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cpuグリスの拭き取り方を解説!固まっていてもへっちゃら♪

お役立ち
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グリス交換をしようとcpuを外してみたら、もともと付いていたグリスはどうしたらいいのか、悩みますよね。

cpuに付いたグリスをはがすとき、cpuが傷付いてしまわないか不安になると思います。

グリスの取り方を間違えてしまうと、cpuが傷ついてしまったり、ショートしてしまったり、最悪な結果になります。

もともと付いているグリスの取り方は、「乾拭き」できれいにしましょう。固まってしまったグリスは、灯油や工業用IPA(イソプロピルアルコール)を湿らせた不織布で拭き取ります。

グリスの取り方をマスターしたあなたに、塗り方やおすすめなグリスの選び方、交換方法を解説しています。

cpuを傷つけない、グリスの取り方が分かったら、安心して作業に取り掛かれますね!

cpuは、「パソコンの頭脳」を司る部品です。自作パソコンでグリスを取ろうとしてcpuを傷つけてしまうと、新たにcpuを買い替えないといけないため大出費です。

グリス専用クリーナーなら、cpuを傷つけずにサラっと取れますね。

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cpuグリスの拭き取り方を解説

cpuは、パソコンの「頭脳」の部品でもあります。cpuグリスを塗って熱伝導を良くすることで、cpuがうまく作動して、パソコンがサクサク動くのですね。

しかし、cpuの温度が上がってしまうと、パソコンの考える力が弱まるため、サクサク動きにくくなります。温度が上がるとcpuグリスが古いか、固まっている可能性が高いため、パソコン内部を開けてグリスを拭き取り、新しいグリスを塗ります。

グリスの拭き取り方を誤るとcpuがうまく作動して、つき、パソコンがうまく作動しなくなってしまいます。cpuグリスは、ウエットティッシュや柔らかいクロスなどで優しく拭き取りましょう。

  1. cpuクーラーのファンに溜まったホコリを落とす
  2. cpuクーラーを外す
  3. cpuクーラーのファンに付いているケーブルを外す
  4. クーラーファンについた古いグリスを拭き取る
  5. グリスが固まっている場合は灯油やIPAアルコールを染み込ませた不織布を使って拭き取る
  6. cpu側も拭き取る(傷つけないように注意する)
  7. ソケット内にもグリスが入り込んでる場合は、cpuソケットカバーを開けて掃除する

まだ固まっていない状態なら、ウエットティッシュでも拭き取りはできます。

繊維クズがcpuに残るのが嫌なら、「キムワイプ」のように、繊維の少ない不織布などでの乾拭きもおすすめです。「ワイピングクロス」「シルボン紙」のような使い捨てできる素材もいいですね。

cpuは繊細で傷つきやすいため、優しく拭き取りましょう。

また、グリスを取るためにせっかく内部を開けたのなら、cpuクーラーなどに溜まったホコリも取りましょう!

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固化したグリスの拭き取り方には灯油か工業用IPAを使う

固まったグリスは、不織布(ふしょくふ)に灯油または工業用IPAを染み込ませて、拭き取ります。

灯油には、シリコンを溶かす性質があります。灯油を不織布にしみこませて拭き取ると、固まったグリスを簡単に溶かして除去できるのです。

においは気になりますが、灯油は揮発性も少ないので、使う量も少ないです。

また、固くこびりついたグリスは、「工業用IPA(イソプロピルアルコール)」でも落とせます。これはアルコールの中でも、油を溶かす力が一番強いです。

ただしcpuグリスは熱伝導を高めるために金属が混ざっているため、灯油や工業用IPAを直接かけるとその金属が溶けだし、パソコンがショートしてしまいます。必ず不織布へ染み込ませて拭き取りましょう。

私は化粧水を塗るときに、「コットンを使うといい」と分かっていながらも、そのひと手間が面倒で、直接手のひらにのせてパパッと終わらせがちです。

顔に塗る化粧水とcpuでは例えば話にならないかもしれませんが、横着な私は「チョットなら」と、やってしまいそうです…。

工業用IPAは大きなボトルに入っていることが多いため、少量で売っているところがあまりないですよね。

グリス専用クリーナーにも、工業用IPAが含まれているものがあります。こちらは少量ボトルから販売しているため、使い切れるだけの量を手ごろに買えますよ。

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他のアルコールは用途に合っていない!

先ほど「アルコールの中でも工業用IPAが使える」とお話ししましたが、かといって、他の「アルコール」がすべて使えるわけではありません。

同じIPAでも「消毒用IPA」もありますが、これは「消毒用エタノール」という名前で販売されており、洗浄力は少し落ちます。

また、アルコールの仲間でも「無水エタノール」や「燃料用アルコール」は使えません。消毒用IPAと同様に洗浄力は低いのですが、それだけではありません。

無水エタノールは揮発性がとても高く、すぐに蒸発してしまいます。拭いているうちにエタノールがどんどん蒸発していき、そのたびにバシャバシャ使っていてはもったいないです。

さらに、燃料用アルコールは、燃料加害の用途では使えません。

これには劇物と指定されている「メタノール(別名メチルアルコール)」が含まれています。これは「目散るアルコール=目に危険で毒性のあるアルコールだ」と覚えられており、命の危険性もあるのです。

