ファーストピアスの時期を終えたら、好きなピアスを付けられるようになるのでウキウキしますよね。
しかし、気に入って買ったピアスを付けたら「耳が痛い」なんてことになったらショックですよね。
最初は問題なくつけれていても、一日つけてると耳が痛くなってしまいます。「すごく痛い。こんなのずっとしてられない!!」といいつつピアスを外しちゃいますね。
もしかしたら、あなたの耳たぶとピアスシャフトの長さがあっていない可能性が高いです。あなたの耳たぶの厚みに対して、ピアスシャフトの長さが足りない人です。
「長さが足りない」というのはどういうことなのか、また、長さが足りない原因の解消法を解説していきます。
ピアスシャフト(内径)が長いタイプって、実際に売っているお店って少ないんですよね。
即日、または翌日に発送してくれる通販サイトなら、お店をいちいち探さなくてもいいので安心ですね!

ピアスシャフトの長さが足りないならすぐ外す!

まだピアスを開けたばかりの状態なら、ピアスホールの穴が定着していないため、穴の部分が腫れています。
ピアスの穴が完全に安定するには、時間を要します。
「長さが足りないかも…。」「ピアスを差した部分が痛い」と思ったら、ファーストピアスに付け戻すか、シャフトが長いピアスに付け替えましょう。
もし金属アレルギーがある場合は、医療用ステンレスなどでできたピアスを入れてください。もしくはシャフトに付属で樹脂を付けられるものも使えますよ。
付け替えた時には穴部分に圧がかからないよう、キャッチを緩めます。ピアスホールがが安定するまでは、消毒をきちんと行ってくださいね。
また、ピアスの穴が膿んで腫れてしまわないように、ピアスの穴を触らないでください。また、プールや温泉などの人が多く出入りする場所は避けましょう。
今腫れている場合は、とにかくバイ菌に触れさせないことが大切です。衛生面をケアしていれば、腫れも引いてピアスホールも安定しますよ。
金属アレルギーを起こしていることも!
「長さが足りない」から痛くなるだけではありません。そのほかにも腫れてしまう原因は、「金属アレルギー」もあります。
シャフト内でパツパツになってしまったのは、長さが足りない自分に合わない金属のピアスを身に付けていて、身体が拒否反応を示して腫れてしまい、「シャフト内で。
普段ネックレスなどを身に付けていて首がかゆくなることがあれば、金属アレルギーの可能性が高いです。
こればかりは、人それぞれの体質にもよるのであなたにどんな素材が合うかはわかりかねますよね。
ちなみに、私は安物のネックレスで肌が荒れました。塗装が簡単にはがれてしまい、肌に直接触れることでよく炎症を起こしていました。
そのため、ピアスも「チタン」「ステンレス」「18金」のような素材を見て選んでいます。
合わないピアスを付けていると様々なトラブルを招く!
長さが足りないピアスを無理やり付けたままにしていると、「ピアスが穴の中に埋もれる」「バイ菌が入る」などのトラブルに発展します。
そもそも、「耳やからだに穴をあける」というピアッシングは、体に傷をつける行為です。
体はその傷を治して穴をふさごうとすると、一時的にピアスホール部分が腫れます。
ピアスシャフトの長さ(内径)が装着部分の幅より小さいと、装着部分を余計に圧迫して腫れがひどくなります。人によっては痛みも感じます。
また、開けた後の消毒をするなどの管理がしっかりしていなければ傷の治りは遅くなります。
装着部分の中にピアスが埋もれてしまうだけでなく、バイ菌が入り込み膿(うみ)もたまってしまいます。もし自分で取れなくなってしまうと、病院へ駆け込んで取ってもらわなければならなくなるのです。
もし病院に行く場合は、専門のピアススタジオもおすすめです。きちんと許可を取っているスタジオなら安心できますね。
詳しくまとめた記事を紹介しておきますので、参考にしてみてください。
ピアススタジオのほとんどは違法!?信頼できる店舗で安全に楽しもう♪
耳たぶの厚い福耳さんへのおすすめポイントは?
福耳は遺伝によるものが大半です。もともと耳が厚い人は、ピアスを開けるときにも注意が必要であり、安定するのにも時間がかかります。
福耳さんがピアスを開けるときは、ピアスの穴がきちんと安定するまで、ファーストピアス・セカンドピアスを通常より長めにつけましょう。そして消毒もしっかりしてください。
耳たぶが厚い人は、厚さの分傷の治りが遅く、ピアスホールの定着に時間がかかります。
まだ定着していない状態では、耳たぶが腫れています。もともと厚さがあるのに、腫れてさらに厚くなっているのです。
また、シャフトが真っすぐな「スタッドピアス」を避けましょう!
ピアスシャフトが真っすぐでキャッチ(留め具)を用いて耳に固定するピアスを、「スタッドタイプ」といいます。
「スタッドピアス」の場合は、ピアスシャフトの長さが耳たぶの幅より小さいと、耳たぶを圧迫してしまうため痛くなりやすいです。
そのため、特に耳たぶが厚い福耳さんには以下のようなピアスがおすすめです。
- フックピアス
シャフト部分がフックの形をしている - アメリカンピアス(チェーンピアス)
シャフト部分がチェーンの形をしている - フープピアス(リングピアス)
ピアス自体が丸の形をしている
この3種類ならキャッチ(留め具)がないため、耳たぶを圧迫しにくいですね♪
そして、できるだけピアスで耳たぶを圧迫しないようにしてください。
スタッドピアスをどうしてもつける場合、大事なピアスを落とさないよう、しっかりとキャッチ(留め具)を止めてしまう気持ちもよくわかります。
お気に入りのピアスや、彼氏からもらったピアスなら私も落としたくないので、ついキャッチをぎゅっと閉じてしまいそうです。
もし痛みを感じたら、我慢せずにすぐキャッチを緩めてくださいね。
ピアスの長さは耳たぶなら8mm以上がおすすめ!

