先週は温かかったのに、今週から一気にまた寒くなったよ。
でも、まだダウンジャケットを着るほど寒くはないんだよなぁ。
季節の変わり目は気温がコロコロ変わるため、服選びに迷いますね。
袖がないダウンベストは、温かい日には長袖シャツ、寒い日にはパーカー…のように、重ね着するものを変えれば着回しが利きます。
ダウンベストは防寒着としては便利なのですが、組み合わせ次第ではダサい印象になりやすいです。
特に、ボリュームがあるパーカーと重ね着するとき、ダウンベストとのサイズ感が合っていないと「ダサい。」と思われてしまいます。
また、「ダウンベストが派手すぎるとダサい。」という声もありました。
今回は、お気に入りのダウンベストをかっこよく見せる着こなし方、パーカーと重ね着するときの注意点を解説します。
パーカーとダウンベストがダサいのは着こなし方による
パーカーとダウンベストの組み合わせは、決してダサいわけではないです。そもそも、ダウンベストの着こなし方が難しいのです。
一番の理由はサイズ感で、綿の量が多すぎたり、綿がペタンコになっていたり、丈が合っていなかったりするとダサく見えます。
ダウンベストは中に綿が入っていて、ボリュームがありもこもこしています。
そのため、ゆったりと大きめのパーカーと合わせると、上半身にボリュームが出すぎるのです。
綿の量が多いと、パーカーと合わせた時に膨張しすぎて太って見えます。
逆に綿が少なくてペラペラしていると、大きめのパーカーと合わせた時にボリューム感が合わず、見栄えが悪くなるのです。
そのため、シンプルな組み合わせなのに「ダサい。」と思われるのですね。
ダウンベストを選ぶときは、綿が多すぎてもこもこしすぎず、逆に綿が少なくてぺらぺらしすぎないくらいがいいですね。丈も、長すぎず、短すぎない程度の長さがいいです。
試着したときに、ボリュームや丈のバランスを見比べてみましょう。
ダウンベストを買うときにパーカーを着て行けば、試着時にバランスを吟味できます。買った後で「やっぱり違った。」と返品する手間も省けますね。
骨格はストレートよりもナチュラルが似合いやすい
もこもこしたダウンベストは、体形や骨格によってイメージが変わります。
骨格タイプには3種類ありますが、中でも「ストレート型」の人よりも、「ナチュラル型」の人の方が似合いやすいです。
骨格タイプについて説明しながら、解説しますね。
- ストレート
筋肉が付きやすく、身体のラインにメリハリがある
着こなし方…メリハリを強調させず、縦型の「I」ラインを作るといい - ナチュラル
手足が長く、骨格がしっかりしている
着こなし方…上半身、下半身のどちらかにボリュームを出し、「A」か「Y」のラインを作るといい - ウェーブ
脂肪が付きやすく、身体のラインが細い
着こなし方…ウエストのくびれを作り、「X」のラインを作るといい
骨格が「ストレート」だと、もともと筋肉のつきがよく身体にボリュームが出やすいです。
そのため、パーカーとダウンベストを着ると、上半身に余計なボリュームがついてしまい、着ぶくれしてしまうのです。
逆に、パーカーとダウンベストの組み合わせが似合う骨格は、身体全体に骨の厚みが感じられる「ナチュラル」です。
身体のラインに特別なメリハリや細さがないため、上半身にしっかりボリュームを出して下半身をタイトめにすれば、「Y」のラインを作れます。
パーカーとダウンベストで上半身にボリュームをしっかり出して、細身なジーンズを合わせれば、バランスがよくなりますよ。
ボトムスを細身にすれば着ぶくれ防止できる
パーカーとダウンベストのように、ボリュームがある服を組み合わせると、どうしても着ぶくれしてしまいます。
男性ならあえてオーバーサイズのジーンズを合わせると、ストリートファッションとして楽しめます。しかし女性の場合は、一歩間違えるとおばさんっぽくなってしまいます。
全体的に着ぶくれを防止するなら、ボトムスは細身なものを選びましょう。
ジーンズなら、ストレートやスキニータイプなどを選ぶと、全体的にバランスがよくなります。
女性ならタイトスカートと合わせれば、先ほどお話しした「Y」のラインが出来上がります。足も少し見えれば、着やせ効果も出ますよ!
派手なダウンベストは小物と色味を合わせる
この黄色いダウンベスト、一目惚れして買ったんだ!
