こんにちは。流行りの音楽をラジオでチェック!が日課のフリーライターです。
ラジオのDJさんって、フリートークが上手ですよね!
「それ、わかる~」と思ったり、「そんなんあるか!」とツッコミを入れたくなったりと、思わず聞き入ってしまいます。
あなたもそんなフリートーク技をマスターできたら、たくさんのリスナーに聴いてもらえるラジオ番組が作れて、自分もリスナーも楽しい時間を過ごせますよね♪
そこで、この記事では、ラジオのフリートークに使えるネタや、フリートークのコツをお伝えします。
フリートークで使えるネタはまず、自分の周囲から見つけます。見つからなくても大丈夫、ネタは作れます!
新しく始めたことや、好きなこと、周囲にあるモノやヒトを観察して感じたことなど、自分の日常からネタのストックを増やしましょう♪
ラジオのフリートークネタは自分の生活から見つける
ラジオのフリートークネタは、まず、自分自身の出来事から見つけましょう。
それには、自分の生活スタイルや、無意識にやっていることを意識してみることが大切です。
毎日の生活の中で起こったことや、気になったことをストックしておくのです。
一番分かりやすいのは、誰もが思ったことがある、やったことがるような「あるあるネタ」ですね!
「そんなネタ見つからないよ~。」と思ったあなたはもしかしたら、映画やドラマでいったら「エキストラ」みたいな存在かもしれません!
あ、大丈夫ですよ、私も含めて、世の中だいたいの人はエキストラです(笑)
そんな時は、今までやったことのないことを、今すぐにでもやってみましょう!
ネタは、あるものじゃなく、探して、見つけて、作るものだよ。
あなたが「今日からできる」新しい挑戦をいくつかご紹介しますね。
- 朝活(散歩・体操・早朝ラジオを聴くなど)
- 朝ご飯をパンからごはんに変える(逆もあり)
- プチ断食
- 髪を切る、カラーリングする
- 瞑想
- 行ったことのないラーメン屋に行く
自分の今の生活を、多少無理やりにでも変えてみましょう。そうすれば、それだけで充分ネタになりますよ♪
ほかにも、趣味やアニメ・映画など、あなたの得意なジャンル・好きなジャンルについてならたくさん話せますよね。
私も、好きなアニメとその推しキャラについてだったら、一人で3時間は語れます!(面白いかどうかは別ですが)
好きなジャンルといえば、先日、私の友人が、某女性アイドルの深夜ラジオを聴いたのですが、フリートークのネタが何と「プロ野球の開幕戦」だったそうです。
友人はアイドルのことは良く知らなかったのですが、アイドルにも自分と同じ野球ファンがいると知って嬉しくなり、それがきっかけでそのアイドルのラジオを聞くようになったんです。
あなたのフリートークも、あなたと同じものを好きな人が聞いたらきっと「わかる~!!」となりますよ。
あなたのフリートークを聞いた人のうち、1人でもヒットすれば、次は2人、その次は3人と、ファンを増やしていけますね♪
時に、自分がハマっているモノから名言が生まれる
時々、芸人でも俳優でもない人が、テレビで何気なく発言したことがトレンドワードや急上昇ワードに入ることがありますよね。
自分がめちゃめちゃハマっていてることや、「日課」レベルになっていることから、名言が生まれることがあります。
名言といっても、ためになることや良いことを言いましょう、ということではありませんよ。聞いた人が「それ、わかる!」と思える言葉です。
例えば、私がハマっているアニメのキャラのことを友人に「〇〇(推しキャラ)の存在が癒し♪」とつぶやいたんです。
すると友人は「私はコタロウ(飼っている猫)が癒しだわ~」と答えて、そこからしばらく癒しネタで盛り上がったことがあります。
それから、出産後の友人が「赤ちゃんのお世話は24時間営業」と言うのを聞いた時は「めっちゃわかるわ~~~~!!」と、共感の嵐が吹き荒れました(笑)
名言は、自然に出たものが一番面白いので、普段の生活や会話から名言を作れるように意識して、練習しましょう。
自分の周りを観察することでもネタを見つけられる
周囲の人やモノを、よ~く観察することもネタ集めの大事なポイントです。
フリートークで使いやすい日常ネタには、以下のようなものがあります。
- 最近怒ったこと
- 最近初めて知ったこと
- 最近お出かけした場所
- 街で見かけた気になる○○
- 新発売の○○を食べてみた
自分の周りで見かけたものや、起こった出来事に注目してみましょう。
お笑い芸人さんは、自分が見つけた面白い一般人のエピソードや、それをネタにしたコントや漫才をしていますよね。
同じように、あなたも「変わったファッションの人」「カフェで隣に座った人の会話」「一見なんだかわからない建物」など、周囲の人やモノをよく観察して、ネタを集めましょう。
フリートークネタは身近な失敗談も面白い
フリートークで面白いネタといえば、日常で起こる小さな「失敗談」です。
人って「自分を良く見せたい」「アピールしたい」と思うとつい、自慢話をしがちなんですが、聞いた人が「わかる~!」と共感するのは失敗談なんです。
他にも「勘違い」や「ちいさな不幸話」など、「完ぺきではない自分」を見せることで、リスナーとの距離が縮まります。
「日常で起こる小さな失敗談」は、例えば、こんな感じです。
- ヤバい寝坊した!と思ったら休日だった
- 電車で爆睡して終点まで行ってしまった
- 麦茶だと思って飲んだ液体がめんつゆだった
- リュックのフタが全開で歩いていた
これを「実は、今日の朝~」や「先週の日曜日に~」「小学生の時のことなんですけど~」という感じで具体的に話すことで、聞いている人がイメージしやすくなります。
あ、ちなみにこれは全部、私の実体験ネタです(笑)
私の失敗ネタを読んで、あなたがクスっと笑えたり、「それ自分もやったことある!」と思ったら、続きを読みたくなりますよね!
ラジオのフリートークも同じです。リスナーの笑いや共感を引き出せたら、その先の話も聞いてもらいやすくなりますよ。
「失敗ネタ」で「素の自分」を見せて、フリートークを盛り上げましょう♪
ネタに困った時は天気の話&音楽で場をつなぐ
それでもネタに困った時は、天気の話と音楽で場をつなぎ、話を広げましょう!
「今日は朝から雨で~」「今日はいいお天気で~」など、天気の話からフリートークをスタートすると、次の話につなげやすくなります。
それから、ラジオで絶対に欠かせないのが音楽です。
「映像」という強力な武器があるテレビでも、視聴者の気分を盛り上げたり、涙を誘ったり、ドキドキハラハラするシーンなど、音楽は大事な存在です。
そして、テレビのような「映像」がないラジオでは、音楽はより重要です。
話題としても、場をつなぐ存在としても、ラジオと音楽は絶対に切り離せません。
今はやっている曲、昔ヒットした曲、あなたの好きな曲など、音楽があるとそこから話を広げられますよね。
それに、話の切り替え時に1曲はさむ、という使い方もラジオあるあるです♪
ネタに困った時は、天気の話からスタートして、音楽で場をつないだり話を広げたりしましょう!
ラジオのフリートークテーマ例をご紹介
ここでは、ラジオのフリートークで「話しやすい=聞きやすい」テーマをお伝えします。
お金、恋愛、食べ物、学校、それぞれのジャンル別にご紹介しますね!
宝くじネタは誰でも一度は話したことがあるであろう、会話の鉄板ネタです!
今まで聞いた中で、一番おどろいた使い道などを話すのも面白そうですね。
ラジオ・飲み会・女子会、場所を問わず盛り上がる鉄板ネタといえば恋愛ですよね!
恋愛は失敗談を話すにもいいテーマです。私も失敗談ならいろいろ話せます(笑)
誰でも、いつでも、いつまでも話せるのが食べ物ネタではないでしょうか。
好き(苦手)なお菓子・寿司ネタ・肉・野菜など、ジャンル別に話しても尽きないですよね。
学校も、あるあるネタが豊富なジャンルですよね!
自分だけでなく、先生や友達のエピソードもいろいろ話せそうです。
ぜひ、あなたが楽しく話せるフリートークテーマを見つけてくださいね♪
フリートークのネタ探しにおすすめのサイト3選
日常ネタを探して、身近なテーマで話したけど、それでもネタが尽きてしまった…。
自分のネタには限界がありますし、自分の好みに偏ってしまいますよね。
そんなあなたのために、ラジオのフリートークテーマやネタの探し方をいろいろのせているサイトをご紹介します。
自分とは違った視点のテーマで話したい、という時にもおすすめのサイトです。
- 《雑談》話のネタ(話題)の探し方《100種類以上》
調査、見る、買う、聴くなどのジャンルごとに、フリートークで使えるネタの探し方を紹介 - フリートークテーマ一覧集|会社・飲み会・合コンで盛り上がる話題
趣味・恋愛・流行など、フリートークにおすすめな20種類の話題を紹介 - トークテーマガチャ 配信者さまへ秒で話題を提供するよ☆
ランダム・恋愛・おもしろ・悩み相談など、カテゴリーを選んで画面をタッチするとお題が表示される
「話すネタがない」と思っていたのが、どのネタについて話そうか迷ってしまうくらい、たくさんのネタがありますね!
トークのテーマを決めた時は、「テーマを紹介する→テーマに対する自分の考えや想いを伝える→結論を言う」という流れで話すと、わかりやすいですよ。
ラジオでフリートークをする時のコツを伝授!
あなたのフリートークを面白いと思ってもらうコツは、リスナーがあなたの話をイメージできるように話すことです。
リスナーが、InstgramやTwitterなどであなた自身を知ってくれていたり、あなたのファンだったりすると、その時点でだいぶ難易度は下がります。
でも、あなたに興味がない、たまたまラジオを聞いた人にも、あなたのフリートークを「面白い、もっと聞きたい」と思わせるのは、トークの技術がないとなかなか難しいです。
「面白い、もっと聞きたい→興味や関心を持つ→イメージを共有する」には、ネタを分かりやすく、具体的に伝える必要があります。
そのためのコツとして、ふたつの構成をお伝えします。
一つ目は「起承転結(きしょうてんけつ)」です。
始めにお伝えした、私の「麦茶だと思って飲んだ液体がめんつゆだった事件」を例にお話ししますね。
- 起・・・話し始めの部分。
小学生2年生の夏に起きた衝撃の体験です。 - 承・・・本題に入る部分。
学校から帰ってきて、麦茶を飲もうと冷蔵庫の扉を開けると、細長い筒状のタッパーに麦茶が入っていたんです。 - 転・・・メインの話や展開
で、コップに注いで一口飲んだ瞬間、麦茶とはかけ離れたしょっぱさと、かつお節の風味がして「何じゃこりゃ!」と思わず吐き出しちゃいました。 - 結・・・種明かしやオチの部分
何とそれ、めんつゆだったんです。
「起→いつ」「承→どこで」「転→何があって」「結→どうだったか」ということがわかりやすく伝わったのではないでしょうか。
みなさんも、冷蔵庫内の茶色い液体には気を付けましょう(笑)
二つ目は「序破急(じょはきゅう)」という構成の考え方です。
こちらは「寝坊したと焦ったら休日だった事件」を例にお話ししますね。
- 序・・・つかみの部分
私が異世界の駅に迷い込んだ話です。ある朝、寝坊してめっちゃ焦りつつも、いつもの時間に駅へ着けたんです。 - 破・・・本題
でも、人がいつもより全然少なくて、電車が来る時間もいつもと違っていて、別の駅に来てしまったんです。 - 急・・・結末
とにかく時刻表を確認しようと思ってスマホを見たらなんと、、、日曜日でした。
「序」で面白そうだなと興味や関心を持ってもらい、「破」で驚きやドキドキを与え、「急」で満足感や納得感を得られるように話せれば満点ですね!
ここで注意してほしいのは、「起承転結の”起”」や「序破急の”序”」の部分が長く、クドくならないように、という点です。
なかなか本題に進まないとリスナーが飽きてしまい、続きや次回を聞いてもらえません。
背景やシチュエーションはなるべく簡潔にして、本題へ進めるのも、リスナーを飽きさせないためのコツです。
自分が面白いと思う人の話し方を真似しよう
フリートークに限らず、上達の近道は、上手な人の真似をすることです。
ラジオのフリートークが上手くなるためには、フリートークが上手い人のラジオを聞いて、その人の話し方を真似しましょう。
どんなに面白いネタでも、単調だったり、だらだらと回りくどかったりしたら、やっぱり聞き飽きてしまいますよね。
と書いて、私は、校長先生のお話とか、嫌みな上司の説教とか、原稿棒読みの演説なんかが思い浮かびました(校長先生ごめんなさい!)
聞いている人を飽きさせないためには、以下の点を意識しましょう。
- テンポよく話す
- 話に抑揚をつける
- ところどころで間を取る
あなたが面白いと思う人が「どんなテンポで、どんな抑揚をつけて、どんな間を取って」話しているかという、コツをつかみましょう。
また、表情をつけて話すと、自然に抑揚がつきます。
マイクやスマホに向かって一人で話している時でも、楽しい話は笑顔で、怒った話は怒った顔で、悲しい話は悲しい顔で話すと、抑揚がついてより感情のこもったトークができますよ♪
相手がいるなら質問しながら話を広げよう
「話し上手は聞き上手」という言葉もあるように、話の上手な人というのは、「相手の話を引き出すのが上手な人」のこと、ともいえます。
ラジオのフリートークでも、あなたに相方やゲストがいるなら、その人に質問をして話を広げましょう。
芸能人でいうと、くりぃむしちゅーの上田さんや、明石家さんまさんのMCがまさにそれです。
お二人のMCをよぉ~く聞くと、ゲストの方に質問をして、その答えを深掘りして、話を広げて、ほかの人を巻き込んで、という感じで、実はあまり自分のことは話していないんです。
「○○やったことある?」「ほんでほんで?」「ほんまかいな!」「それ○○やったらどうなん?」など、リアクションを交えながらゲストの話を上手に引き出していますよね。
質問の内容は深く考えなくても大丈夫。大切なのは、会話を継続することだからね。
最初は広く浅く、といった感じでいろいろな質問をしましょう。
質問をしていくうちにお互いの「共通点」が見つかったり、相手の好きなジャンルになったりすると、そこからトークが盛り上がります!
飲み会なんかでも、出身地が同じだったり、同じアーティストが好きだったりすると、会話が盛り上がりますよね♪
トークが盛り上がり、相手が楽しそうに話し始めた時は、聞き役に回りましょう。
先ほどご紹介したさんまさんや上田さんのように、リアクションをしながら「それでそれで?」と深堀りしていきます。
聞く時に一番大事なのは、相手に関心を持つことだよ。
生年月日、出身地、職業、血液型といったプロフィールから、好きな色・好きな食べ物・好きなファッションなどの好みまで、相手に興味を持って質問しましょう。
趣味や、最近ハマっているもの、お気に入りのお店などを事前にリサーチしておくのも良いですね。
まとめ
- ラジオのフリートークネタは自分の生活や周囲から見つける、作る
- フリートークネタは身近な失敗談が面白い
- 自分がハマっているものから名言が生まれる
- フリートークの内容に「共感」してもらえると、リスナーとの距離が縮まる
- ネタに困った時は天気の話&音楽で間をつなぐ
- トークテーマを決めた時は、テーマ紹介→自分の考え→結論の順で話すと分かりやすい
- フリートークはリスナーが話の様子をイメージできるように話す
- イメージが伝わりやすい構成は「起承転結(きしょうてんけつ)」と「序破急(じょはきゅう)」
- 話し相手がいる場合はその人に興味・関心を持って質問する
- 相手の好きなジャンルや相手との共通点を見つけてフリートークを盛り上げる
フリートークは、英会話や政治、ニュースなど、初めからテーマの決まっているラジオ番組以上に、リスナーの心をつかむのが難しいですよね!
「質は量でしか磨(みが)かれない」といわれるように、とにかく話してみる、人のラジオを聴いてみる、という体験を重ねることが第一歩です。
そして何より、あなた自身が楽しく話して、その想いをリスナーに届けましょう♪
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