【PR】

ホップの育て方はプランターでお手軽に!収穫後の楽しみ方も!

食材・調理
広告

ホップと聞くと、あなたはきっと「ビール」を思い浮かべますよね。

ビールは苦い味や酒好きというイメージがありますが、意外なことにホップの球果は松ぼっくりのようなとても可愛らしい見た目をしています。

一般的にホップは苗からの栽培になるので、プランターの育て方に関しては種から植えるのと比べると簡単になります。

収穫後は乾燥させてフラワーアレンジメントにしたり、料理に使ったり、ハーブティーにしたり色々な活用方法があります。

暑くなってくるとグリーンカーテンにするのもおすすめですよ。

ですが、初めてのプランター栽培で育て方をきちんと知らないとあなたの育てるホップはすぐに枯れてしまったり、大きくならず失敗してしまうでしょう。

育て方のポイントをしっかり学べばプランターでも大きく栽培できるようになります。

広告

ホップの育て方はプランターで決まり!基本情報も!

ホップの育て方の手順は以下の通りです。

1. プランターに底石を詰める
2. 土を入れる
3. 苗を植える
4. 支柱を立てる
5. 追肥
6. 剪定
7. 収穫

まずは土を入れるところから、苗を植えるまで説明しますね!

はじめに、プランターに鉢底ネットと鉢底石を敷き詰めます。

この時、鉢底石は底から2~3㎝の高さになるように調整しましょう。

鉢底ネットは、水やりをした時の土の流出防止や、鉢底に棲みつく害虫が鉢内に侵入するのを防ぎます。

鉢底石は通気性や保水性を良くしつつ、植物の根が触れても影響がないように作られています。

次は、プランターに土をいれます。このとき容器の1/3ほどを入れましょう。

苗を入れてからまた土を入れますが、詳しくは苗植えのところで説明します。

肥料が入っている市販の家庭菜園用などの培養土を使うと簡単ですよ。

次に苗を植えます。苗を植えるときは、45㎝幅のプランターに1株を目安に植えましょう。

鉢での育て方の場合は直径30㎝ほどの10号鉢に1株植えることを目安にしてください。

根についた土を崩さないようにして、容器の中心に置きます。

苗が倒れないように支えながら、容器の8分目を目安に周りに土を入れていきましょう。

土を入れた後は根元を軽く押さえて安定させましょう。

ホップの苗はホームセンターで購入することができます。

ホームセンターにない場合は、ネットショップで購入しましょう。

知り合いでホップを育てている人がいれば、根を20㎝ほど分けてもらって植えてみてももいいですね。

 
 

苗は大手ECサイトをチェックしてみよう!

支柱の立て方や追肥のタイミングは?

苗が育ってきたら、支柱を立てます。ホップはグングン成長するので、支柱は180㎝以上の長いものを使用するのがいいですね。

根を傷めないように10~15㎝ほど離して深く差しましょう。

苗が育ってきたら、誘引するために支柱にツルを紐で結びつけます。

結びつけるときは紐を8の字を書くように支柱とツルに渡して、ゆるめに輪を作るようにします。

きつく結ぶとツルを傷つけたり、成長の妨げになるので気を付けましょう。

成長期である6月になったら、追肥を行います。苗を植えた年は成長が早いため、このくらいの時期に追肥をしても大丈夫です

化成肥料であれば1回、株の周りに撒いてスコップで軽く土と混ぜましょう。

液体肥料であれば1~2週間に1回与えましょう。

 
 

その後は毎年2月と6月に同じものを追肥をしよう!

ホップが大きく成長したら剪定しよう!

大きくなってきたら剪定作業を行いましょう!

