根元が伸びてきてプリンになってきたけほっとくとどうなるでしょうか?周りの人にはだらしなく見えたり、恥ずかしかったりしますよね。
でも、美容院に行くのも面倒だし時間がない、今月はお金がピンチ!
そんなあなたには、セルフカラーがおすすめです。
またプリンは直したいけど、自分できれいにできるか不安になりますよね。
プリンを直したくてセルフカラーしたのに、根元だけ明るくなったりきれいに染められなければセルフカラーをした意味がなくなってしまいます。
セルフカラーできれいに直したいときは、プリンの部分をリタッチ、または暗いヘアカラー剤で染めます。色味をトーンダウンしてプリン部分を隠しましょう!
また、ブリーチのままでプリンの部分をなくす方法や、あえてプリンヘアを楽しむ秘訣も紹介します♪
セルフカラーでプリンをきれいに直すならリタッチ!
ブリーチで明るくしたヘアカラーは根元が伸びてくると余計目立ちプリンを直したくなりますよね。
「今後美容院へ行くつもりだけど、明日デートで気になるから、今日なんとかしたい!」というあなたは、「リタッチ」でプリン部分だけを染めましょう!
リタッチカラーは、髪の毛の痛みが気になる人や枝毛が多いなど、髪の毛を痛めたくない人にもおすすめのカラー方法の一つです。
今と同じ明るい色で染めるより、暗めの色で染めることにより伸びてきたプリン部分と明るい部分をぼかしてくれます。
色味は今のカラーより少し暗い色を選び、トーンダウンします。ベージュ系やブラウン系を選ぶと、失敗が少ないです。
リタッチって私でもできるかなぁ…どうやるの?
リタッチでカラー剤をプリン部分に塗るときは、プリンの部分と明るい部分を馴染ませるために、明るい部分にもカラー剤をのせていきます。
すると染め終わった時に違和感がなく、きれいになじみやすいです。
ブリーチで染めた明るい部分の1センチぐらいを目安にカラー剤をのせていくといいです。
プリンの部分がだいぶ伸びている場合は、二回に分けて塗るといいです。例えば5センチほど伸びたプリンを例にあげます。
塗り方は根元2センチほど開けて、明るい部分1センチと根元2センチを除いたプリン部分だけを先にカラー剤を使い染めます。
つまり、最初にプリン部分5cmから根元2cmを引いた3cm部分と、明るい部分1cmを合わせて【3cm+1cm=4cm】を塗ります。
そこから10分ぐらい時間を空けてから、先ほど塗らなかった根元2cmにカラー剤を塗ります。これできれいに仕上がります。
どうして2回にわけてカラー剤を塗っていくの?
このような塗り方をするのは頭の上の部分は、体温が高いため色が明るくなりやすいからです。
伸びすぎたプリンにカラー剤を一気にのせると、根元の周りは色が入らず根元だけ明るくなることがあります。
根元だけが明るくなってしまう現象を、「逆プリン」といいます。
面倒に感じても、2回に分けて塗ることで根元だけ明るくなることを防ぐことができ、セルフカラーでもプリン直しがきれいにできますよ!
一部だけ染めるならカラー剤はクリームタイプを選ぶ
リタッチで染める場合はクリーム(乳液)タイプがおすすめです。
泡タイプの方がなじみやすく広範囲に塗れるので簡単ですが、泡タイプは全体を染め直したい人に向いています。
液だれしにくいぐらいの硬さのカラー剤なので部分染めしやすい特徴があります。
クリームタイプの方が泡カラーに比べるとしっかり染まりセルフカラーでもきれいに直しやすいです。
また、クリームタイプを使う場合は髪の毛を分けるためにヘアゴムを使います。髪を染める時に根元が見えやすく、色ムラができにくいです。
布製ではない輪ゴムのようなシリコンタイプのゴムを使うとよいでしょう。使い捨てできるので、たくさん準備しておくと安心です。
泡タイプのものは分ける必要なく使えますがわけて塗ることでより良くきれいに染めることができますね。
自分でセルフカラーするために必要なものは?
セルフカラーするためには、以下のものを準備しましょう。
- ヘアカラー剤(手袋付き)
- 汚れてもいい首元が開いた服、または前ボタンの服
- シリコンゴム
- キッチンラップ
- くし
- 時計やタイマー
手袋はカラー剤の箱に入っているので、そのまま使えます。誰でも使えるサイズになっているのか手袋は大きめなので、手が小さい人は輪ゴムを使って留めましょう。
輪ゴムを手首に止めてカラー剤を塗ると、手袋が外れてズレることなく塗ることができます。
私もセルフカラーをしたことがあります。私は手が小さめですが少し手袋が大きくて、カラー剤を塗るときに手袋がずれてしまったことを思い出しました。
また、セルフカラーでの服装は汚れてもいい服や首元が広めの服がおすすめです。
首元が狭い服だと汚れないように気を付けていてもカラー剤が垂れたり、洋服が汚れてしまう危険があります。
首元が広めの服なら、カラー剤が垂れてしまっても洋服につく心配はありません。
汚れてもいい前ボタンのシャツも、カラー剤を洗い流す際に頭を通さずに服を脱ぐことができるので、セルフカラーに向いています。
また、表面の髪だけでなく奥側の髪まで染めるためには、ゴムなどを使い細かくしっかり髪の毛を分けてカラー剤をのせていきます。
分け目など細かくわけてカラー剤をのせることにより、塗り残しもなくなりきれいに仕上げることができます。
ラップを使うなんて意外だね、何に使うの?
