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自転車が3歳に早いのはまだ重いから!成功の秘訣や選び方を解説♪

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お子さんが4~6歳くらいになると、将来を見据えて自転車の練習を始めます。

自転車に乗れれば行動範囲が広がりますし、中学生になれば自転車通学もできますね。早いうちから自転車に乗れていれば、交通ルールにも早く慣れます。

最近は、2~3歳のうちから乗れる「キックバイク」も流行しています。そのため、早い年齢から二輪タイプの乗り物に親しみが持てるようになりました。

しかし、キックバイクと自転車は重量も漕ぎ方も異なる、別の乗り物です。3歳のうちからキックバイクに乗れるからと言って、自転車を与えるのは少し早いです。

ただし、ペダル漕ぎに慣れているお子さんが「3歳のうちから自転車に乗り始めた!」という話があるのも事実です。

今回は、3歳のお子さんでも乗れる自転車や選び方も含めて解説します。

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自転車が3歳にはまだ早いのは重くて疲れやすいから

「自転車が3歳にはまだ早い」という意見が多いのは、適応身長が合っていても重量が重くて、3歳のお子さんが自転車を扱いにくいためです。

キッズサイクル(子供用自転車)の適応身長は、16インチならほとんどが95cm以上です。これは、確かに3歳の平均身長と同じくらいです。

しかし、キッズサイクルの重量は10~15kgくらいあります。それに対して3歳の平均体重は、12~15kgくらいです。

つまり、自分と重量が同じくらいの自転車を支えなくてはならないのです。

支えるのも難しい自転車だと、強いやる気があれば重くても頑張って練習できても、ほとんどのお子さんは乗りこなす前に疲れ果ててしまいます。

ちなみに、大人用の自転車は20kg前後、電動自転車は27kgくらいです。

体重50kgくらいの大人を想定すると、重量は体重よりも半分以下になります。そのため、大人は「自転車を重い」とは感じにくいのです。

また、3歳でも乗りこなせるキックバイクは3~5kgくらいで、自分の体重よりも半分以下の重量です。

こう比べてみると、大人が乗りこなせる自転車の重量比は、お子さんが乗りこなすキックバイクとの重量比と似ています。

そのため、親御さんが「3歳では自転車はまだ早い」と判断して、キックバイクを自転車の代わりに乗るお子さんが多いのです。

もうひとつ、握力の問題もあります。3歳のお子さんはまだブレーキを握るほどの握力も弱く、自分でスピードを緩めるのが難しいです。

2歳から乗れるキックバイクにも、ほとんどブレーキが付いていません。

軽くしたりブレーキなどの装備品を外したりすることで、キックバイクは小さいお子さんでも扱いやすくしているのですね。

まだ体力が乏しい3歳のうちはムリさせず、4歳以上で体力がついてから自転車の練習をさせたほうが、自転車を嫌いにならず意欲的に取り組んでくれます。

軽い自転車は保護者の負担も軽くなる

初めて自転車に乗せるなら、車体はできるだけ軽いものを選んだほうがいいです。

お子さんが少しでも扱いやすくなり、疲れにくくなるのはもちろんですが、練習に付き合う保護者の負担も減ります。

自転車の練習では、必ず保護者が付き添います。助走をつける手助けや、自転車が倒れそうになったら、かわりに保護者が支えます。

このとき、お子さんの体重と自転車の重量、両方を支えなくてはならないのです。お子さんの体重が12kg、自転車が10kgだとすれば、【12kg+10kg=22kg】です。

練習で疲れれば疲れるほど、お子さんは自分の力で自転車を支えられなくなります。

「お母さん、疲れた!」「お父さん、押して!」など、何度もヘルプがかかります。そのたびに、保護者が何度も支えなくてはなりません。

その結果、保護者も腰やひざを痛めます。お子さんだけでなく保護者にも負担がかかり、家族全員がぐったりしてしまいます。

それに、返るときにお子さんが「疲れた、もう自転車押したくない!」などと言われたら、保護者が自転車を持って帰るしかありません。

私が保護者なら、「私も疲れてるのに…。」とうんざりしてしまいます。

少しでも軽い自転車を選んでおけば、お子さんだけでなく保護者の体力も維持できるのです。

16インチ以上は補助輪ありきの設計になっている

キッズサイクルには、自転車のバランスを支えるための補助輪(コマ)がつきものです。

自転車屋さんは、「将来に補助輪を外して練習するなら16インチ以上がいい」とおすすめしています。

なぜなら、16インチ以上の自転車は、補助輪を外すことを前提としているタイプが多いのです。小回りは苦手ですが、補助輪を外してもバランスが崩れにくく、直進走行がうまくいくのです。

対して、それよりも小さい14インチ以下の自転車は、まだ体格が小さいお子さん向けに作られています。そのため、ほとんどのメーカーが補助輪をつけたまま走行する設計にしています。

