セルフカラーしたら緑に染まったんだけど、恥ずかしすぎるー!今すぐ直したい!
セルフカラーをして意図しない緑に染まってしまったら恥ずかしくてしょうがないですよね。
私だったら仕事や買い物など、出かけるのも周りの目が気になって恥ずかしくてしょうがありません。
実は、カラーシャンプーを使えば染まってしまった緑は消すことができるんです!これなら今すぐ試すことができますね。
セルフカラーでさらに染め直してしまえ!
そう思ったそこのあなた、セルフカラーで緑を消すことは髪が痛むのでやめておくのが無難です。
色味を変えたいなら美容室かカラーシャンプーを使うのがベストですよ!
緑を消すにはシャンプーで、色味を変えたいなら美容室かカラーシャンプーを使いましょう。
セルフカラーで染まった緑を消すための2ステップ!
アッシュ系にしようとセルフカラーをしたら緑になってしまった、というのは実はめずらしい話ではないのです。
セルフカラーで染まってしまった緑を消すには、まず色を落としてから緑に染まった原因の色を足して髪色を調整していきます。
- シャンプーで緑を落とす
- カラーシャンプーで足りない色を補う
まずシャンプーのつけ置きで、染まってしまった緑を抜いていきます。
シャンプーをして泡を髪の毛に30分〜1時間つけたままにしておいてください。
これだけで元の髪の痛み具合や髪質にもよりますが、かなり緑色を消すことができます。
緑が残ってしまう場合は何度か繰り返して消すといいでしょう。
ただし、これだけでは完全に消すことはできないです。「セルフカラー前の髪色に限りなく近づいた」というだけになります。
そこで、次にカラーシャンプーをして完全に緑を消してあげましょう!
後ほど詳しく説明しますが、緑を消すためにはピンクや赤の暖色系の「カラーシャンプー」が必要になります。
カラーシャンプーとは色のついたシャンプーです。そのまんまですね(笑)
暖色系のカラーシャンプーの色素が緑を打ち消してくれるのです。
例えば、緑の髪にピンクのカラーシャンプーを使った場合、髪を「ラベンダーグレージュ」に染めることができます。
カラーシャンプーは、赤なら「真っ赤」、ピンクは「どピンク」という表現がボトルから想像できますよね(笑)
カラーシャンプーで真っ赤やどピンクの髪にはならないから、大丈夫だよ。
ただし自分で色の入り具合の調整がしづらいく、髪はダメージを受けている部分とそうでない部分と入り混じっているのでムラになることがあるので注意です。
さらに、どれくらい染まっているかが素人にはわかりにくいので色が入りすぎてしまうこともあります。
その場合には、カラーシャンプーを普段のシャンプーに混ぜて様子を見てください。
カラーシャンプーの割合を少しずつ増やしていくことで、染まりすぎを防ぐことができますよ!
この方法なら、初めてカラーシャンプーを使うときでも更なる失敗になりにくいです。
アッシュカラーを緑にしないためには「紫」がポイント
セルフカラーで緑に染まってしまうのはブリーチが関係してきます。
ブリーチをして赤の色素を抜いている髪に、アッシュ系のメインである青の染料を入れると緑になるからです。
なので緑になるのを防ぐためには補色である「紫」を混ぜてあげることです。
この「補色」という言葉については後ほど説明しますね。
ん?なんでアッシュに赤の色素と紫が関係してくるの?
その理由は、日本人の髪は黒の色素ではなく、赤の色素が集まったことで黒く見えていて、何度かブリーチしていくと黒から薄茶色、オレンジとなり最終的に黄色となります。
このブリーチをして赤い色素が抜けて黄色になった時が、1番きれいにアッシュカラーが映える時です。
アッシュカラーは青色の染料がメインなで、この青色は髪に浸透しずらく色落ちが早いのが特徴なので、ブリーチした髪の黄色と1:1になった時に「黄+青=緑」になってしまうのです。
なので黄色の補色である紫を入れて黄色を抑えるのです。
アッシュカラーに紫を足して染める方法は、カラーバターというのを使います。
カラーバターとは成分の90%がトリートメントと成分でできているヘアカラーで、色味同士を混ぜて使うことも可能です。
ブリーチして黄色くなった髪に紫を入れることで黄色が抑えて、青も混ぜることで緑になることなくアッシュに染めることができますよ。
ただし、混ぜる量には注意が必要です。ベースであるブリーチした髪の色に対して、紫が少ないと緑になってしまいますし、多い場合はオレンジになってしまいます。
この色味の配合が難しいために、セルフカラーでアッシュに染めた時に失敗して緑に染まってしまうことが起きやすいのです。
もし自分で挑戦する場合には、様子を見ながら混ぜ合わせる量を調節して見てくださいね。
色落ちした緑をセルフカラーで直すのはやめよう
あなたは『どうしても今すぐに髪色を変えたい!』と思った時どうしますか?
