床のコンセントにつまづくととっても痛いですよね。かくいう私もおっちょこちょいなので何回も経験したことがあります。
そのままにしていると熱いお茶やコーヒーなどを持って床のコンセントにつまづいた時に、こぼれてパソコンにかかったり近くにいる人にかけてしまうことも。
大事な資料が汚れてしまうこともあります。そんなときめちゃくちゃヘコミますよね。
そんな時はコンセントにカバーをつけましょう!
「床のコンセントにつまづくと危ないのでどうにかできないものか…と考えているけども、予算的に工事とかあまりお金をかけたくないよー。」というあなたにピッタリですね。
改善したい点がある時にできるだけお金をかけずに解決したり、ちょっとした工夫をして解決することが好きな私もおすすめする方法です。
コンセントにカバーをつけると安くて1日でつまづくことのない快適な環境に早変わりしますよ!
床用コンセントのカバーはどれがいいの?おすすめ3選!
オフィスなどで使用されているボタンを押すと差し込み口が飛び出してくるタイプのコンセントはポップアップ型コンセントといいます。
ポップアップ型のコンセントはボタンを押すと飛び出してくるので、床からコンセントが出てるためプラグがさしやすくとても使いやすいです。
今回はポップアップ型コンセントの開口時にも使用できそうな専用のものがありませんでしたので、代用できそうなものを集めてみました!
そして床用コンセントのカバーは思っているようなものがなかったりするので探すのが面倒になってそのままにしてしまうこともあります。
面倒になってしまうと現状維持してしまうので、いつまでたっても解決せずつまずいてしまうことになります。
種類がたくさんありすぎて探すのは大変ですが、サイズもきちんと確認しておきあなたの求めるカバーがきっと見つかりますよ!
〈オムロン(omron) 電極保持器用保護カバーF03-□〉
名前の通り電極保持器を交換する際に使う保護カバーなのですが、大きさがポップアップ型のコンセントにぴったりです!
縦が6cm、直径12cmでコンセントの開口時は4-5cmなのでプラグを差し込んでも使用でき、価格も1500円ほどでお手頃なところが魅力ですね。
穴も開いているのでそこからケーブルを通すこともできるので優秀ですね。テープで装飾もできるので本来の用途は違いますがおすすめします。
〈未来工業/MIRAI カーペットOAプロテクタ付属品 コンセントボックス XY-CB-K〉
こちらはカーペットOAプロテクタのものですが、縦71.5cm横71.5cmと大きさなどコンセントの開口部ににちょうどいいです。
四角いので、四角いタイプのポップアップ型コンセントや丸いタイプでも開口部につけることができそうです。
このコンセントボックスは穴も大きく開いているのでプラグを差し込んでも浮きにくいです。色はブラックとシルバーがあります。
〈ケーブルケース〉
上フタが開けられるタイプのものを使います。上フタを取って逆さに置くだけでカバーになるのでとても簡単です。
ケーブルケースは大きいものが多いので、熱がこもりにくいのでとてもいい代用品になります。プラスチックのボウルに穴をあけたものを代用してもいいですね。
安いものは素材がやわらかいものだったりするのでぱっと見で買わずに実際に手に取って確認しましょう。
通販で購入する場合はどんな素材が使われているのかよく調べてから購入しましょう。宛先をオフィスなどの使う場所に変更するのも忘れないようにしましょう。
また、今すぐ何とかしたい場合はポップアップコンセントより2回りほど大きいボウルに穴をあけて代用します。ボウルは最寄りの100均に買いに行きましょう。
どれも床に固定をしなければいけませんが、強力なテープなどを使えば簡単にしっかりくっつきあたっても床からはがれないので参考にしてみてください。
テープで可愛く面白く装飾して楽しくコンセントのカバーをつけましょう♪もっと目立つことでつまづきにくくなりますよ。
目立ちやすい色のカバーなら注意を引きやすくなる!