ハンドル操作が簡単で小回りが利きやすく、カーブも曲がりやすいです。

もちろん補助輪を外しても走行できますが、バランスが取りにくくなり、直進が難しくなります。

自転車の練習では「基礎は直進走行」「応用は小回りやカーブ走行」としています。

直進走行でバランスのとり方を学んでほしい自転車屋さんは、練習段階を考えて16インチを推奨するのですね。

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自転車は3歳ならサイズを小さめにする

自転車のサイズは、タイヤの大きさを表す「インチ数」で決まります。

2~3歳用の自転車サイズはだいたい12~14インチで、小さめのほうが乗りやすいです。この中から足つきがいいものを選びます。

実際に、「まだ3歳だけど、あえて小さい自転車に乗せてみたらスイスイ乗りこなした!」という声も多いです。

ちなみに、2~5歳のお子さん用に設計されているキックバイクも、10~14インチが多いです。14インチ以下なら、3歳でまだ体格が小さくても扱いやすいのです。

お子さんは、失敗が続くよりも成功経験を重ねていったほうがやる気も持続します。

そのため、成長を見越してあえて大きめの自転車に乗せても、自分で扱いにくければ練習を拒否してしまいます。

乗らないうちにお子さんが成長して、気が付いた時には自転車が小さくなってしまったら、買った意味がないですよね。

最初のうちから少しでもサイズが大きめを買っておきたい気持ちは、とてもよくわかります。私が子供の時も、母は「すぐ成長するから!」と言いながら服を1サイズ大きめで買っていました。

服は丈の長さを調整できますが、自転車はサドルしか調整ができません。

成長を見越してあえて大きめの自転車を選ぶよりも、体格や体力に合わせて乗りやすい一台を選んだほうが早く上達しますよ。

自転車のサイズ選びには足つきが重要

まだ自転車にうまく乗れない段階では、実は自転車のサイズよりも足つきが重要になってきます。

サドルの位置をお子さんの股下に合わせたとき、かかとまで地面につく自転車を選びましょう。

自転車の練習では、まず自転車にまたがって歩きながら体幹を身に着けます。

このとき、かかとが付かずにつま先立ちの状態では足に力が入りにくいのです。そのため、自転車を支えきれず転んでしまいます。

足が地面にしっかりついていれば、体幹を使って自分の力で自転車を支えられます。その結果転びにくく、疲れにくくなるのです。

また、足で地面を蹴って漕ぎ出すときにも、かかとが地面についていれば助走がつけやすいです。

自分で支えられるなら16インチでもいい

 
 

子供が成長するたびに自転車を何台も買い替えるのも出費がかかるね。
せっかくなら、少し大きめの自転車を長く使ってもらいたいな。

16インチの自転車は適正身長が95cm以上で、3歳の平均身長とギリギリ合います。自転車も安くはないため、「多少大きくても一台で済ませたい」という気持ちはよくわかります。