ヘアカラー剤を塗った後の待ち時間に、キッチンラップを頭にのせて巻きます。その理由は、カラー剤が乾燥するのを防ぐためです。
カラー剤が乾燥すると、発色がうまくいかずきれいに染まらない場合があります。
他にも保温効果もあり、短い時間で染めることもできます。
くしは、ヘアーカラー剤を塗る前に髪の毛をとかすときに使います。時計やタイマーも必需品です。
髪の毛を染める時は時間との勝負で、時間の長さや短さで染め具合も左右されます。
時計やタイマーなど時間を測れるものを準備をしてきれいに染めれるようにしましょう。
ハンドクリームやケープもあると便利♪
なくてもセルフカラーできますが、あるとすごく便利な3つを紹介します。
- ワセリンやハンドクリーム
- 使い捨てケープやカッパ
- イヤーキャップ
ワセリンやハンドクリームを塗る理由は、カラー剤の液がついても落ちやすく肌トラブルも防げるからです。皮膚につくと肌が弱い人などは、かゆみなども出にくくなりますよ。
洗い流すとき、何も塗っていない状態だと顔についた時落ちずらいですが、ワセリンやハンドクリームを塗ることによりカラー剤の油分とクリームの油分で落ちやすくなる効果もあります。
塗る場所は、顔周りや首回り、耳周りの生え際に塗るといいです。
ちなみに間違えて髪の毛についてしまうと染まりずらくなるので、生え際を塗るときは髪の毛につけないよう丁寧に塗りましょう。
ハンドクリームやケープなどは100円ショップなどで売られています。初めてのセルフカラーで心配な人は使ってみといいですね。
そして、服が汚れるのが心配の人は使い捨てのケープやカッパなどを汚れてもいい服の上から使いましょう。服を汚す心配が軽減します。
イヤーキャップなども使うと、耳にカラー剤がつくのを防いでくれます。
セルフカラーするうえで気を付けることは?
自分でセルフカラーをするときは、以下のことに気を付けましょう!
- カラー剤を付ける前はシャンプーをしない
- ヘアゴムで髪をブロッキングする
- カラー剤が水で流れやすいよう、浴室を濡らしておく
- 洗い流す前に、少量のお湯を髪に揉みこむ
- 洗い流した後のトリートメントは2回行う
- 終わったら濡れたままにせず、ドライヤーでしっかり乾燥させる
- 洗い流さないオイルやトリートメントで保護する
カラー剤を塗るときはシャンプーしないでください。シャンプーをすることにより頭皮の皮脂が少なくなってしまい、頭皮トラブルにつながりやすいためです。
そして、セルフカラーする時はヘアゴムでブロッキングするといいです。
ブロッキングすることによりムラなく塗ることができるので、塗り終わった後きれいに染まりやすいです。
洗い流すときは浴室を濡らしておくといいです。ヘアーカラー剤を流すときにカラー液が浴室に飛んでしまっても流しやすいためです。
洗い流す前に少しのお湯で髪の毛を濡らして、少し揉みこみましょう。カラー剤が塗れてなかった部分にもカラー剤がつくので、中までしっかり染められますよ。
カラー剤をしっかり落とし、シャンプーで髪の毛を丁寧にきれいに洗ったらトリートメントを必ずしてください。
トリートメントは2回するといいです。しっかり髪の毛にトリートメントしてしていきましょう。
さらに、濡れた髪の毛はいたみやすくて傷つきやすい状態です。濡れたままだと菌も繁殖しやすいので濡れたままにせずドライヤーでしっかり乾かしましょう。
乾かしたら、オイルや洗い流さないトリートメントのようなクリームで髪の毛をしっかり保護することが大切です。
セルフカラーでプリンを暗くすれば目立ちにくい!
プリンを直す方法の一つとして、全体の髪色を今より暗くする方法があります。
セルフカラーでプリンを直すときは暗めのカラー剤を使うことをおすすめします。
今、明るめのヘアカラーの人は、暗くするだけで、落ち着いた印象を与えイメチェンでき楽しいですね。
カラー剤を髪の毛に塗って長く置けば明るくなったり短ければ染まっていなかったりするのでカラー剤を髪の毛に塗ってからは時間との勝負です。
そして、「今回だけセルフカラーでやろう。次は美容院できれいに染めてもらおう。」と思っている人は全体を染めるのはあまりお勧めしません。
その理由はセルフカラーをしてから美容院でカラーをすると、色が入りづらくなるからです。
この先あまり美容院に行くつもりがない人はそのままセルフカラーしてもらって大丈夫です。
また、美容院で染めてもらう予定や、今回だけ、1回だけなど期間が決まっている場合は、リタッチカラーやあえてプリンヘアーのままを楽しむ方法もおすすめします。
髪全体を染めるならカラー剤は泡タイプを選ぶ!
初めてセルフカラーをする人やカラーに不安がある人は初めてでもセルフカラーしやすい泡タイプのヘアカラー剤がおすすめです。
泡タイプのカラー剤は、泡で髪の毛を染めていくので後ろの見えない部分も塗りやすく一度に広範囲に塗ることができます。
液体ではなく泡で染めるので、液体が顔や首もとにたれてくる心配もありません。
液体やクリームのカラー剤で染める時は、髪の毛をヘアーゴムなどで分けてカラー剤を髪の毛にのせていきますが、
泡タイプのカラー剤は分けてのせていく必要はなく、そのままの状態で泡のカラー剤を全体に塗り混んでいきます。
私もセルフカラーをしたことがありますが後ろの部分は見えずらく一人でカラーすると明るくなってしまった部分やカラー剤がうまく乗せることができなかったです。
暗くなっている部分や色ムラができてしまい、本当に難しかったです。
ちなみに、セルフカラーで暗くするとき、暗すぎるカラー剤は選ばない方がいいです。
後で美容院でもう一度ブリーチを試みた時、黒染めのまま色が抜けて、ムラになってしまうのです。
色味が暗すぎない程度で、泡タイプのカラー剤を選べば簡単にセルフカラーできそうですね。
染める順番は後頭部、側頭部、頭頂部!
必ず体温の低い後頭部から染めましょう。後頭部や襟足など後ろは見えないので塗りずらい時は家族や一緒にいる人にお願いして塗ってもらうといいですね。
後頭部が終わったら側頭部を塗りましょう。側頭部は耳の周りの染めていきましょう。
顔周りなので、つかないように注意しながら塗りましょう。
この時ワセリンやハンドクリームを塗っていると、カラー剤が顔についても落ちやすいので安心ですね。最後に頭の上を塗ると失敗も少なくきれいに塗ることができます。
最後に頭頂部を塗り終わったら、ラップを使いカラー剤の乾燥するのを防ぎ発色がきれいになるように手助けをします。
プリンが染まりにくければ、最後に揉み込むとカラー剤がしっかり入ってくれます。このひと手間できれいに仕上がりますよ!
セルフカラーせずにプリンをブリーチに保つ方法は?
ブリーチをもう一度全体にかけると、髪が荒れてしまいますよね。
「髪へのダメージをなるべく抑えて、かつブリーチの状態をそのままにしたい!」というあなたには、ミストタイプで何日かかけてプリンを直す方法があります。
この方法は1日ではプリンを直すことはできません。毎日コツコツとミストを気になる部分に吹きかけなければなりません。
少し面倒に思うかもしれませんが、毎日少しずつプリンの部分が周りの色になじんでいくので、
一気に全体を染めて髪の毛が明るくなりすぎた、思っていた色と違ったなどという失敗にはなりにくいメリットもあります。
プリン部分がブリーチした髪の色になるまで様子を見ながらミストを使うようにしてください。
上級者ならあえてプリンヘアーを楽しむ!
また、次のカラーをするまでの間、プリンヘアーを楽しむという方法もあります。
あまり知られていませんが海外ではこのプリンヘアーがおしゃれだと流行っているんですね。プリンヘアもおしゃれの一つとして見ても、新鮮で楽しいですね。
プリン部分を染めず、カラートリートメントを使って色味を楽しむ方法もあります。
カラートリートメントとは普段使っているトリートメントをカラートリートメントに変えるだけで、髪の毛のケアーをしつつ髪の毛のカラーもできる優れものです。
傷んだ髪にも、トリートメントの効果で髪の毛のケアをしながらカラーもできるので髪の毛に気を使っている人も使うことができます。
トリートメントをカラートリートメントに変えるだけでいいので普段と変わらない生活の中で髪の毛をきれいに、プリンを直せるのはとってもおすすめですね。
カラートリートメントもミストと同様、一回でプリンが染まるわけではありません。
何回か使用してプリンが薄くなってきたと効果が実感するには時間がいるようです。
まとめ
- プリンは、セルフカラーならリタッチ直しをする
- カラー剤を塗るときは、根元2cm以降からプリンと色の境目+1cmくらいまで塗る
- 塗り終わったら、残していた根元2cmを最後に塗る
- リタッチ直しにはクリームタイプのカラー剤がおすすめ
- セルフカラーでプリンを目立たなくさせるなら、全体を暗く塗る「トーンダウン」もできる
- 初心者は泡タイプのカラー剤がおすすめ
- 全体を塗る順番は、後頭部、側頭部、頭頂部の順番で塗る
- ブリーチをキープしたい人やキレイに染めたい人は、ミストでゆっくり時間をかけて染める
- いつものトリートメントをカラートリートメントに変えたり、プリンをそのまま残しておしゃれを楽しむこともできる
染め方によって自分に合うカラー剤の種類を選びましょう。
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