普通の耳たぶピアスなら、内径が8mm以上のピアスを選びましょう!
内径が明記されていない耳たぶ用のピアスは、すべて内径6mmだと思ったほうがいいです。
もし手元になければ、内径の長さが8mmと決まっているファーストピアスに戻しましょう。
こちらは楽天のボディピアス専門店ですが、内径が10mm以上の耳たぶ用ピアスを見つけましたよ!
ジュエルが付いていてシンプルで、好みを選ばないところがいいですね!

ピアスシャフトの長さがギリギリなのもよくない

ピアスを付けるときは、シャフトの長さ(内径)が見えなくなるくらいギリギリの幅で付けるのではなく、少しシャフトが見える状態で付けましょう。
最初穴を開けたときに付けるファーストピアスは、内径が8mmです。
これは、初めてピアスを開けた人の耳が炎症を起こして腫れてしまった場合に、シャフト内で耳たぶがパツンパツンになってしまわないように、少し長めに作られているのです。
薄い耳たぶの人なら、6mmのピアスを付けたときにシャフトの間で2mmくらいの余裕が生まれます。
しかし、耳たぶが厚い福耳さんは6mmのピアスを付けたときに「耳たぶ部分がギリギリで、キャッチが閉まらない」などにより、長さが足りないという状態になってしまいます。
もし普通のピアスを付けてみて「シャフト内で耳たぶがギリギリ」と思ったら、6mmよりも長めのピアスを選んだほうがいいですね。
また、耳たぶが腫れてシャフト内で収まりきらなくなった時のことを考えて、もう2mmくらい長いピアスを準備しておきましょう。
ピアスのシャフトがキャッチャーからギリギリの状態でしたら、外れなければなんとかOKです。
準備しておけば、万が一ピアスが耳の中へ食い込みそうになったとき、すぐ取り替えられます。
あらかじめ準備しておけば、慌てて買いに行かなくてもいいですし、最悪の事態になって病院へ駆け込む必要もないですね。
少し動かしたときに余裕があるくらいの長さなら、万が一耳トラブルが起きてもピアスが耳に埋もれにくいので、安心ですね♪
耳たぶピアスの長さを確認する測り方とは?

ピアスの内径は6mmか8mmですが、メジャーで測ればわかります。しかし、実際に自分の耳に長さがあっているかどうかは測りにくいです
しかし、ピアスの内径が自分の耳たぶにあっているかを確認するための、測り方があります。まず、準備するものとしては下記のものです。
- ピンタイプのピアス
- 消しゴム(平たくてかたいもの)
- 定規やメジャー
用意ができたら、以下の測り方を試してみてください♪
- ピアスのキャッチ部分を逆向きに通す
- そのままピアスの穴に通す
- 耳たぶの裏に消しゴムを押しあて、キャッチと消しゴムで耳たぶを挟むようにスライドさせる
このとき、ぎゅっと挟みすぎない - ピアスを外して、キャッチとピアスの先までの長さを図る
私はU字型のピアスしかつけてこなかったのですが、家にファーストピアスが残っていたので、この測り方を試してみました。
私の厚みは、7mmくらいでした。厚めなんですね(笑)
自分の耳たぶが厚いかなんて考えたことがなかったので、ビックリです。
自分の耳たぶとピアスの長さがあっているかなんて、実際に測ってみないとわからないものですねぇ。
ピアスの長さは軟骨なら8mm以上がおすすめ