でも持っている服と合わせると、なぜかダサくなるんだよ。。。
派手な色のダウンベストは、おしゃれ上級者向けです。コーディネート次第では、派手なダウンベストだけが悪目立ちしてダサい印象になります。
派手な色のダウンベストを着るときは、全体の色味に統一感が出るようコーディネートしましょう。
一番簡単なのは、同じ色の小物を取り入れることです。靴やバッグなどの小物も同じ色にすると、統一感が出ます。
ちなみに私も派手な服が好きです。そんな私は、全体で見たときに3~4色くらいでまとめるよう心掛けています。
例えば私が黄色のダウンベストを着るなら、パーカーは黒か白にします。紺色のジーンズと、靴はパーカーの色に合わせて、黄色いニット帽をかぶりますね。
これだけで、「黒または白、黄色、紺色」で3色にまとまりました。
派手な色のダウンベストは、1枚だけで主役になります。その他の服は脇役として色味を統一すると、鮮やかなダウンベストが一層華やかに見えますよ。
流行りのファッションを取り入れるとダサさも消える
男性がパーカーとダウンベストを着こなす場合、「ストリート系」「アメカジ系」「カジュアル系」に寄っていきます。
今流行っているトレンドを取り入れていくとダサさが薄れますよ。
例えば、2024年冬現在でしたら「Y2Kファッション」「韓国風(オルチャン)ファッション」が流行しています。
「Y2Kファッション」とは、2000年代で流行ったレトロなアイテムと、2020年代の最新アイテムを組み合わせたような、世代を融合させたファッションです。
例えば、2000年代に流行していたブランドや、当時ブームだったギャルファッションの一部を取り入れます。今風なのにどこか懐かしさを感じられる、上級者向けファッションです。
また「韓国風ファッション」とは、無地で淡い色を取り入れてシンプルにまとめたファッションのことです。
そもそも、パーカーとダウンベストはシンプルな組み合わせです。そのため、どちらかを淡い色にすれば野暮ったさも消えます。
男性の場合は、グレーや白を取り入れるとシンプルなコーディネートになりますね。
さらに女性の場合は、足を出したり、鎖骨を見せたりして、肌を程よく見せれば若々しさもアピールできます。
パーカーとダウンベストを重ね着するならフードはひとつにする
パーカーとダウンベストを重ね着したとき、一番気になるのは「フード部分」です。
一番いいのは、パーカーと重ね着するときには、フードが付いていないダウンベストと組み合わせることです。
そもそも「パーカー」とは、フードが付いたトップスのことです。フードが付いていないトップスは、「スウェット」や「トレーナー」という別の名前になるのですね。
それがダウンベストのフードと重なると、二つのフードが首の後ろで重なります。
これらが首の後ろでもたつくため、周囲の人から「野暮ったそう。」という印象を受けてしまうのです。
フードを取り外しできるダウンベストもたくさん販売されています。
パーカーを重ね着するときは取り外し、襟付きシャツや長袖Tシャツと重ね着するときはフードをつける…といったように、時と場合に応じてフードも取り外しましょう。
パーカーとダウンベストは気温に合わせて着こなす
パーカーとダウンベストの組み合わせは、季節やその日の気温によって「暑そう。」「寒そう。」との印象が変わります。
本来ダウンベストは、気温が10~15℃くらいの日に着るのが望ましいです。厚手のスウェットパーカーと重ね着するなら、もう少し寒い10℃前後くらいがいいですね。
ダウンベストは中にわたが入っていて防寒着のひとつですが、袖がありません。そのため、12月~1月にかけての真冬では袖が寒いのです。
かといって、15℃以上のような気温が温かい日に厚手のパーカーと重ね着していると、見ている人まで「暑苦しいな。」と思われてしまいます。
時期でいえば、11月~12月、2~3月のような、季節の変わり目です。
この時期は寒暖差が激しくて、毎日気温がころころ変わりますよね。私も「今日はどのくらい寒いんだろう?何を着よう?」と、この季節の変わり目が服選びに一番困ります。
そんな時期、「スウェットパーカーだけでは肌寒い。」「かといってダウンジャケットだと暑い。」という日にダウンベストを一枚羽織るとちょうどいいですよ。
スウェットパーカーとダウンベストを合わせれば、朝晩の冷え込む時間帯でも防寒対策になります。
また、黒やグレーなど暗い色味のダウンベストを持っているなら、パステルカラーのパーカーを着ると春らしいファッションも楽しめますよ。
まとめ
- パーカーとダウンベストの組み合わせ自体はダサくないが、サイズ感が合っていないとダサい印象になる
- パーカーとダウンベストは両方ともボリュームが出る服なため、筋肉や身体のラインが目立ちにくいような「骨格ナチュラル」な人が似合いやすい
- 男性ならオーバーサイズのジーンズと合わせて「ストリート系」でまとめるのもいいが、女性だとおばさんっぽくなりダサい印象になる
- 細身のジーンズと合わせればスタイルがよく見える
- ダウンベストが黄色や赤などの派手色なら、小物も同じ色を取り入れて、色味をまとめる
- 今風ファッションを取り入れるとダサさがなくなる
- パーカーとダウンベストを重ね着するときは、ダウンベストのフードを取り外す
- パーカーとダウンベストを重ね着するなら、個人的には気温が10℃前後のときがいい
寒くなったり温かくなったり、気温が微妙な季節にはダウンベストが重宝します。しかし、ダウンベストの着こなし自体が難しいため、骨格や服を選ぶのですね。
せっかく防寒対策しているのに「ダサい。」と思われないよう、全体のバランスを考えながらボトムスやパーカーの色を選びましょう。
カジュアルなダウンベストをうまく組み合わせて、春や秋のレジャーを思う存分楽しみましょう♪
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