おしゃれをしようと思い、ピアスを開けているときは痛い思いをしていると思います。
問題なく穴が出来た人もいると思いますが、膿んでしまい大変だった人は多いです。
そんな痛くて管理の大変なピアスは一回開けてしまえば、大丈夫と思われるものです。
そう思い、ファーストピアスの時期を終えて、あなたは市販のピアスをしています。
最初は問題なくつけれていても、一日つけてると…「すごく痛い。こんなのずっとしてられない!!」なんて経験ありませんか?
そんな人は総じてピアスの開けた部位厚さが厚く、ピアスシャフトの長さが足りない人です。
そうなるとこんなお悩みがでてくると思います。

一体長さが足りないってどういうこと?長さが足りない原因の解消法は?
そんな疑問をここで解消していきます。
ピアスシャフトの長さが足りない原因は耳たぶの厚み!

一般的な市販ピアスに備えられている針の部分、シャフト(耳に通す部分)は、平均的な長さでつくられています。
そうすると、耳たぶの厚さが厚い人にとってはシャフトが小さく、ピアスシャフトの長さが足りないと感じます。
ピアスシャフトの長さが足りないままにしておくと、圧迫により痛みが生じ、さらに腫れて厚みが増していきます。
腫れたままにしておくと炎症を起こしピアスの穴が膿んでしまいます。
そうすると、せっかく開けたピアスの穴が使えず最悪閉じてしまうことになってしまいます。
そんなことのないようにピアスシャフトの長さを足りないままにせず、少し動かして余裕のある長さのものを選択していきましょう。
そもそも、自分の耳たぶの厚さはどのくらいだと思いますか?
はたまた、自分の耳は平均的なのか、福耳なのか知っていますか?
分らない人のためにここで解説していきます。
最初のピアスは平均より長いものを選ぶ
日本人の耳たぶの平均は約6㎜です。それに合わせて市販のものは主に3種類あります。
- 6mm:セカンドピアスなどの一般的に売られているピアス
- 8mm:一般的なファーストピアス
- 10mm:耳たぶが厚めの人用のピアス(ロングピアス)
ファーストピアスは耳が腫れることを想定して平均より大きめです。
耳たぶが厚い人が最初にピアスを選ぶのであれば、腫れることを想定して10㎜を選択してください。
より分厚いと感じる方は10㎜以上のものになりますが、なかなか売ってません。
ピアス・ボディピアス専門であれば、10㎜以上のシャフトの長さ(内径)のものも売っていますのでさがしてみてください。
また、ピアスを買う時にシャフトの長さ(内径)が記載されているものが少なく、6㎜が基準にされているので種類によっては短く足りないと感じます。
自分のピアス穴の長さが6㎜以上の人は耳たぶが厚くて福耳さんだと思ってください。
ピアスシャフトの長さを測ってみよう!
実際の自分のピアスの穴の長さ、つまりシャフトの長さ(内径)が、どのくらいかわからないと選び方がわかっても選ぶことができません。
自分は平均的であるかもしれませんし、ピアスをつけているときに、別の理由で耳が分厚くなっている可能性もあり得ます。
自宅で簡単にできる内径の測りかたをご紹介します。まず、準備するものとしては下記のものです。
- ピンタイプのピアス
- 消しゴム(平たくてかたいもの)
- 定規やメジャー
用意ができたらこんな方法で測ってみましょう♪
- ピアスのキャッチ部分を逆向きに通す。
- そのままピアスの穴に通す。
- 耳たぶの裏に消しゴムを押しあて、キャッチと消しゴムで耳たぶを挟むようにスライド
このときぎゅっと挟みすぎないように注意。 - ピアスを外してキャッチとピアスの先までの長さを図る
自分のシャフトの長さ(内径)を測りたい人は試してみてください。
これがわかれば、ピアスを買う時に長さが足りないものを選択しなくて済みます。
耳たぶが腫れて厚くなっているかも!?
ピアスは耳に穴をあけるということは、体に傷をつける行為です。
体はその傷を治す過程で、その部分が腫れて厚くなります。
傷が治るのに時間がかかるようにピアスの穴が完全に安定するには時間を要します。
実はまだ、安定していなくて耳たぶの厚さが分厚くなっているのかもしれません。
また、開けた後の消毒をするなどの管理がしっかりしていなければ傷の治りは遅くなります。
最悪の場合、細菌などのばい菌が入り、ピアスの穴が膿んで腫れてしまうことも。
そのほかにも、実は金属アレルギーがあり金属アレルギー対応ではないピアスを着けているかもしれません。
そうすると、アレルギー反応で耳たぶは腫れてしまいます。
ピアスの穴の管理をしっかりしていないことと、アレルギー対応をしていないことであなたの耳たぶは腫れて厚くなってしまいます。
しっかりと管理して耳たぶが厚くならないようにしていきましょう。
ピアスシャフトの長さをピッタリ耳に合わせる注意点