私ならすぐできるから自宅でセルフカラーしちゃうかなー。
ただし色落ちして緑になった髪を直すのにセルフカラーをするのはやめましょう!美容室に行って直してください。
セルフカラーで色落ちの緑を直すことはデメリットばかりです。
- 髪へのダメージが大きい
- せっかく染めてもすぐに色落ちしてしまう
- 色ムラが出てしまう
- 希望の色になりにくい
セルフカラーというのは、誰が使ってもその色に染まるようにするためにかなり強い薬剤が使われているため髪へのダメージが大きく傷む原因になります。
髪が痛むことでキューティクルが開いてしまい、そこから染めたはずのカラー剤が流れ出てしまうため色落ちがしやすくなってしまいます。
またセルフで染めると、染まっているところとそうでないところの差ができてしまいます。特に後頭部などは染めにくいので、ムラができやすいです。
色ムラができることで髪自体のダメージのムラもできてしまい、次回染める時に思い通りの色にならなくなる可能性があります。
また、髪がダメージを受けてさらに傷んでしまことで、セルフカラーで緑を消すことができなかった場合に美容室に行こうとしても、断られてしまう可能性が高いのです。
色落ちして緑髪になったら美容室に行こう
前述したようにブリーチをした髪は赤い色素が抜けているので、色落ちして緑になった髪色を直すためには、赤などの暖色系の色素を補ってあげることが1番です。
なーんだ簡単!赤に染めればいいのね!
そう思ったそこのあなた、要注意です。先ほども言ったように、色落ちした髪にセルフカラーはデメリットが多いのです。
色落ちして髪が緑になってしまった時は美容室に行って直してもらうのがベストな方法です。
美容室でお直ししてもらえば、セルフカラーのデメリットを全て解消することができますよ。
美容室で赤や暖色系カラーを入れて色落ちを直してもらうメリットにはこのようなものがあります。
- 理想の色にしてもらえる
- ムラなく染めてくれる
- 痛み具合や毛質によって薬剤を選ぶので、ダメージが抑えられる
- 色持ちがいい
デメリットとして「予約がめんどくさい」「予約日まで待つ」などがありますが、美容室に行けば髪の緑を消してもらうことができるので、安心して外出ができるようになりますよ!
アッシュカラーをきれいに長く楽しむためのコツ
染めたてはきれいな思い通りの色だったとしても、色落ちで緑になってしまうこともよくあります。
色落ちは必ずしてしまうものですが、いくつかポイントを気をつけることで緑に色落ちするのを防ぐことができます。
- 紫外線対策をする
- 温度に注意する
- カラーシャンプーを使う
ブリーチをしてからアッシュ系に染めている場合は、色落ちで髪が緑になる原因になりやすいので時にこれらに気をつけましょう。
寒色系のカラーは紫外線に弱いため、日焼け止めスプレーの使用や日傘、帽子で対策をするのが良いです。
また熱に弱く、シャワーの温度やドライヤーの熱にも注意が必要になってきます。
そして、アッシュカラーをきれいに保つためには紫シャンプーをつかうのが有用です。
毎日でなくていいので、2〜3日に1回ほどのペースでいつものシャンプーの代わりに使って見てくださいね。
セルフカラーでは緑髪を補色で直すのは難しい!
緑を消すには赤などの暖色系、ブリーチをして黄色になった髪には紫、と話していたのは「補色」というのが関係しています。
補色は、色相環という赤・黄・緑・青などの色相を丸く環状に配置した図で正反対の部分にある色のことで、お互いに色味を打ち消し、均等に混ぜ合わせると無彩色(灰色)になります。
ベースの髪色に対しての補色の色を入れることで、色味が中和されて髪の黄ばみや赤みが抑えることができます。
つまり、この補色となりたい色のカラーを混ぜることで、希望の髪色に染めるができるのです。
美容師さんはヘアカラーする時に、元の髪色を見て補色となりたいカラーの割合などを計算されているのですね!
なのでアッシュなどの難しい色は、すでに色味が決まっているようなセルフカラーで染めることは難しいとも言えます。
アッシュ系のセルフカラーをして髪が緑に染まってしまうのはこのためです。
セルフカラーでどうしても染めたい場合は、カラー材の箱に記載されている色見本を確認してみてください。
見本にある染める前の髪色を自分の髪色と比べてから選ぶことで、セルフカラーでの失敗を減らすことができますよ!
まとめ
- セルフカラーで緑にしまった場合はシャンプーのつけ置きで緑を消してからカラーシャンプーをする
- カラーシャンプーは暖色系を使って緑を消す
- アッシュカラーを緑にしないためには紫を混ぜて染める
- セルフカラーで色落ちの緑を消すのはムラになったり、さらに髪がダメージを受けてしまう
- 色落ちして緑髪になったら美容室で直すのがベスト
- アッシュカラーをキレイに保つには紫外線対策やドライヤーの熱に注意する
- 髪を染める時は補色を混ぜることがポイント
セルフカラーで髪が緑に染まってしまった場合、まずはシャンプーのつけ置きで染まった緑を落としてから、カラーシャンプーを使ってみましょう。
こうすることでアッシュからにする予定だった、意図せず染まってしまった緑髪を改善させることができます。
また、カラーシャンプーはシャンプーに染料を混ぜたものなので、この方法なら髪が痛むことも防げますよ。
補色の関係を理解して、アッシュカラーを楽しみましょう!
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