どの植物にも言えることですが、ツルがたくさんあると株の栄養が足りなくなってホップの成育が悪くなります。

春ごろにツルがたくさん伸び始めたら、太くしっかりしたものを2~4本ほど残して根元から切りましょう。

その後に出てくる芽や、根元から1mくらいまでの脇芽も必ず取りましょう。球果が付きやすくなりますよ。

ホップの葉や茎にはチクチクした剛毛が生えているので刺さらないように手袋などをはめて気を付けて行いましょう。

これ以上ツルを高くしたくい場合はその前にツルの先端を剪定するか、横方向に誘引するといいですよ。

収穫は実が熟す前に優しく切り取ろう!

夏になったら、いよいよ収穫です!収穫時期は7月中旬~9月頃で、開花後40~45日が目安となります。

球果の中をのぞき、根元にルプロンと呼ばれる黄色い粒が付いていたら収穫しましょう。

球果の付け根をハサミで傷つけないように丁寧に切り取ります。

熟しすぎると球果がバラバラになってしまいます。球果が緑色のうちに収穫しましょう。

収穫後は香りが飛ばないように冷凍するか乾燥させるため、晴れた日の朝に行えるといいですね。

植え付けた年は収穫量が少ないですが、2~3年もすると収穫量も期待できるようになります。

 
 

収穫する時期の球果はビールのような独特な香りがするよ。

ホップの収穫後はすぐ乾燥させるか冷凍保存をしましょう。

一番簡単なのは冷凍保存です。フリーザーパックに入れてストローなどで空気を抜き冷凍します。

手間はかかりますが長持ちするのは45~55℃の温風を半日程度当てて乾燥させる方法です。

食器乾燥機などの温風が出るものを利用するのもいいですね。

自然乾燥をすると先に劣化してしまい悪臭がすることがあるので、素早く乾燥させましょう。

ホップの育て方がわかりました。収穫するときを想像するとワクワクしますね!

ホップとはどんな植物?基本情報は?

ホップはアサ科のカラハナソウ属で、和名はセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)といいます。

ツル性の多年生植物で、一度植えると根株は引き抜くことなく10~30年使うことができ、その間収穫もできます。

また、雌雄異株(しゆういしゅ)といい、雌花と雄花を別々の株につけて育ちます。

雌花が受粉してしまうと香りが変わってしまうため、雄花は抜くなどして雌花だけ栽培されることが多いです。

ホップはやや熱にや湿気に弱く寒さには強い植物です。

発芽気温は17~22℃となっており、春に植えるのがおすすめです。

広告

ホップの育て方は水やりなどのお世話が重要!

ホップを上手に大きくする育て方のポイントは、たっぷりの水やりをすることです。

水やりもホップの成育には欠かせない大切な作業になります。

成長が早いホップはどんどん水分を吸収していくので、底から水が流れるくらいたっぷりと水をあげましょう。

ホップは成長が早いため、涼しい朝と夕方に土の表面が乾いていたら水やりをします。

日中に水やりをすると、土が熱くなっているのでせっかくあげた水がすぐ乾いてしまうからです。

また、土が熱くなっているため与えた水も熱くなりお湯と化し、根っこが死んで枯れる原因にもなります。

そのため、日差しが強くなる前に水をあげることでホップが光合成を行うときに水分を吸収できるからです。水のもちもよくなりますよ。

私もプランターで野菜を育てていたことがあるのですが真夏に朝の水やりを忘れて昼間にしたことがあります。

一時は元気になるものの夕方になると朝より元気がなく萎れてしまっていました。

それからはたまに同じことを繰り返すものの、涼しい時間に水やりをすることを心掛けていると野菜が収穫できるようになるまで成長してくれました。

 
 

水やりは根元からするとたっぷりあげられるよ!

風通しと病気、アブラムシにも気をつけよう!