「アルコール」「エタノール」「メタノール」が並ぶとややこしいですが、すべてアルコールの仲間なので全部同じに見えますよね。

たまにエタノール入りのウエットティッシュを使う人もいますが、あまり力任せにゴシゴシこすると、固まったグリスも相まってcpuを傷付けてしまいます。しまいには、cpuが使い物にならなくなりますよ。

混合物が含まれた溶液はパソコン故障の恐れもあり!

cpuは繊細な部品なので、混合物がないものを選びましょう。

よく間違って選ばれやすいのは、「接点回復剤」です。

これには電流を流れやすくする物質が入っており、灯油などのように蒸発せず、いつまでも残り続けます。電流が流れやすくなった状態でそのまま組み立て直してしまったら、パソコンがショートしてしまいますよね。

また、呉工業『5-56』のような浸透潤滑剤も危険です。これはプラスチックをもろくする成分が入っているため、パソコン内部に入っている動線やパーツなどのプラスチックに触れたら、溶けます。

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cpuグリスの塗り直し方法も解説!

古いグリスを取ったら、新しいグリスを金属プレートに直接塗り、ヘラなどで伸ばしていきます。

このとき、気泡が入らないように塗りましょう。気泡が入るとグリスの効果が低下してしまい、グリスの効果が短くなり、またすぐに交換が必要になります。

また、ヘラで塗るときのコツは、なるべくcpuからはみ出さないよう、均等に塗ることです。そのためには、グリスを出しすぎないことですね。

使うグリスの種類や金属プレートの大きさにもよりますが、1回の使用量は約1g、米粒程度の量で充分です。

グリスが多すぎると、cpuクーラーを戻したときに押しつぶされて、グリスが枠からはみ出てしまいます。

塗りすぎて余ったグリスは容器内に戻すか、拭き取りましょう。

もしグリスがはみ出るのが怖いなら、マザーボードを故障させないような「絶縁性タイプ」を選ぶと安心です。

1度の使用量と塗り方を把握できれば、次回は目分量で交換することができますね。

グリスを塗るときは1点塗りかバッテン塗り!

グリスを塗る方法で一番多いのは、cpu金属プレートのど真ん中に『点』で1個塗るか、『バッテン』で塗る2通りの方法です。

cpuクーラーと金属プレートの接触面が狭いなら、「1点塗り」でも充分端っこまで伸びます。

しかし、接触面が広い場合は1点塗りでも端まで伸びないかもしれないので、「バッテン塗り」がいいですね。

金属プレートが大きい場合や、ファンが横向きについているような、サイドフロー型の場合、バッテン置きがおすすめです。

cpuクーラーを装着するときは対角状にネジを回す

塗り直しが終わったら、cpuクーラーを装着し、元の状態に戻し、ハードウェアの温度を調べます。交換前よりも温度が下がっていれば、成功です!

ちなみに、cpuクーラーは4か所のネジで止める形状が多いです。1つのネジを一気にしめてしまうと、塗ったグリスが偏ってあふれてしまいます。

そのため、タイヤ交換をするときのようなイメージで、対角にネジを2周ずつ回して少しずつ止めていきます。

また、cpuケーブルも忘れずつなげましょう。忘れてしまうと、電源が切れやすくなるだけでなく、ファンが回らず温度が上昇し、故障の原因にもなります。

まとめ

  • cpuについたグリスは『拭き取り』をして取る
  • 固まってしまったグリスの取り方は、溶液を染み込ませた不織布で拭き取りをする
  • 溶液には『灯油』か『IPA』を使う
  • グリスの取り方で注意することは、cpuに直接溶液をかけない
  • グリスには『シリコングリス』『シルバーグリス』『ダイヤモンドグリス』がある
  • シリコングリスは柔らかく初心者におすすめ
  • 液漏れしてしまったときを考えて、絶縁性タイプを選ぶ
  • シリコングリスは『米粒』程度の量でヘラを使って塗り広げる
  • cpuクーラーを戻すときは、ケーブルをつなぐことを忘れない

cpuに付いたグリスを取るのは、初めてだと傷つけてしまうんじゃないかと不安になりますよね。

ですが、グリスの取り方は『拭き取り』でいいのです!

せっかくグリスを交換するのに、cpuを傷つけてしまったら悲しいですもんね。

灯油は安価で手にはいりますし、グリスクリーナーはネットで購入できるので、無理にグリスをはがさず、しっかり溶かして拭き取るようにしましょう。

次からは、パソコンが熱を持つ前に手入れすることができますね♪

そして、グリスクリーナー専用で売っている商品の主成分はIPAです。

消毒用エタノールならドラッグストアでも手に入りますし、容量が多く、価格も低いです。しかし初めて購入するのであれば、専用クリーナーがおすすめです。

使うときは、使用上の注意をよく読んで、確認して使う必要があります。

IPAは毒性が強く、目に強い刺激を与えます。妊娠中は、胎児に悪影響を及ぼす恐れがあります

IPAを取り扱っているお店が少ないので、ネットで購入すると簡単に入手できます。

専用クリーナーは、不織布付きで販売していることが多く、1クリックで商品が揃うため、楽ちんです

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