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悲報!Googleフォトの画質が落ちるのは端末内のデータが消えたから!

お役立ち
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Googleフォトは、動画や画像をクラウド上にバックアップして使いたいときに引き出せる機能です。パソコンやスマホなどの容量を整理するには、とても便利なツールです。

しかし、高性能なデジカメやスマホで撮影したはずでも「せっかくキレイに撮ったのに、こんなに画質が落ちるなんて…。」と思うと、ショックですよね。

画質が落ちる原因は、動画や画像をGoogleフォトに「保存容量の節約」で保存して、その後端末内から元の動画や画像(元データ)を削除したためかもしれません。

「保存容量の節約」で保存した動画や画像しか残っていないと、残念ですが元の動画や画像へ戻せません。

家族や友人、そして自分の大切な思い出は、画質が落ちることなくキレイな動画のまま残しておきたいですよね。二度とそんな悲しいことが起きないよう、徹底的に解説します。

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Googleフォトの画質が落ちるのは元データがないから

動画や画像をGoogleフォトにバックアップとして残すとき、保存形式は「元の画質」か「保存容量の節約(旧称は高画質)」の2種類です。

「保存容量の節約」とは、動画や画像のデータ容量を圧縮して保存する機能です。画質は落ちるのですが、動画や画像をたくさん保存してGoogleアカウントを通じて共有するにはとても便利です。

一番パターンとして多いのは、端末内からキレイに撮影した動画や画像(元データ)を削除してしまったことです。

「保存容量の節約」で保存した後に元データを端末内から削除すると、Googleフォトは圧縮されて画質が落ちる動画や画像を映し出すしかありません。

そのため、「あのときキレイに撮影したはずなのに、画質が落ちるなんて…。」とショックを受けるのです。

「保存容量の節約」でGoogleフォトへ保存したとしても、端末内にキレイな動画や画像が元データとして残っていれば、そこから引っ張ってきてくれますよ。

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Googleフォトで保存した画質は元に戻すことができない

大切な動画や画像を「保存容量の節約」でGoogleフォトに保存してしまうと、その動画や画像は圧縮されたままで元に戻すことはできません。

「動画や画像を圧縮する」ということは、Googleフォトが他の動画や画像がたくさん入るようにストレージ容量を節約してくれているのです。

「画質の良さよりも、データ容量を小さく!」と考えて、動画や画像の余計な部分を切り取って、縮小してくれています。

一度切り取ったデータは削除してしまうため、それを元に戻すことは難しいです。

「Googleフォトに圧縮保存したから大丈夫!」といって元データを端末から削除してしまうと、撮影したばかりの鮮明な画質は二度と戻ってこないのです…。

Googleフォトで画質を落とすなら元データを保管しておく

本来でしたら、大切な動画や画像は容量が大きくても圧縮せずにそのままの状態で保管した方がいいです。ただ、それだと端末内のデータ容量がかさみますよね。

もし端末内に元データを残しておくのが難しければ、別デバイス(SDカードやUSBメモリなど)に保管して、使うときだけGoogleフォトに「元の画質」でダウンロードして戻すのです。

私の話ですが、過去に撮り溜めた写真でカレンダーを作ろうと計画したことがあります。このとき、Googleフォトの保存写真から選んで、A4とA3サイズに印刷しました。

「保存容量の節約」で保存して元データは削除してしまったため、A4サイズでは気にならなかったものの、A3サイズに引き延ばした写真は少し画質の粗さが気になりました。

このことを知人に話すと「私はSDカードに元データを保存しているよ。」とアドバイスをもらい、私もそれ以降はイベントごとの大切な画像だけをSDカードへ保存していました。

