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蒸し器フタを包む大判ふきんがないときの代用品は?蒸し布の場合は?

お役立ち
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冬になると、冷たいサラダではなく、あったかい蒸し野菜が食べたくなります。そんなときには、鍋型の蒸し器が重宝します♪

しかし鍋型の蒸し器を使うとき、蒸しパンやプリンのような料理だと蒸し器のフタを大判ふきんで包み、フタから落ちてくる水滴を吸い取らなくてはならないのです。

そのことを知らなかった私は、先日初めて蒸しパンを作ったときに大判ふきんがなくて、代用品もわからなかったのでそのまま蒸してしまったのです。

案の定、蒸しパンがベチャベチャになって失敗してしまいました(涙)

しかし、大判ふきんや手ぬぐいのような大きめの布がなければ、小さいふきんやおしぼり、クッキングペーパーなどが代用で使えますよ!

また、鍋型の蒸し器だけでなく、せいろの下に敷く蒸し布の代用品も見つけました!あわせて紹介します。

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蒸し器のフタを包むふきんがないときの代用品は?

鍋型の蒸し器を使うときは、蒸し料理が水っぽくならないように、大判ふきんや手ぬぐいでふたを包みます。

蒸し器のふたを包めるくらいの大きな布といえば、大判ふきんや手ぬぐいです。

しかしそれらがない場合は、蒸し器のフタを包めないくらい小さなふきんやおしぼりでも十分代用できます。

水で濡らして硬く絞り、蒸し料理の上へ直接かぶせるだけで、フタから垂れてくる水滴を防げます。

このとき、柔軟剤の匂いが残っていないふきんやおしぼりを使います。柔軟剤の匂いが残っていると、蒸し料理が柔軟剤くさくなってしまいます。

逆に、匂いが強い蒸し料理の上にふきんやおしぼりを乗せると、料理の匂いがふきんやおしぼりに移ります。

一度でも匂いや油汚れが染みつくと、取るのが大変です。代用のふきんを使うときは、匂いが移る前提で準備しましょう。

 
 

洗濯物を増やしたくないから、うちのキッチンにはペーパータオルしかないの。

紙状のものは代用品にならないかしら?

もしふきんやおしぼりもなければ、キッチンペーパーを乗せてもいいですよ。合成繊維(不織布)で作られたクッキングペーパーも使えます。

クッキングペーパーに使われている不織布は、繊維に熱を加えて一枚の布状に仕上げています。そのため熱に強く、お湯の沸点でもある100℃程度なら耐えられます。

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蒸し器にふきんが必要な理由は水滴から守るため

実は、蒸し器のフタをふきんで包まずに蒸すと、フタから水滴が落ちて料理が水っぽくなってしまうのです。ふきんの役割は、蒸し料理を水滴から守るためなのです。

蒸し料理は、蒸し器に水を入れて加熱して、蒸発したときの水蒸気の力で作ります。

このとき、水蒸気が逃げやすい構造のせいろとは異なり、鍋型の蒸し器は水蒸気が逃げにくい構造となっています。

蒸し器の中に水蒸気が充満すると、やがて水滴に変わり、蒸し器のフタ裏に溜まっていくのです。

水滴が溜まると、その下に置いている食材へ落ちていきます。芋類や野菜なら多少水滴が落ちてもへっちゃらですが、蒸し料理によっては水っぽくなってしまいます。

特に、小麦粉を使った料理は水を吸いやすいです。もし蒸しパンの上に水滴が落ちると、蒸し上がってもベチャベチャなままになってしまいます。

ほとんどのレシピ本にはふきんが必要だと書いていない

 
 

レシピ本通りに作ったのに、水っぽくなったわ。
ふきんがいるなら、書いていてほしいわ!

ほとんどの料理レシピ本には、「蒸し器のフタにふきんを使う。」と書かれていません。

なぜなら、「せいろを使う人、鍋型の蒸し器を使う人、それぞれに書き分けなければいけない。」というルールがないからです。

私も「なぜレシピ本に書いていないんだろう?」と疑問だったのですが、その理由を詳しく紹介しているところは残念ながら見当たりませんでした。

これは私の予想ですが、「鍋型の蒸し器フタにふきんをかませる」というのは、あくまで「蒸し器の使い方」ではないのかなと思いました。

「調理器具の使い方をわざわざレシピ本に書かなくてもいいんじゃないかな?」という出版社側の考えなのかもしれません。

でも初めて作る料理の場合って、材料や分量、作り方までをレシピ本通りに作りますよね。

そのため、ふきんが必要なことに気づかず作ってしまうため、完成したときに水っぽくなるのです。

ついレシピ本に頼ってしまいがちですが、あまり使わない調理器具だからこそ、蒸し器の取扱説明書も見ておけば、使い方をマスターできますね。

大判ふきんで包むときは湿らせて結ぶ

蒸し器フタに大判ふきんを使うときは、ふきんがコンロの火にあたらないよう、フタの上部分でしっかり結んでおきます。もし結べない場合は、ふきんなどの布を中へ折り込みます。

このとき、ふきんは水で湿らせて固く絞っておくと、蒸し器フタの裏についた水滴を吸い取りやすくなります。

また、もし乾いたまま使うと、コンロの火にふきんが当たると発火してしまいます。濡れていれば燃えにくくなるので、火事も防げますね。

ふきんのサイズは、50cm以上の大判サイズがおすすめです。こちらの花ふきんは優しい色味で柔らかい素材なんで、すごく人気が高い商品です♪

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蒸し布の代用品なら綿素材やキッチンペーパーがいい

蒸し器に使う布は、なにも蒸し器フタを包むだけではありません。蒸し料理の下に敷く「蒸し布」は、せいろ・鍋型の蒸し器、どちらでも使います。

蒸し布は、ホームセンターや通販で入手できます。

しかし入手が間に合わないときは、蒸し布と同じくらいの大きさで、綿素材の布が代用品として使えます。

あるいは、数枚重ねたキッチンペーパー、クッキングペーパーも使えますよ。

 
 

じゃあ、逆に蒸し布の代用に適していないものは?

代用に適していないのは、意外にも麻素材の布です。

綿素材よりも吸水性がよさそうですが、吸いすぎた水分が蒸し料理にも移り、逆にベチャベチャと水っぽくなってしまいます。

また、100均でも蒸し布は販売しているのですが、目が粗いです。そのため、おこわや米類を蒸す場合は、米粒が蒸し布からポロポロと落ちてしまいます。

まとめ

  • 鍋型の蒸し器フタを包むための大判ふきんがない場合は、小さなふきんやおしぼりを蒸し料理の上に乗せる
  • 小さなふきんやおしぼりがなければ、キッチンペーパーやクッキングペーパーでも代用できる
  • 鍋型の蒸し器に大判ふきんを使うときは、水滴を吸収しやすいように水で濡らして硬く絞る
  • 濡らした大判ふきんは、コンロの火に触れないよう、フタの上で縛っておく
  • 鍋型の蒸し器を使うときに大判ふきんを使う理由は、水滴が蒸し料理に落ちて水っぽくなるのを防ぐため
  • ほとんどのレシピ本には、蒸し器の使い方まで書いていない
  • 蒸し料理の下に敷く「蒸し布」の代用は、綿素材の布、キッチンペーパー、クッキングペーパーなどが使える
  • 吸水性が高い麻素材の布は、逆に蒸し料理が水っぽくなりやすい

鍋型の蒸し器には大判ふきんや手ぬぐいを使いますが、もしなければ小さいふきんでも十分に代用できるのですね。

それに、キッチンペーパーやクッキングペーパーは、ふきんの代用だけでなく、蒸し布の代用にもなるのですね。

これで、もう蒸し料理の失敗からは卒業できます♪プリンや蒸しパンを上手に作って、褒められ主婦になりましょう!

また、使おうとした蒸し器がなかった場合は、ザルを使うといいですよ。使う方法と、ザル以外で蒸し器の代用方法はこちらに書いています。

蒸し器の代用にはザルが使える!他の調理器具を使う方法も解説♪

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