さて、ピアスシャフトの長さが足りない人は単純に耳たぶが厚い福耳の人だけではないことが先ほどのところで分かったと思います。
ただピアスシャフトの長さを伸ばすだけでは解決にはならないと思うので、耳たぶが厚い福耳の人を含めて解決策を説明していきたいと思います。
耳たぶの厚い福耳の人が気を付ける注意点
福耳は遺伝によるものが大半であり、ピアスをピッタリつけるのが難しいです。
もともと耳が厚いということは開けるときにも注意が必要であり、安定するのにも時間がかかります。
ピアスをつけるとき3つ、注意していく必要があります。
まずは、耳たぶが厚い人は、厚さの分傷の治りが遅く、ピアスが安定するのに時間がかかります。
安定していない状態では耳たぶは腫れています。もともと厚さがあるのに腫れてさらに厚くなってしまいます。
そのため、ピアスの穴がきちんと安定するまで、ファーストピアス・セカンドピアスを通常より長めつけて、消毒をしっかりしてください。
次に出来るだけ長いシャフトの長さのものを選択してください。
ただし、極端に長すぎるとピアスを髪や服、マスクなどに引っかかってしまうためおすすめはしません。
そのため自分の耳たぶの厚さにピッタリのピアスを選択してください。
最後に、耳たぶに厚みがあるためでできるだけピアスで耳たぶを圧迫しないようにしてください。
大事なピアスを落とさないように、しっかりとキャッチ(留め具)を止めてしまう気持ちもわからなくありません。
しかし、これでは耳たぶには負担でしかありません。できるだけ圧迫しない程度に止めてください。
もし痛みを感じたらすぐにキャッチを緩めてください。
耳が腫れている人の注意点
まずは耳たぶが厚い人と同じような注意点が上げられます。
- 安定するまで、消毒をするなどの管理をしっかりとする。
- 腫れているときはシャフトの長さ(内径)が長いものを選択する。
- 圧がかからないように、キャッチを緩める。
これにプラスして金属アレルギーがある場合は医療用ステンレスなどの、金属アレルギー対応のものを選択、もしくはシャフトに付属で樹脂のものをつけることのできる商品も売っているので活用してください。
また、ピアスの穴が膿んで腫れてしまわないように下記の注意点が上げられます。
- 頻回にピアスの穴を触らない。
- 他人のピアスをつけない。
- ピアスの穴を開けてすぐに、プールや温泉などの非衛生のところに行かない。
以上を気を付けてピアスの穴にばい菌が入らないように注意してください。
これで、耳たぶが厚くても、腫れてしまった時でも痛みなくピッタリあったピアスを楽しむことが出来ます♪
ピアスシャフトの長さが活かせるおすすめピアス