床のコンセントは閉めているときは2mmほどで、開けて使用するときは4-5cmほどと結構高さがありますよね。
そのためカバーをつけて目立つように、危なくないようにしてあげるとつまづくことも少なくなるのでおすすめですよ。
カバーをつけるメリットとしていくつかあるのでご紹介します。
一つ目は目立つこと!
目立つことでつまづくことが少なくなります。工事現場のコーンと一緒で、大きな目立つものがあれば避けるようになり、注意しようと心がけますよね。
工事現場のコーンは赤色のものが多いですよね。赤色というのは警戒心や注意を喚起する力を持っています。
そのため、工事現場など危険なところに使われるものは赤色が多いのです。
コーンとコーンの間にある棒はコーンバーといいますが、黄色と黒色の組み合わせとなっておりこれもとても目立ちますよね。
黄色は警告色の代表格です。黄色はとても目立つ色ですよね。こういったものは進出色といい、色が飛び出しているような印象を与えるのが特徴です。
黒色は他者を威圧する力を持ち、上記の黄色とは反対の他の色より奥にあるようなイメージを持たせる後退色に分類されます。
黄色と黒は進出色と後退色の組み合わせとなっており、進出色の黄色が目立つようになるため人の目に認識されやすくなります。
カバーに赤や黄色や黒のテープを貼ったりして、この色の力を活用するのもとてもいい方法だと思います。
つまづき防止ができるとパソコンなどのデータも守れる!
2つ目は、データを守れること。
カバーをつけることでコンセントが抜けるのを防げるので、データが消える心配もなくなりますよ。
コンセントにつまづくとその拍子にコンセントが抜けるときがあります。パソコンの起動中に起こったらどうなるか分かりますよね。
そう、それまで作業していたデータが消えたり故障の原因になります。編集中のデータが消えてしまってまた一からやり直しなんてこともあります。
そんな時とてもつらいですよね。半分くらい進んでいたり、あとちょっとで終わるなんて時に電源が落ちたら…ショックすぎて一時思考停止になります…
電子機器など使用中にいきなりコンセントを抜いてしまうとスパーク(火花)が発生することがあります。プラグが焦げてしまったり火災の危険性もあるので気を付けましょう。
周りに燃えやすいものを置かないほうがいいんだね。
私たちは普段どのように歩いているのでしょうか。実は歩き方にもつまづく原因が隠れているのです。
私たちは歩くときにつま先を下に向けて歩いています。そして出した足のつま先と床との距離は1.5cmほどです。
つま先と床との距離は1.5cm、ポップアップコンセントの使用時は4-5cmでその差は3.5cmほどになります。
3.5cmと聞くと短いかなとそれほど影響がないように思いますが、意外とつまづいてしまいやすい高さになるのです。そう考えるとつまづいてしまうのはある意味自然なことのように思います。
その都度つまづいて転んだりすると、そのうち誰かが怪我をしてしまう危険もあります。高齢者の多くは転倒で骨折し寝たきりになることが多いのだそうです。
骨折した個所は今までよりも骨折しやすくなったり、骨折の連鎖が起きたりするのでできるだけ避けたいですね。
カバーをつけて目立つことでつまずくことが少なくなればおのずと転ぶことも少なくなりますよ!
床のコンセントをデスク下に隠そう!
デスクや家具の移動ができるのであれば、コンセントをデスクの下に隠しましょう。
デスクの机に被るくらいでも圧倒的につまづきにくくなります。
デスクや家具が重たい場合は少し大変ですがお金をかけずにできるのでやってみる価値はありますよ。
カバーをつけてデスクや家具の移動もできれば完璧ですね。
カバーをつけることで床のコンセントにつまづくことがなくなり快適に過ごせるようになりますよ!
床のコンセントは埋め込み型!デメリットはある?