ベランダやコンクリートなどの上にプランターを置いて育てるホップの育て方のポイントは、プランターの下にブロックなどを置いて隙間を作り風通しを良くすることです。

涼しい地域は日当たりの良い場所に、熱い地域は日当たりもよく途中から陰になるような半日陰に置きましょう。

ただし植物が多く蒸れやすいところは避けてください。

陰になる時間帯がなければ、植物の日よけのための遮光ネットなどを設置してあげるといいですね。

ホップの育て方を覚えるついでに、病気や虫のことについても触れておきましょう。

ホップは剛毛のため虫が付きにくいように感じますが、春ごろになると新芽や茎葉にアブラムシが付きます。

何も対処をしないでそのままにしておくとアブラムシの浸食が進みます。

アブラムシの浸食が進むことで株が弱ったり、アブラムシの分泌液が原因のすす病にもなるので見つけたらすぐ駆除するといいですよ。

 
 

ハダニや青虫にも注意しよう!

梅雨時期や雨の多い夏は葉が黄色から茶色になり葉先から枯れていくベト病になりやすいため毎日観察しましょう。

ベト病にかかると成長が悪くなるため少しでも変色している葉は取り除き、殺菌剤を散布してください。

ホップを食用目的で栽培している場合は、農薬が残らないように記載されている分量や使用方法をよく確認しましょう。

広告

ホップの育て方を覚えてグリーンカーテンを作ろう!

グリーンカーテンにするためにホップの育て方を勉強している人も多いのではないでしょうか。

私もグリーンカーテンを作っているお宅にお邪魔したことがありますが、とても涼しく気持ちがよかったのを覚えています。

まるで森にいるときのような、ひんやりして植物のいい香りがしていました。

 
 

ヒーリング効果もあるよね。

グリーンカーテンを作る時は上記のホップの育て方の7.支柱を立てようの工程にプラスしてネットをつけましょう。

ネットと支柱が一体になっているものもあるので、ベランダなど限られた場所で作りたい人におすすめです。

ガーデンフェンスもあるので自分でネットを張るよりもハードルが下がるので作りやすいと思います。

ですが、アパート暮らしのあなたは「グリーンカーテンが大きくなりすぎたら近所迷惑になってしまう」と、心配してしまいますよね。

安心してください、そんなあなたには「ゴールデンタッセル」という園芸品種がおすすめです!

 
 

コンパクトでツルが伸びすぎない改良品種だよ!

限られた場所でグリーンカーテンを作る時はあまり背が高くならないものがいいですよね。

通常ホップは10mほどにツルが伸びますが、このゴールデンタッセルは2mほどにしか成長しないのでとても育てやすい品種です。

苗が手に入ったら上記の育て方を参考にして植えてみましょう。

伸びたツルを紐で緩めにネットに結び付け、上に到達したらツル下ろしをしましょう。

ツル下ろしとは縦に伸びているツルをネットからはなし、ネットの横方向に巻き付ける方法のことを言います。

横方向に誘引した後はまた芽が出てくるのでそれを伸ばし、上記を繰り返すことでだんだん高さを出していきます。

横方向に誘引したものも上まで到達したら、あとに伸びたものは剪定していきましょう。そうしたらグリーンカーテンの完成です!

カーテンやすだれと違ったグリーンカーテンのあのひんやりした気持ちよさを想像するだけで涼しくなり作りたくなりますね。

冬を越した後には株分けをして仲間を増やそう!

 
 

株分けについても知ろう!

ホップは宿根草といって秋に来年の芽ができ冬は地上部が枯れてしまい、生きている根の部分だけで冬を越します。

鉢やプランターで育てている場合は冬でも乾燥しすぎないように1か月に1回程度水やりをしましょう。

2月の追肥は春に芽が成長できるようにするためにあります。暖効性の肥料を選びましょう。

冬越し後の3月に株分けをします。

プランターいっぱいに根が広がっているかどうかが目安となります。

根元をスコップなどで2つに切り分け、新しい土に植えます。

新しい目がたくさんある場合は間引き、根が傷んでいるところがあればそれも取り除きましょう。

株分けをすることでどんどん増やしていくことができますね。グリーンカーテンも増えて一層涼しくなりそうです。

ホップの育て方の最後は活用しよう!