足つきの理想はかかとが地面につくくらいですが、補助輪をつけた状態でつま先が付くくらいで、お子さんが自転車を支えられるのなら16インチを選んでも大丈夫です。

かかとが地面から浮いていても、補助輪をつけていればバランスが崩れません。

漕ぎ出しに慣れてから補助輪を外せば、車体の重量にも慣れて扱いやすくなっていますよ。

大きい自転車のいいところは、ハンドルやペダル周りがゆったりしている点です。お子さんが成長して手足が伸びても、圧迫感や違和感なく、のびのびと乗れますよ。

こちらの自転車は「ルイガノ」という海外ブランドで、クロスバイクに特化したメーカーです。日本人のお子さんも乗りやすいように設計されています。

一番小さいサイズの16インチでも、約7.2kgと軽量です。車体にアルミニウム合金を使っており耐久性も高いですが、こだわりが多いため一般の自転車よりも高価です。

楽天市場から商品紹介をしておきます。この商品を扱っている自転車屋さんで試乗してみて、お子さんの体型や乗り心地を確かめてから購入を決めてくださいね。

成長に応じて自転車は買い替えたほうがいい

あまりにも小さすぎる自転車なら、買い替えたほうがいいです。

お子さんの成長は、身長や体重だけではなく、手足の長さも伸びます。

足が伸びればサドルの高さで調整できますが、手が伸びてもハンドルまでの距離は調整できませんよね。

それに、もともとサイズが小さい自転車はハンドルとペダルの位置が狭くなっています。

手足が伸びた状態で乗っているとハンドルが膝に当たるため、ついガニ股のように足が開いてしまうのです。

ちなみに私が3歳のころも、三輪車に乗るとハンドルと手足のスペースが狭くて、ついガニ股で漕いでいました。あれは三輪車のサイズが私の体型と合っていなかったんですね。

このように、お子さんが成長しても自転車のサイズがそのままだと、手足を動かしにくくなります。無理して乗っていると、変なクセがついてしまうのです。

将来大人用の自転車に乗ったとき、変なクセが残ったままだと乗り方がおかしくなってしまいます。

また、サドルの高さを上げすぎるのもよくありません。

サドルのシートポストには、「これ以上高くしてはいけない」という位置に限界線があります。

限界線を越える位置にまで高くすると、サドルがお子さんの体重を支えきれなくなり、シートポストが変形するのです。

「12インチから16インチに買い替え」のように2サイズアップすれば、出費も減らせますよ。

買い替えるときにはハンドルの形が同じものを選ぶ

ハンドルの形にも、「フラットハンドル」「セミアップハンドル」の二種類があります。

どちらも自転車の練習には支障ないのですが、買い替えるなら元の自転車とハンドルが同じ形のものを選びましょう。

フラットハンドルは、直線状でまっすぐになっていて、腕を伸ばして握ります。それに対してセミハンドルは、カーブ状に曲がっているため、腕を少し曲げて握ります。

ハンドルの形が変わると力の込め具合や重心が変わるため、感覚が鈍るのです。

私も高校生のとき自転車を買い替えたのですが、違うハンドルの形を選んで少し後悔しました。

当時はフラットハンドルの自転車に乗っていたのですが、友人がセミアップハンドルの自転車に乗っていて、買い替えるときには興味本位でセミアップハンドルを選んでみました。

すると、腕を伸ばした時の感覚が違い、まるで別の乗り物に乗っている気分でした。

私の場合はすでに高校生だったので練習すれば慣れましたが、まだ練習段階のお子さんなら、ハンドルの形は統一したほうがいいですね。

キックバイクや小さい自転車に乗っていてどちらかのハンドルに慣れているなら、同じ形に統一してあげれば、新しい自転車にもすぐ慣れますよ。

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自転車を3歳でも乗れたのは漕ぎ出しがうまいから

 
 

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3歳よりも前に、三輪車やキックバイクなど似たような車体に乗り慣れていれば、自転車への移行もスムーズです。

中でも、三輪車に乗り慣れている子はペダルを使った漕ぎ出しに慣れています。

実は自転車の練習で難しいのは、意外にも漕ぎ始めなのです。

自分の力で漕ぎだすには、足を地面で蹴って、助走をつけてペダルに足を乗せて、回していきます。

しかし、助走なしで足の力だけでペダルを踏みこんでも重いですし、まだバランス感覚が身についていないと足に気を取られて自転車を倒してしまいます。

三輪車の場合は3つのタイヤで車体が安定しています。そのため、三輪車が倒れることなく、足の使い方を自然と学べるのです。

私も三輪車は使っていましたが、成長とともに補助輪付きの自転車に乗り換え、7歳のころに補助輪を外しました。

しかしそれまでは補助輪に頼っていたため、バランス感覚はなかなか身につかず、たくさん転びましたね。

でも、なんだかんだ足の漕ぎ方はわかっていたため、車体がフラフラしながらも足は動かせていました。

もう少し早く補助輪を外して練習していれば、7歳よりも前に自転車を乗りこなせていたかもしれません。

キックバイクからの移行は難しい

「ストライダー」をはじめとしたキックバイクは、2~4歳のお子さんに人気の乗り物です。先にキックバイクに乗せて、自転車に移行する人も多いです。

すでにキックバイクに慣れてバランス感覚は身についているなら、そのうちに補助輪なしで自転車の練習をしたほうがいいです。

キックバイクはペダルが付いていないため、足を地面に着けて、助走をつけて走行します。

自転車の練習でも、まず初めは自転車にまたがって歩き、自分の足と身体で自転車を支えるところから始めます。

そのため、キックバイクに乗り慣れている子は、練習の第一段階はクリアしているのです。

ところが、補助輪付きの自転車は足を使わなくてもバランスが取れます。

そのため、補助輪付きの自転車に乗ったとき、お子さんは「自分でバランスを取らなくてもいい。じゃあキックバイクとは別の乗り物なんだ!」と身体が覚えてしまいます。

補助輪付きの自転車に慣れると自分でバランスを取らなくなり、その結果、いざ補助輪を外すと自分でバランスが取れなくなるのです。

せっかくキックバイクでバランス感覚が身についていたのに、バランス感覚がなくなってしまうのはもったいないですね。

また、キックバイクと自転車の重量差もあります。キックバイクの重量は2.5~5kgほど、キッズサイクルの重量は10~15kgほどで、2倍以上も重いのです。

今まで軽くて扱いやすかった車体から、一気に2倍も重い車体に変わると扱いにくくなるのですね。

まとめ

  • 3歳に自転車が早い理由は、10kg近い自転車を3歳児の体重では支えきれないから
  • できるだけ重量が軽い自転車を選ぶと、3歳児だけでなく保護者の負担も軽くなる
  • 12~14インチの自転車は、補助輪を外すとバランスが悪くなる
  • 身長が合えば16インチの自転車にも乗れるが、10kg以上の車体が多い
  • 3歳でも自転車に乗れたお子さんは、ペダルを使った漕ぎ出しに慣れている
  • 特にキックバイクから移行するなら、補助輪なしで練習したほうが上達する
  • 3歳児が乗るなら、自転車のサイズは12~14インチがいい
  • 足つきの目安は、かかとが地面につくくらいがいい
  • 12~14インチの自転車は、補助輪を外すとバランスが悪くなると考えたほうがいい
  • つま先立ちでも自転車を支えられるようになったら、16インチの自転車でもいい
  • 小さすぎる自転車は、身体に変なクセが付いてしまうため買い替えたほうがいい
  • キックバイクや小さい自転車から大きい自転車に買い替える場合、ハンドルの形は同じものにする
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