ピアスの内径が長さだけでピアスを選ぶとシンプルなものはあるが、かわいいものなかなか見つからないです。
主観的かもしれませんが、ロングピアス、ファーストピアスと書いてあるものはかわいくないです。
ピアスにもたくさんの種類があり、物によってはピアスシャフトの長さを気にせずつけれる種類のものもあります。
また耳たぶが厚い人にも似あうピアスの種類をご紹介します。
どんな形状のものがいいか
まずは、長さを気にしなくていい形状のものを選択していくといいと思います。
ピアスにはいろいろ種類はありますが、選ぶポイントとして以下のものがあります。
- シャフトが長いもの
- 耳たぶを圧迫しないもの
逆を言うと…スタッドピアスというものでシャフトがまっすぐで、キャッチ(留め具)がついているものは耳たぶの厚さを気にしてしまうので避けてください。
ピアスのシャフト長さが耳たぶの幅より小さいと、耳たぶを圧迫してしまうため痛くなります。痛いのを我慢しておしゃれしたくないですよね。
以上のことを踏まえて耳たぶが厚い人に似合う、おすすめの形状は下記のものになります。
- アメリカンピアス、チェーンピアスと呼ばれる、
ピアスホールにチェーンを通すもの - フックピアスと呼ばれるシャフトがフックになっているもの
上記の二つはポストも長く、キャッチ(留め具)がないため、耳たぶを圧迫することがなく、痛さを感じることなく、安心してつけることが出来るのでおすすめです。
モチーフが大きいものや揺れるタイプはきれいに見える!
耳たぶが厚いと小さい石のついたかわいいものだと埋もれてしまうこともあります。
ポストの長さが合ったとしてもなんだか似合わない…といった現象もあります。
以下のタイプは、ピアス自体が大きく、縦長のものはバランスが取れておりきれいに見えます。
デザインは好き嫌いはあると思いますが耳たぶが分厚い人におすすめのデザインをご紹介します。
- 大きく、ボリュームのあるモチーフがついているもの
- 縦長のモチーフがついた揺れるもの
- ピアスホールにわっかを通す、フープタイプのもの
- 糸や布を重ねて房になっているタッセルピアス
また、存在感のあるものは耳たぶの厚さを感じさせません。
以上のことを踏まえて自分にあったピアスを選びましょう。
耳に合わないピアスをどうしてもつけたい場合は?
デザインがかわいくて、このピアスがしたい!!だけどピアスシャフトの長さが足りないってことありますよね。
付け替えは自分では難しく市販のもののシャフトを伸ばすのは難しいです。
延長するものも売ってないのでなかなか自分では延長できません。
そのため、アクセサリー専門店やネットでもシャフトの修繕などできますので頼んでみてください。
まとめ

- ピアスシャフトの長さが足りないと感じるときは耳たぶが厚いとき
- 日本人の耳たぶの平均値は6㎜であり、耳たぶの厚い人は6㎜では足りない
- ピアスの穴の管理をしっかりしない、アレルギー対応をしないと耳が腫れ、耳たぶはた厚くなる。
- 耳たぶの厚い福耳の人は、安定するまで管理をしっかりとし、自分の耳たぶの厚さにあったピアスを選択し、圧がかからないようにする
- 耳が腫れないように、金属アレルギーの人はアレルギー対応のものを選び、
ばい菌が入らないように注意する - 耳たぶが厚い人はシャフトが長さが長い、耳たぶを圧迫しないものを選ぶ
- 耳たぶの厚い人はピアス自体が大きく、縦長のもので存在感のあるものを選ぶ
- ピアスシャフトの長さが足りないときはアクセサリー専門店へ修繕してもらいましょう
耳たぶが厚い人はピアスシャフトの長さが足りない状態で管理も難しく、おしゃれなピアスを楽しむのは難しいかもしれません。
しかし、私はどんな人でもおしゃれでいいものを苦痛なく楽しんでほしいと考えています。
このポイントを押さえれば、あなたもおしゃれを楽しめますよ♪
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