ホップの育て方は分かったけど、収穫後はどうしよう?

家で育てることができることがあまり知られていないため、どう活用すればいいのか悩む人も少なくないはず。

一般的にビールにホップを浮かべて飲むイメージがありますがそれだけではないんです!

 
 

ホップは収穫後も色々なものに活用することができるよ!

ホップの収穫後、どんなふうに活用できるのかをこちらにまとめてみました!

  • 球果(ホップ果実)を天ぷら、薬味などで食べる
  • ビールに球果を入れて、追いホップにする
  • お湯で煮出して、ハーブティーにする
  • 若菜を胡麻和えやおひたしなどにして食べる
  • リースを作るなど、フラワーアレンジメントで楽しむ
  • 入浴剤として使う
  • 草木染めをする

食用だと、球果を天ぷらにするのが一般的です。苦みがあるので、山菜のフキノトウと似たような感覚で食べられます。

苦みが癖になって箸が止まらなくなりますよね。

私もこの手の苦みは大好きで、春になると祖母の家で食べるフキノトウの天ぷらが大好物です。

フキノトウの育て方を調べるほどに一時期はまっていました。

ほぐした球果を薬味としてお刺身と一緒にたべたり、上記のようにビールに浮かべるのもいいですよ。

追いホップすることでビールの香りや苦みが増し普段飲んでいるビールよりも強いビール感を楽しむことができます。

ビールとは別のアルコールに漬けることでルプリンの成分が溶け込んでホップ風味のお酒ができます。

自分の好きなお酒で試したり、好きなレシピを模索したりして楽しめるのでいいですよ。

ホップはハーブなので、ミントやレモングラスなどの他の種類のものと混ぜてお湯で煮出してハーブティーにするのもおすすめです。

その他のハーブもプランターで栽培できるので気になる方は育て方をチェックしてみてください。

若菜も食べることができ、おひたしや胡麻和えなどアレンジ次第で和洋中と様々な料理に使うことができますよ。

 
 

若菜も食べることができるんだ!!

食用以外では、ホップだけで作れるリースも作ることができます。

フラワーアレンジメントにしたり、ホップの球果は可愛いのでそのまま花瓶に生けてお花の代わりにしてもいいですね。

乾燥させたものは入浴剤として塩と一緒にたっぷり入れて香りを楽しみながらお風呂に入ることができるのでいつもと違った楽しみ方ができます。

その他、草木染めといって布にホップの色を染めることもできます。

ホップで染めたマスクなども売られているのでチェックしてみてください。

ホップは収穫後も色々な活用方法がありましたね。自分の好きなやり方で楽しみましょう!

まとめ

  • ホップの育て方は、プランターでベランダでも手軽にできる
  • ツルを誘引するときはきつく結ぶとツルを傷つけたり、成長の妨げになるので緩めに結ぶ
  • 剪定するときはチクチクした剛毛が刺さらないように手袋などをはめて気を付ける
  • 熟しすぎると球果がバラバラになるため緑色のうちに収穫する
  • プランターホップの水やりは涼しい朝と夕方にする
  • アブラムシを見つけたら病気や枯れる原因になるため速やかに駆除をする
  • グリーンカーテンにするならゴールデンタッセルがおすすめ
  • 株分けは冬越し後の3月にする
  • ホップの実は、ビールに浮かべ追いホップにしたり、フラワーアレンジメントにしたり、活用方法がたくさんある

ホップは成長が早いので昨日と今日では違う顔をしていることでしょう。

育て方が楽しいだけでなく活用方法もたくさんあるため、楽しみ方は無限大です!

グリーンカーテンにしてお家を涼しく癒しの空間にもできます♪

プランターホップの育て方をしっかり学んだあなたにプランターホップマスターの称号をプレゼント!

可愛いホップを育てて収穫してみましょう!

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました