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可愛いスカートを見つけて、ウエストやヒップのサイズに合わせて買ったけど、スカート丈が少し短い。
ステキなお洋服に一度ひとめぼれしたら、「ちょっと短いかな」と思っても手に入れたいのが、女性心ですよね!
私もデザインが気に入ってぱっと買ったスカートが、家に帰ってはいてみるとスカート丈が理想より少し短くてがっかりした経験があります。
安心してください。自分でスカート丈を可愛く継ぎ足しする方法、ありますよ。
細かい装飾がなくても可愛くなるレースを継ぎ足すのがおすすめです。
スカート丈をレースで可愛く継ぎ足しするなら、ペチコートを使うのが楽ちんです。ペチコートが難しい場合は、リメイクをプロに依頼して、レース生地を継ぎ足してもらいましょう。
裾からレースが覗く自分だけの可愛いスカートを手に入れましょう!
スカート丈の継ぎ足しはレースのペチコートがおすすめ
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背が高くなったこどものため、市販の洋服のサイズがない自分のため、気分を変えてスカートの雰囲気をを変えたい、など、人によってスカート丈を継ぎ足したい理由はさまざまです。
みなさんに共通するのは、「どうせなら可愛くスカート丈を伸ばしたい!」という思いですよね。
なんといっても一番お手軽で簡単なスカートの継ぎ足し術は、ペチコートを購入する方法です。
裾がレースにになっているペチコートを下に履き、「少し丈が短いな」と思っているスカートを上に履きます。
これだけで、スカートに直接手を加えなくても、裾にレースがあしらわれたスカートのように着こなすことができます。
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そもそも、ペチコートって何ですか?
「ペチコート」は、スカートやワンピースの下に履くスカート型の下着のことを言います。
「ぺチスカート」という言い方もするようで、ペチスカートのズボン版のことを「ぺチパンツ」とも呼ぶそうです。
裏地の役割を果たし、薄くて透けそうな素材でも下着が見えにくくする効果や、汗や静電気でスカートが足に張り付いて、下着のラインが外から見えるのを防ぐ効果があります。
ペチコートを重ねる方法なら直接縫い付けないので、何枚か種類の違うペチコートを買っておくと、気分によってさらに使いわけることができます。
黒いレースや白いレース、素材が異なるものなど、バリエーションが増えますね!複数のスカートに対応できるのも魅力です!
こどもの頃、私はバービー人形の着せ替えにハマっていました。「たくさんの洋服があるなんてうらやましい!」とバービーにあこがれていました。
ペチコートとスカートの組み合わせをいくつか選べるなんて、バービーのようで気分が上がりますよね。こどもの頃がちょっと懐かしいです。
ペチコートの価格帯は、安くて裾にレースがないものは1000円~1500円、裾がレース加工されているものは3000円前後の価格帯で販売されているようです。
最近はネットショップでいろいろなお店の商品を見比べて買うことができるので、お気に入りのペチコートを探してみてはいかがでしょうか。
ネットで購入するときはスカート丈の長さがわかりにくく買って後悔することが多いので、よく確認しましょう。
困ったときはリメイクのプロにお願いする
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ペチコートを履くのは確かに簡単そうだけど、持っているスカートには裏地がついているし、暑いから下に履くのは嫌だな。
ペチコートを重ねるのが嫌な方は、プロにお願いしてみるという方法があります。郵送や持ち込みで洋服のお直しをしてくれるサービスがあるのです。
たとえば、ギャザーやプリーツのスカートは、ボリュームがあって女性らしいですよね。
でも、ボリュームが薄いペチコートを入れると裾部分だけが薄っぺらく見えて、変な感じですよね。
こういうときこそプロに依頼すれば、理想に近い状態へと仕上げてくれます。
ただ、洋服のお直しのサービスは、スカート丈を短くするサービスが主流で、スカート丈を長くするサービスは数が少ないように感じました。
確かに、丈を詰めるのは切って縫い直す方法でやりやすいですもんね。
スカート丈を延長する方法は、裾の折り返し部分を開いて延長する方法か、布を継ぎ足して直してくれる方法で対応してくれるようです。
私も調べてみましたが、折り返し部分を開いて延長する方法に比べると、布を継ぎ足してスカート丈を延長する方法をやっているサービスはさらに少ないです。
お近くのお店で対応してもらえるか、事前に確認したほうが良いでしょう。
料金相場は3000円~5000円程度のようですが、こちらも布素材や依頼内容によるとのことでしたので、確認が必要です。
個人で経営しているお店で購入した一点ものなどは、買ったお店に一度問い合わせて、値段や直し方を比べてみましょう。
自分好みを追求するなら手作りがいい!
好きなレース生地を選びたいなら、ご自身でお持ちのスカートの下にレースを縫い付けて継ぎ足してみる方法があります。
お裁縫が得意なら、手縫いでもミシンでもできます。
レース生地は種類が豊富で、ご自身のイメージに合ったものを選ぶ楽しみもあります。スカート丈の継ぎ足しに使えそうなレース素材の種類について紹介します。
- 綿レース
薄手の綿生地に刺繍をしたもの
透け感が少ない
こども服、綿素材の洋服で使いやすい - チュールレース
透け感のある六角形の網目状の生地の上に刺繍したもの
ウエディングドレスによく使われている素材
女性的な印象をもたせたいときによく使われる
涼しげな印象を与える - ケミカルレース
薬品を使って一部の糸を溶かすことで模様を浮かび上がらせる
模様がはっきりしているので、柄のあるスカートとあわせると主張が激しくなる
無地のスカートと相性がいい
まずは布の用意ですが、レース生地の購入をするなら、手芸屋さんか生地屋さんに行きましょう。
ユザワヤさんのような大手の手芸屋さんにもレース生地は置いてありますが、テープ状になっているレースがたくさん置かれているようです。継ぎ足しで長さをしっかりと出したい場合には、テープでは長さが足りないですよね。テープではなく生地が欲しい場合は、手芸屋さんではなく生地屋さんの方が豊富に種類があります。
継ぎ足しに幅のあるレース生地が欲しい場合は、生地屋さんにも足を運んでみるといいでしょう。
持っているスカートの雰囲気や、継ぎ足しした後のイメージに合わせて生地を購入します。
レース生地の値段は、生地の長さや幅によりますが、1000円以下で手に入るものもあります。相場1000円~2000円もあれば十分に足りるでしょう。ネットで注文する場合は送料の方が高くなっていることもあるのでよく確認しなければいけません。
どんなスカートに合わせるかによって使う素材を変えると、より理想のスカートに近づけることができますね。
こだわりのある自分の思った通りの素材や色味、丈の調節ができる点が手作りの良いところです。
購入するよりも時間や手間はかかってしまいますが、一度作ってしまえば世界に一つだけのオリジナルのスカートに変身します。より愛着が湧いて、大切にできそうですね。
スカート丈継ぎ足しのやり方!手作りの手順を解説
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市販のペチコートやお直しより、もっと自分の好みに近づけたいと思った方は、実際に自分で作ってみましょう。
スカート丈の継ぎ足しをするやり方は裾にレースを縫いつけるやり方が一番簡単ですが、裏地をつけて、その裏地にレースを付け加えるやり方もあります。
また、スカート全体に透け感のあるチュールレースをふんわりとかぶせて縫いつけることで、丈を継ぎ足しするやり方もあります。
こちらでは、一番シンプルな裾にレースを縫いつけるやり方について、準備物や手順を確認していきます。先に、準備物を見ておきましょう。
- 丈を継ぎ足したいスカート
- 継ぎ足しに使うレース生地
- まち針
- 針・糸
手縫いでもできますが、ミシンを使ったほうが仕上がりはきれいになるので、ご自宅にある方はミシンをご準備ください。手順をざっくりとまとめました。
- 布を用意、裁断
- レース生地の端を処理
- スカートとレース生地を縫い合わせる
- レース生地の裾を折り返す
ミシンならかがり縫い設定で手軽にできます。手縫いでも手間はかかりますが、端を5mmほど織り込んで縫うことで対応できます。
スカートを裏返して、待ち針で位置を決めながらレース生地をとめていき、縫いつけていきます。
縫い目はスカートの表に出てくるので、手縫いの場合はガイド線を引くか、まつり縫いなどの縫い目が表に出にくい縫い方で縫ったほうがよいでしょう。
スカートとレース生地を縫い合わせたら、再度また履いてみて、理想のスカート丈になるように裾の部分の折り返しの幅を最終決定します。折り返しを縫いこんで完成です。
他の2つの方法に比べると、自分で縫い付ける方法は手間に感じてしまうかもしれませんね。
しかし、手のかかる子がかわいいように、手間をかけたものは愛着もさらに湧いてきます。
また、こどもの背丈が伸びて、少しスカート丈が足りなくなったけど、まだまだ身幅は余裕があるから継ぎ足して着させてあげたいだとか、細かいニーズに応えられるのが手作りのいいところです。
自分の理想のイメージがはっきり決まっていて、市販のペチコートやお直し依頼では叶いそうにない場合はトライしてみる価値があるでしょう。
布の場合は継ぎ足し分だけを切り取る!
もし、レース生地でなく「布」を継ぎ足しする場合、1枚布から継ぎ足し文を切らなきゃいけないですよね。その時の裁断方法も解説しておきます。
まずは実際にスカートを履いてみて、どれくらい丈を継ぎ足したいかを考えます。
継ぎ足ししたい長さが決まったら、【継ぎ足ししたい長さ+2~4cm】の長さをとります。
裁断していく際には長方形に布を着るのではなく、スカートは裾が広がっているのでスカートの広がりに合わせて扇形のように丸みをつけて切りましょう。
前側と後ろ側の布の2枚をつなぎ合わせると仕上がりがきれいになりますので、こちらも【スカートの横幅+1~2cm】の長さが必要です。
裁断できたら、端からほつれないように処理しておくとスカートが長持ちします。
スカート丈の継ぎ足しはウエスト部分からも可能
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可愛いレースをのぞかせることで印象が変わる楽しさはあるけれど、スカートの裾が特殊な素材でできていたら、レース生地を縫い合わせるのは難しいですね。
継ぎ足す丈が長すぎて、レースで足すと変になることもあるでしょう。
そんなときは、ウエスト側からスカート丈の継ぎ足しをすることもできます。
ウエスト布やベルト布と呼ばれる、一番上のゴムやベルトが通っている部分の布を断ち切るか、縫い合わせている糸をほどきます。
その後、ベルト布とスカート部分の間に継ぎ足したい長さの布を縫いつけていき、最後にゴムを入れます。
ただし、ファスナーで着脱する固いベルトが入っているスカートなら、ファスナー部分を切り離します。
ウエスト部分はゴムに変わるため、ファスナーは今後閉じたままで使いません(笑)
ウエスト側から丈の継ぎ足しを行うと、トップスの合わせ方次第では、ウエスト部分を隠して直したことがわかりにくくすることもできますし、ウエスト幅も広げることができるのです。
体型に変化があったときは裾側からよりウエスト側からのほうがより自分の体型に合わせたものに変えやすいですね。
今のスカートの裾の雰囲気が気に入っていて変えたくないなら、こんな方法でスカート丈を長くもできるのです!
まとめ
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- 裾がレースになっているペチコートを重ねれば、リメイクしなくてもスカート丈を継ぎ足したように見える
- プロのお直しサービスでは、素人では難しいリメイクも上手に対応してくれるお店もある
- 自分でスカートにレース生地を縫い付ければ、自分の好みにあったレースを付けられる
- 自分でレース生地を付けるなら、生地は継ぎ足ししたい長さ+2~4cmを準備する
- 裾の雰囲気を変えたくないときは、ウエスト側から継ぎ足しもできる
スカート丈を詰めるのは簡単でも、継ぎ足しするのって大変ですよね。
少し丈が足りなかったことで着にくいと思っていたスカートも、レースで可愛くスカート丈を継ぎ足しすることで、大好きな一枚になります。
お気に入りのスカートでお出かけしましょう♪
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