そして先日は、SDカードに保管していた家族旅行の画像を、「元の画質」でGoogleフォトへダウンロードして、両親へ共有しました。

すると、「よく撮れてるね、景色もすっごくキレイ!」と喜んでくれたのです♪

使いたいときに、Googleフォトへ「元の画質」でダウンロードして閲覧や共有すれば、データを圧縮せずに画質を落とすこともなく動画や画像を楽しめますね。

アップロード状況、ストレージ容量も関係している

また、「早く見たい!」と焦ってアップロードを途中でやめてしまうと、データをすべて移行しきれず、元データよりも解像度や画素数が低くなります。

Googleフォトは閲覧だけではなく、アカウントから他の人とデータを共有できる便利な機能です。本来でしたら共有前にアップロードが完了しておくべきです。

しかし、解像度や画素数の情報量が足りないまま動画や画像を開くと、「元のデータよりも画質が落ちた?」と感じてしまうのですね。

そして、たとえ「元の画質」で保存していたとしても、Googleフォトの無料ストレージ容量を超えると自動的に圧縮されてしまいます。

Googleのアカウントでデータを保存するときは、アカウント1つにつき15GB(ギガバイト)の容量を無料で保存できます。

しかしこの15GBには、GoogleフォトだけではなくGmailやGoogleドライブと共有されます。

そのため、Googleフォト以外のデータがいっぱいになっていると容量が足りなくなり、自動的にデータが圧縮されてしまいます。

「15GBまでは無料だから!」といってデータをたくさん保存していると、Googleアカウントのデータがすぐにパンパンになり、あっという間に上限を超えてしまいます。

不要なデータを削除して整理整頓してもいいですし、どうしてもストレージ容量を超えてしまう場合は「Google oneプラン」から購入しましょう。月額250円から利用できます。

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Googleフォトの画質はどっちで保存すべき?

ここまでお話すると、「保存容量の節約」の保存形式を避けてしまいそうですよね。しかし、用途に合わせて正しく使えばとても便利な機能なのです。

もし迷ったら、質と量、どっちを取るかで考えてみましょう。「質(クオリティ)」を重視するなら「元の画質」、「量」を重視するなら「保存容量の節約」です。

  • 質(クオリティ)…「元の画像」
    画質を劣化させたくない
    動画を大画面で楽しみたい
    画像をポスターなどに大きく引き伸ばしたい
    ストレージ容量に余裕がある
    Google oneにアップデートを検討している
  • 量…「保存容量の節約」
    画質が多少落ちても気にしない
    画像や動画をたくさん残したい
    できるだけ課金したくない

「元の画質」は、解像度やデータを変更なしでそのまま維持してアップロード、保存します。

解像度が高い動画をテレビやプロジェクターで楽しみたい場合や、画素数が高い画像を大きく引き伸ばしてポスターにする場合は、「元の画質」のほうが鮮明なまま保存できます。

どっちかというと、高画質の画像や動画のクオリティを落とさず保存したい人におすすめです。

大切な画像や動画をキレイな画質のまま残しておけば、あの時の思い出も鮮明によみがえりますね。

そして「保存容量の節約」はデータの容量を圧縮はできますが、クオリティも下がります。

先ほどビットレートのお話をしましたが、動画は明らかに解像度が違っても、画像の場合はパッと見ではよく分からない程度の劣化です。

そのため、「画質が下がってもいいから、できるだけたくさん思い出を残したい!」と、アルバムがわりに使うならちょうどいいですね。

多少の劣化も気にならないなら、どっちがいいか迷わずに「保存容量の節約」でどんどん圧縮しておきましょう。

「保存容量の節約」で画質はどのくらい変わるの?

「保存容量の節約」で動画や画像のデータを圧縮すると、動画の解像度や画像の画素数も小さくなります。

特に、4K動画、最新式スマホや一眼カメラで撮影した画像など、解像度や画素数が高ければ高いほど、「保存容量の節約」だと画質は大きく落ちるのです。

例えば、動画の解像度が1080P(ピクセル)以上、画像の画素数が16MP(メガピクセル)以上のものはそれ以下に縮小されます。

「ピクセル」とは、簡単に言えば写真をキレイに見せるための画素数(解像度)のことです。この数字が多ければ多いほど解像度や画素数が高まり、画質が良くなります。

特に「画質が落ちた」と声が上がるのは、動画です。ブロックノイズがのって画像が荒くなったり、字幕が消えたりするなどの異常が出てしまいます。

では動画の解像度がどのように変わるのか比較してみましょう。

  • 1080P…フルHD
  • 1440P…QHD
  • 2160P…4K(フルHDの4倍)

「HD」とは「高解像度」の略です。近年では映像のクオリティが高まっており、これよりもさらに解像度が高い「4K」「8K」などのテレビも出回っていますね。

例えば、4Kのような最新の解像度で撮影した動画を、Googleフォトにアップロードしたとします。

このとき、もし保存設定が「保存容量の節約」になっていたとしたら、解像度が2160Pのはずがなんと1080P以下まで自動的に圧縮されてしまうのです。

解像度が半分にまで圧縮されてしまうと、もちろん画質も荒くなります。それだけでなく、動画の場合は解像度の変換だけでなく、1秒間のデータ量(ビットレート)も下がります。

実際に動画を大画面に引き伸ばしたときに画質が荒くなっていると、「あれだけキレイに撮影したのに…。」とガッカリしてしまいますね。

そして画像の場合は、最新スマホで撮影した画像や、一眼カメラで撮影した画像データだと特に画質の劣化具合は一目瞭然です。

近年のスマホの性能も高くなり、機種に備わっている画素数も上がっています。キレイな写真を撮れる一眼カメラはなおさら、画素数が16MPを圧倒的に超えます。

パッと見て画質が変わっていないとしても、よーく拡大すると色味がちょっと変わっていたり、細かいところが歪んで見えたりします。 

ちなみに、動画の解像度や画像の画素数がこれよりも少ないとしても、多少圧縮はされます。

先ほどお話しした私の「カレンダー計画」でも、私のような素人でも気になるくらいです。

仕事用やプロのカメラマンならなおさら「やっぱりキレイな画像のままがよかったなぁ。」と思ってしまいそうですね。

画質の保存形式だけでも戻したい場合は?

現在「保存容量の形式」になっていて今後「元の画質」でダウンロードをしたいなら、「フォト設定」から元に戻す方法があります。

また、写真や動画がたくさん溜まってしまうとGoogleアカウント上のデータがパンパンに詰まってしまった場合にも、こちらの方法で元に戻せます。

Googleフォトを開き、右上の丸いプロフィール写真かアカウントイニシャルをタップ(クリック)して進みます。

Android、iPhone、iPad、パソコン、どれも作業は同じです。ただし少し文言は異なりますのでそれぞれ解説します。

  1. 「フォト設定」を選び、「バックアップと同期」へ進む
    (パソコンの場合は、「Googleフォトのアプリを開く」を選び、「設定アイコン(歯車ボタン)」へ進む)
  2. 「保存容量を管理」を選ぶ
    (androidとパソコンの場合は、「ストレージを管理」を選ぶ)
  3. 「空き容量を増やす」を選ぶ
  4. 「既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換」から、「元の画質」へ戻す

「この動画は画質を落としたくない。」「この画像は多少画質が落ちてもいい。」のように、動画や画像を区別しながら保存していくのがいいと思います。

まとめ

  • Googleフォトに保存した動画や画像の画質が落ちる原因は、端末内に残っていたキレイな元データを「もう保存したから」と削除してしまった可能性が高い
  • もし「保存容量の節約」を選んで保存しても、端末内に元データが残っていれば、閲覧・共有時にはGoogleフォトが元データから動画や画像を引っ張ってきてくれる
  • Googleフォトで「保存容量の節約」の形式で保存すると、その動画や画像は二度と「元の画質」には戻らない
  • 画質が落ちると困るような動画や画像は、端末内か他デバイスにバックアップを取ってデータを保管しておく
  • Googleフォトで閲覧・共有したいときだけバックアップ先からダウンロードすれば、キレイな画質のまま動画や画像を楽しめる
  • Googleフォトでアップロードするときは、すべてのデータを保存するまで待つこと
  • 無料ストレージ容量は余裕を持って空けておくと、Googleフォトの自動圧縮も防げる
  • Googleフォトの保存形式を選ぶときは、「質(クオリティ)と量」のどっちを重視するかか、で考えるといい
  • 「保存容量の節約」を選ぶと、例えば4Kで撮影された動画は解像度が半分くらいに、一眼カメラで鮮明に撮影した画像は画素数が一気に少なくなり、画質が落ちる

Googleフォトは、クラウド上でデータを保存できる便利なツールです。

しかし、すべてをGoogleフォトに頼りきってしまうと、キレイに撮影した動画や画像の画質まで落とすことにもなりかねないのですね。

元データを端末内か別デバイスに保管しておけば、いつでも好きなタイミングでGoogleフォトへダウンロードしなおせます。

「あのときの動画見たい!」と親戚や友人から話を振られたら、キレイな画質を眺めながら、思い出話に花を咲かせましょう♪

Googleフォトを含め、iPhoneの使い方は未知の世界ですよね。まだまだ知られていない使い方が秘められています。

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