床のコンセントには、上記のような「ポップアップ型コンセント」と「埋め込み型コンセント」の2種類があります。
ポップアップ型のコンセントはボタンを押すと飛び出してくるタイプのもので広く普及されているのでよく見る形ですよね。
埋め込み型のコンセントは、床板を一部取り外して中にあるコンセントにプラグをさして使用します。
床板にはケーブルを通す穴が開いていて床からケーブルだけが出てきている形になるので見た目もすっきりして生活感を感じさせない造りになっています。
床とコンセントの段差がないものも多く、つまづかないので安全なのと好きな場所に設置できるため家庭用のフロアコンセントとして導入する方が増えています。
リビングやダイニングでホットプレートを使って焼肉したりお好み焼きをするときなど壁付けのコンセントやキッチンにあるコンセントを使いますよね。
延長コードを使わないと届かなかったり、ケーブルが張ってしまったりすると足を引っかけて転ぶ危険性があります。
足を引っかけた拍子にホットプレートも引っ張られてテーブルから落ちてしまったりしてやけどをしてしまうかもしれません。
そこで埋め込み型コンセントをテーブルの下あたりに設置すると真下にケーブルがくるので安全に使用することができます。
私自身、ケーブルに引っかかることがよくありホットプレートがずれてテーブルから落ちそうになったりすることがたくさんありました。
延長コードを使って少し離れたコンセントのところから引っ張ってきたときに引っかかることが多かったように思います。
こんなとき埋め込み型コンセントがあったら安全に使用できるのでぜひ導入したいですね。
埋め込み型コンセントのデメリットを知ろう。
埋め込み型コンセントのデメリットを下記にまとめました。
- ふたが床から出ているタイプはつまづく危険性がある
- 費用がかかる
- ほこりがたまりやすい
- 絨毯が敷けない
- 漏電の可能性がある
- 床暖房があると設置ができない
上から順に説明をしていきますね!
まず、埋め込み型コンセントにはフタが完全にフラットになっているものとフタが床から少し出ているものがあり、フタが出ているものは危ないです。
完全フラットのものは大丈夫ですが、フタが少し出てフタが出て居るものはいるものは小さな子供や高齢の方はつまづく危険性があります。
私は何もないところでもつまづくことがあるので将来のことも考えると完全フラットなものをおすすめします。
次に、埋め込み型コンセントは普通のコンセントを設置するときより費用がかかります。床に穴をあけ、床下に配線を通すので手間がかかるのです。
業者によりますが、2万~4万円くらい見積もっておけばいいでしょう。工事を頼もうと思っている業者に電話をして大体の金額を聞いておくといいですね。
業者が複数ある場合は相見積もりをすると価格や費用の比較検討ができるのでよりお得に設置することができます。一括見積もりサービスもあるのでぜひ利用しましょう。
工事は問題がなければ半日もかからずに終わるのでその日から快適に使用することができます。
工事した日から使えるのはいいね!
そして普通のコンセントより床用のコンセントはモノ自体が高いです。ポップアップコンセントは4000円~6000円ほどします。
埋め込み型で普通のコンセントを中につけることもできますが、やはり床に穴をあけるので費用がかかります。
注文住宅の場合、最初から配線を通すだけなので壁付けコンセントと費用は変わらないこともあるので家づくりしている方は担当の方に聞いてみましょう。
ただし、ハウスメーカーなどの間取りなどが決まってる規格住宅の場合はオプションとしてないため費用が高くなることがあります。
次に、埋め込み型コンセントはフタにケーブルを通す穴が開いているためほこりが溜まりやすいので気を付けましょう。
毎日使う場合はあまりほこりも溜まりませんが、たまにの使用の場合は時々フタを開けて掃除をしないと火災の原因になってしまいます。
また、ペットを飼っている方も注意が必要です。特に毛が抜けやすい子だったり、毛が生え変わる換毛期は毛が溜まりやすくなるのでこまめに掃除をしましょう。
犬はダブルコートの子が毛が抜けやすいよ!
