お出かけ前、おしゃれのためにアイロンを使っていてうっかり顔にアイロンをぶつけやけどしてしまうことありますよね。
私はこどもの入学式の時にやけどしてしまい、楽しい気分が台無しになってしまったことがあります…。
「忙しいのにどうしたらいいのよ~涙」と焦るし、どうしたらいいかわからず時間も迫っているしとそのまま出かけてしまいあとから水ぶくれができてしまって後悔することも…。
顔を、アイロンでやけどをしてしまった時には、すぐに冷やすことが大切です。
この応急処置をしなかったせいで、顔にやけどの跡が残ってしまったらテンションが下がるどころじゃ済みません。
正しい応急処置の方法とやけどを防ぐ対処法を知って、脱ヘアアイロンのやけどを目指しましょう!
2-1アイロンで顔をやけどしたらすぐ冷やす!症状次第で病院へ

ヘアアイロンはうっかり顔に当ててしまって、やけどしてしまうことがあります。
もしやけどをしてしまったら、応急処置として一番大切なのはしっかりと時間をかけて冷やす事です。
お出かけ前の貴重な時間を使ってしまうことにはなりますが、最低でも流水で15分は冷やす時間を作ってください。
痛みが出ている場合には、30分くらいしっかりと冷やす時間があると安心です。
冷やすために使うのは氷水ではなくて、水道から出る普通の水で、やけどした部分の少し上から冷やし続けてください。
しかし、アイロンでやけどをしてしまう顔や首などは水で冷やし続けることのできないので、ハンカチに包んだ保冷剤を使うことをおすすめします。
保冷剤は、直接あててしまうと冷やしすぎてしまい、凍傷になることもあるので、絶対に直接あてることはしないでくださいね。
そして、冷やすのを後回しにしてしまうと跡が残ってしまうこともあります。
やけどのあとが残ってしまうと、「もう2度とアイロンを使ったおしゃれをしたくはない!」なんて状況になり、楽しむおしゃれの幅が減っちゃいますよね。
私の経験ですが、痛みが引いてきたからと少ししか冷やさなかったら、後から痛みと水ぶくれができ治るまでしばらく時間がかかってしまった…。
ということもあるので、痛みを長引かせないためにもしっかりと冷やしてくださいね。
このように、水ぶくれができてしまった状態ややけどの範囲によっては、病院で受診が必要です。
適切な診断を受けないと、完治するまでに時間がかかってしまったり、傷が残ったりしてしまう事もあります。
やけどに対する対処法はヘアアイロンでやけどした場合でだけではなく、熱い鍋に触ってしまったときや、油が跳ねてしまったときにも使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね♪
2-1-1しっかり冷やした後はワセリンで保護しよう
しっかりと冷やすことができたら、患部にワセリンをぬって保湿してください。
手軽に手に入り、保湿効果の高いワセリンは、やけどをした後の患部の乾燥を防いだり、空気にあたってひりひりする状況を防いでくれます。
ワセリンはやけど直後だけではなく、痛みが引いたり赤みが引いたりするまで毎日塗った方が効果的なようです。
「毎日ぬり直すのはちょっと面倒だなぁ…。」と思うかもしれませんが、やけどあとを残さずきれいに治すためにもぜひおこなってくださいね。
どんな種類のワセリンでも大丈夫ですが、ベビー用のワセリンは特に刺激が少なく伸びやすいためおすすめです。
また、ワセリンをぬった後は包帯やガーゼなどで覆っておくと、傷を保護することもでき、せっかくぬったワセリンが服などについてしまうことがなくなるため安心ですね。
2-1-3やけどの深さによって変わる症状と治療法
実は、やけどは進行した深さによって、1度熱傷から3度熱傷に分けられ症状と治療法が異なります。
ヘアアイロンやコテで顔をやけどをした場合、触れた瞬間にやけどした部分からアイロンなどを離すため、比較的軽度の1度熱傷から2度熱傷の間の症状であることが多いです。
1度熱傷から3度熱傷までの症状は、どのように変化するのかみてみましょう。
1度 | 2度(軽) | 2度(重) | 3度 | |
色 | 赤 | 赤 | 赤、紫、白 | 白、酷いと黒、褐色 |
痛み | ひりひり | ひりひり | 少ない | 感じない |
水ぶくれ | できない | できる | できる | できない |
治るまで | 数日 | 2~3週間 | 1か月以上 | 自然に治らない |
傷跡 | 残りにくい | 残りにくい | 残りやすい | 残る |
受診 | 必要ない | 必要 | 必要 | 必要 |
治療 | 応急処置のみ | 必要 | 必要 | 必要 |

ちょこっとやけどしただけだし、そんなことで病院に行くなんて…
そんなふうにためらわず、ちょっとのやけどでも気になることがあったら病院を受診しましょう。
実際に私が経験した水ぶくれができてしまった状態は、本来なら病院の受診が必要な状態だったようです。
適切な方法をとらなかったから、やけどの跡が残ってしまったんです…。
そんな私のように後悔を残さないためにも、しっかりと応急処置をして、水ぶくれができたら病院を受診してくださいね!
また、水ぶくれができたときにはむやみにやぶかず、ガーゼや保護テープで患部を保護しましょう。
自然とやぶけてしまった時には、自己判断で薬を塗ること、皮膚をはがすことは絶対にしてはいけません。
この場合にもガーゼなどで保護し、病院を受診しましょう。
2-2アイロンで顔をやけどしにくい方法は4つ!