耳の軟骨部分に開けるピアスは、場所によって異なります。
一般的にピアスの内径は6mmですが、軟骨の場合は耳たぶが薄い人でも8mm以上を選んだほうがいい場所もあります。
特にファーストピアスは開けたばかりで腫れやすいため、余裕をもって8~10mmを入れたほうがいいですね。軟骨ピアスの長さでそれぞれのおすすめを紹介します。
- 6~10mm
イヤーロブ(耳たぶ)
トラガス
ヘリックス
アンテナヘリックス
アウターコンク
インナーコンク - 8~10mm
アンチトラガス
ロック(ローク)
ダイス - 30mm~
インダストリアルピアス
「ヘリックス」の場合は、引っかかりが多い場所でもあります。
そのため、逆に長すぎると寝っ転がったときに痛い思いをしますよ。長すぎず、短すぎず、ちょうどいい長さを付けましょう。
「アウターコンク」は、ファーストピアスが落ち着けば、場所によって6mmも入りますよ。
逆に、「インナーコンク」は場所によって厚みが異なります。不安な方は、最初10mmから付けましょう。
「アンチトラガス」の場合も、角度によって長さが変わります。【開ける場所の厚み+5mm】のピアスを選ぶと安心ですね。
そして「ロック」「ダイス」は、特に体が異物とみなして対外へ押し出そうとする「排除」がされやすい場所です。
排除をされないように開ける位置を計算しなければならないため、最低でも8mmのピアスを準備しましょう。
最後に「インダストリアルピアス」ですが、ここは開ける位置を測って、【間隔+3mm】のピアスがいいですね。
特に舌ピアスは最初なら18mmくらいがいい!
最後に一番私が気を付けてほしいのは、舌ピアスです。
通常の舌ピアスは10~16mm程度です。しかし最初開けたばかりの時は腫れやすいため、ファーストピアスは18~20mmの長さを準備しましょう。
ちょっとマニアックな「ホリゾンタルタン」は、先端~中間は20mm~30mm、中間~奥は30~45mmと場所によって長さが異なります。
ここは、長さが足りないのもよくないですが、長すぎるのもよくないです。
長いピアスを選んでしまった人の中には、「歯茎に当たる」「歯にピアスが引っかかって舌がしまえない」という、痛い声もありました。
開ける前にピアススタジオや病院に相談すれば、痛い思いを避けられますよ。
ピアススタジオに関して、違法の店舗かそうでないかの記事もあります。参考にしてみてください。
ピアススタジオのほとんどは違法!?信頼できる店舗で安全に楽しもう♪
まとめ

- ピアスシャフトの長さが足りない場合は、ファーストピアスや長めのピアスに付け替える
- 穴の内径に合わないピアスを無理にずっと付けてると、「穴の中にピアスが入って取れなくなる」「バイ菌が入る」などのトラブルにもなりやすい
- 耳たぶが厚い福耳の人は、ピアスホールが定着しにくい
- 福耳の人は、ピアスシャフトが真っすぐな「スタッドピアス」はおすすめしない
- 耳たぶにピアスを付けるときは、シャフト内径は8mm以上の長さがおすすめ
- 特にスタッドピアスは、ピアスホールが腫れた時のために、内径部分には2mm程度の余裕を持っておく
- 軟骨ピアスの場合は、最初なら8mm以上のピアスを選んだほうがいい
- 場所によっては、通常のスタッズピアスに多い6mmの長さでは短い部位もある
耳たぶが厚い人はピアスシャフトの長さが足りない状態で管理も難しく、おしゃれなピアスを楽しむのは難しいかもしれません。
しかし、私はどんな人でもおしゃれでいいものを苦痛なく楽しんでほしいと考えています。
おしゃれを楽しむためには、今のピアスホールをきちんと維持させましょう。最初のピアスホールの出来具合で、ピアスの穴もふさがりにくくなります。
ファーストピアスをお探しなら、このようなシンプルなピアスもおすすめです。
とてもシンプルですが、シャフト部分が10mmと長めなので、万が一腫れてもピアスが埋もれる心配もないです。

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