65cm以上)
- エアキャップ(又は新聞紙、布など)
- ガムテープ
- 丸棒2本(直径2cm、長さ90cm)
- カードケース(A3サイズ、透明、ハードタイプ)
- ひも
- 接着テープ、両面テープ
- はさみ
準備するものが少し多いですが、揃ったら早速作ってみましょう。まずは、三角コーン部分です。
- 三角コーンの内側と四角部分にアルミホイルをはる
- コーンの外側にエアキャップを巻き、ガムテープで固定する
- ダンボールを台形型(さかずきを逆さにしたような形)
上底40cm(横)、のりしろ3cm(上に)、斜め22cm(斜辺)、下底65cm(横)になるように同じ形のものを4枚準備する - コーン台にガムテープを使ってダンボールを4つ、くっつける
アイスのコーン部分みたいな形になりました。次は設置作業です。
- 三角コーンが斜め下向きになるよう、丸棒を紐で縛って支える
(丸棒がバッテンになり、コーンを支えるように) - 支えている丸棒の足元が崩れないように、石などの重りを使って止める
三角コーンの中に太陽光が入りやすく、熱は逃がさないように透明のカードケースを使ってフタを作りましょう。
- ハードタイプのカードケースを直径30cmの円に切る
- 2枚になるので両面テープを使って貼り合わせる
購入品や準備物が多いですが、いざという時のために備えて準備しておくといいですね。
三角コーンの使い道がなくなったら、ソーラークッカーに変身させちゃいましょう♪
三角コーンに限らずソーラークッカーの土台をお子さんと一緒に考えるのも楽しいかもしれません!
土台させ考えれば、緊急時にも対応できるので安心ですね!!
ソーラークッカーで白米を炊いてみよう!
ソーラークッカーを使って白米を炊いてみましょう。白米は、ポイントを押さえておくと簡単に炊くことができますよ。
お米は、しっかり洗ってからザルで水を切って、できるだけ余分な水がないようにしましょう。
鍋に新し水を入れたら(米1合に対して水200ml、無洗米なら230ml)、夏場は30分、冬場で1時間程度水に浸しておきます。
お米が充分に水を吸収してから、ソーラークッカーの上に乗せます。水が沸騰してきたら15分~20分ほど加熱します。
ソーラークッカーは季節によって温度が変わります。ポイントは、95℃以上の温度で20分以上加熱することです。
ガスが止まってしまった場合でも主食が食べられるのは、有難いですね。

災害時知っておくと、とても便利だね!
まとめ

- アルミホイルをダンボールに貼り付けるときは両面テープや接着スプレー、でんぷん糊を使う
- 接着剤には耐熱温度が500℃以上のものがある
- アルミテープ、両面テープには耐熱温度が高めな商品がある
- アルミテープはアルミホイルと同じく熱を伝えるが、耐熱温度は300℃程度なので部分使いするとよい
- アルミホイルとダンボールを使って手作りアウトドアオーブンが作れる
- アウトドアオーブンは耐熱温度を考えて接着剤を選ぶと安心
- ダンボールにアルミホイルを貼るときは、1面ずつ接着剤をつけて貼るとよい
- アルミホイルとダンボールを使って手作りソーラークッカーが作れる
- ソーラークッカーを使ってお米を炊くことができる
アルミホイルを貼るのは、両面テープやでんぷん糊のような馴染み深いもので貼れることを知りました。
スプレー糊の存在は今回初めて知りましたが、均等に糊が広がるのは便利です。
せっかく時間をかけて作ったものですから、アルミホイルがきれいに貼れたら嬉しいです。
私の話になりますが、「自宅にピザ窯があったらいいな。」と思っていました。
耐熱レンガを買って組み立てるには、なかなかの時間と労力が必要で、実行できなかったんです…。
これなら、簡単にアウトドアオーブンが作れるので、家族とのピザパーティーが楽しみです♪
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