私も犬と猫を多頭飼育しているので、毛が溜まりやすいケージ裏のコンセントはこまめに掃除しています。換毛期はいつも毛の量がすごいです。
スリッカーブラシで毎日ブラッシングしてあげても溢れるように出てくるので、どこにそんなにたくさんの毛があるの?!と思いながらしています。
トラッキングというコンセント差し込み時のショートが心配な時はコンセントキャップやトラッキングを防止するためのカバーなど色々あるので使ってみてください。
次に、床のコンセントがある場所には絨毯を敷くことができません。絨毯を敷いてしまうとせっかくのコンセントが隠れて使えなくなってしまいます。
そのためコンセントを設置する場所はよく考えましょう。生活していく上であったらいいなと思う場所と絨毯の位置がかぶっていないか確認してください。
次に、漏電に注意しましょう。水や汁物をこぼしたときにコンセントにかかると漏電の可能性があります。
純水を除く水は電気を通しやすい性質があります。水に濡れることで電気が水を伝ってコンセントの外部に漏れだしてしまい漏電します。
漏電はコンセントの故障だけでなく感電や火災を引き起こすこともあります。命にかかわる危険な状態なので触らず、専門家に依頼しましょう。
私の家ではシンクの近くに電気圧力鍋を置いているのですが、たまに本体に差し込む部分がシンクにある食器の水の中に落ちてしまうことがあります。
プラグを抜いてから恐る恐るケーブルを引っ張り上げますが感電するのが怖くてドキドキします。まだ水に濡れた個所を触っていないので大丈夫でしたが…
水に濡れた時は触らないように気を付けよう!専門家に依頼してね!
最後に床暖房が施工された後のものは穴をあけることができないため、床用のコンセントは設置できません!施工後の床暖房を切ってしまうと使えなくなります。
床暖房もコンセントもつける場合は、コンセントの使用周囲温度-10℃~+40℃を上回ることがないように床暖房から十分に離して設置します。
家造り真っ最中で床暖房をつける前の方はぎりぎりセーフですね。変更ができないか担当者に聞いてみましょう!
デメリットを知ったので埋め込み型コンセントを設置する際に上手に工夫や対処ができますね!
床のコンセントはおしゃれに床板と素材を合わせよう♪
床が白いフローリングだと部屋が明るく、茶色のフローリングだと落ち着いた印象になりますよね。
フローリングなどの床材はその部屋の印象に大きな影響を与えています。きれいな床材は部屋がおしゃれに見えますよね。
床にコンセントを設置してコンセントが思いっきり見えてたらせっかくのきれいな床材がもったいないです。
床のコンセントの設置時はおしゃれに見える床板と同じ素材の完全フラットの埋め込み型コンセントにしましょう!
完全フラットの埋め込み型コンセントでフタが床と同じ素材だとぱっと見ではどこにコンセントがあるか分からないですよね。
床にフタがあるのを見つけ開けてみると埋め込み型のコンセントだったのを初めてみたとき、すごくおしゃれで、なおかつスタイリッシュで衝撃を受けました。
床のコンセントが目に見えて分かったり少しの出っ張りでつまづいたりすると、「ちょっとなぁ…」と少し残念な気分になります。
残念な気持ちになるくらいなら、おしゃれな部屋にしたいですよね。宝探し感覚でコンセントがどこにあるか探すのも楽しいですよ!
ポップアップ型コンセントを設置する場合は、できるだけ床板の素材やカラーを合わせてあげるとコンセントが浮きにくくなります。
ダイニングテーブルなどに少し被るように設置すると目立ちにくくなるので上記と併せてやってみてください。
これであなたの部屋もおしゃれにスッキリ♪居心地のいいお部屋にしておうち時間を楽しみましょう!
まとめ
- 床のポップアップコンセントにつまずくときはカバーをつける
- 赤や黄色や黒の色の持つ力を利用すると目立つのでつまづきにくくなる
- デスクや家具を移動してコンセントとの位置を近づけてあげるといい
- ポップアップコンセントの開口時のカバーには電極保持器用保護カバーが最適
- 埋め込み型コンセントは完全フラットのものだとつまづくことがない
- 埋め込み型コンセントは費用がかかるなどのデメリットもある
- 床のコンセントの設置時は場所をよく考えてから工事の依頼をする
床のコンセントのつまづくことがなくなると毎日がスムーズに進んでいきますよ♪ストレスフリーな環境に早変わりさせましょう!
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