アイロンを毎日使っている人でも、顔周りをやけどする心配は尽きないですよね…。
ましてや、使い始めたばかりの人や、不器用な人はますますリスクが高くなります。
そのリスクを少しでも下げ、やけどをしにくい方法が4つあります。
・タオルやヘアバンドを使う
・ブロッキングをする
・アイロンとコテの使い分けをする
・やけどをしにくいアイロンを選ぶ
もちろん、この方法を使っても必ずやけどを防げる訳ではありません。
でも、何もせずにアイロンを使うよりもやけどをしにくい状況をつくることができるようになるので試してみてくださいね。
2-2-1ヘアバンドやタオルを使って肌を守る
前髪など、顔のすぐ近くをスタイリングする時、おでこやほっぺのやけどが怖いですよね。
そんな時には、ヘアバンドやタオルでカバーして、直接アイロンが当たらない状況を作ってしましましょう。
幅が広いヘアバンドを使って、前髪ギリギリの部分までかくしてしまうことで、直接アイロンが肌に当たる心配がなくなります。
また、見た目は怪しい人のようになってしまいますが、タオルをマスクみたいに使うことでほっぺもカバーできます。
両方使えばより安心してアイロンを使えそうですね♪
そのほか、カールを作る際にはどうしても見えにくくなる首周りにもタオルを巻いてからアイロンを使うと、安心してヘアアレンジが楽しめそうです。
2-2-2ブロッキングをして少しずつ巻いていこう
アイロンを手に持ちながら、髪の毛をとりわけようとすると、どうしてもやけどのリスクは上がってしまいますよね。
事前にクリップで留め髪の毛をわけて、ブロッキングをしておくとやけどのリスクが少なくなります。
クリップで分けた部分ごとに順番に巻いていくので、少量ずつ巻いていくことができ、熱が一定に伝わりきれいにしあがるのもメリットですね。
この時に使うクリップは、美容師さんが使うような大きいタイプのものが使いやすくおすすめです。
100均でも売られているので、ぜひ探してみてくださいね。
2-2-3アイロンとコテを上手に使いわけしよう
コテや2wayのアイロンは、ストレートアイロンと違い露出しているパイプの部分全体が熱を持ちます。
そのため、顔にとても近い前髪をセットするにはむいていません。
顔の周りはストレートアイロン、それ以外はコテや2wayアイロンと使いわけることでやけどのリスクを減らすことができます。
ストレートアイロンは構造上、挟んで使うプレート部分以外は熱を持たないので顔周りに使ってもコテなどを使うより安心してつかえます。
「そもそも全体的に熱を持つコテを使うのが怖いんだよなぁ…。」という場合でも安心してください。
実は、髪のカールを作るのはストレートアイロンだけでもできるんです。
少し練習が必要になりますが、ストレートアイロンだけでスタイリングができるようになればより安全にヘアアレンジできますね♪
2-2-4やけどをしにくいヘアアイロンを使う
ブラシ型のヘアアイロンは、アイロン全体が熱を持つことはないため、よりやけどをしにくくなります。
他のアイロンと違い、熱を伝える部分がブラシの根本部分だけなので、表面は熱を持たず、少し触れたくらいではなんともないのです。
そのため、アイロンに手を添えて使うこともできるんですね。
そんなアイロンなら、顔にあたってもへっちゃらですよね。
また、普通にブラシを使うのと同じように使えるため、「不器用でコテやアイロンが怖いんだよなぁ」という場合でも安心ですね♪
2-3アイロンは顔をやけどしにくい冷マジックがおすすめ!

顔をやけどしにくいアイロンで一押しなのは、Areti.社から発売されている「冷マジック」です。
このアイロンのおすすめポイントは、以下の通りです。
・2wayアイロンでストレートアイロンとしてもコテとしても使用可能
・プレート温度が高くても外側の温度は約40度で顔をやけどするリスクが低い
・プレート外の温度が低いので手を添えながらアレンジ可能
・冷却機能搭載のため髪のダメージを抑えながら、スタイリングをキープできる
・50秒で180度まで温度が上がるため、あっという間に使えるようになる
・電源を切り忘れても、30分で電源が切れるため火事などの事故もおこりにくい
「冷マジック」にはこのような特徴があるため、初心者さんや顔にやけどすることを経験している場合でも安心して使うことができますね♪
せっかくのお出かけ前にやけどをして、落ち込んだ気分で向かいたくないですよね。
Areti.の冷マジックなら、顔をやけどする心配もなく安心して使うことができますよ。
おでかけには髪までおしゃれにして気分を上げて楽しみましょう♪

まとめ

・アイロンで顔をやけどしたときにはまず流水で最低15分は冷やすことが必要
・流水で冷やせない場合は、タオルで包んだ保冷剤を使う
・冷やした後はワセリンをぬることで、傷周辺の保湿や保護、ひりひり感の軽減ができる
・アイロンでやけどした場合は、比較的軽度のことが多い
・水ぶくれができてしまったときには、ガーゼなどで保護して病院を受診する
・やけどしやすいおでこやほっぺ部分はタオルやヘアバンドで保護してやけどリスクを少なくできる
・ブロッキングをするとやけどリスクが少なくなり、仕上がりもきれいに
・アイロンを使い分けたり、やけどしにくいブラシ型アイロンを使ったりするとやけどのリスクを下げられる
・Areti社の「冷マジック」はアイロンの外側の温度が低いため、やけどの心配が少なく、やけど経験のある人にもおすすめ
顔をやけどしてしまって、私のようにあとが残ってしまい後悔をしないためにも、しっかりと応急処置をしてくださいね!
今回紹介したやけどの応急処置は、顔だけではなく、その他の場所をやけどしてしまった場合でも使うことができます。
もし、やけどをしてしまった際には、跡を残さないためにも実践してみてください。
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