引越しの前日になって段ボールが足りないと気付いたら、相当焦りますよね?
見積もっていた量より荷物が多く、ある程度詰めた時点で段ボールが足りないと気づくことはあるあるです。
このままでは、引越し業者の人も困りますね。さらに、繁忙期なら1日に数名予約を入れているため、あなた以外に明日引越しを予定している人にも迷惑が掛かります。
引越しの段ボールが足りないと気づいたのが前日なら、引越し業者に依頼することで段ボールをもらうことができますよ。また、自分で段ボールを調達することも可能です。
また、荷造りには段ボールでなくてもいいみたいです。ビニール袋等でも代替できるようなので参考にしてみてください。
これなら前日に段ボールが足りないと気づいても間に合いそうですね!
引越しの段ボールが足りないと前日気づいたらすること
引越しを業者に依頼している方であれば、前日に段ボールが足りないと気づいた時点で引越し業者に連絡するのがベストです。
引越し業者に依頼して段ボールが足りないというのは、あなたのせいではありません。足りないと気づいたら早めに連絡しましょう。
「前日だと急すぎて連絡するのが申し訳ない」、「せっかく用意してくれたのに、また段ボールをもらうのは申し訳ない」と思う必要はありません。
むしろ足りないと分かった時点で業者へ連絡しないと、荷物を運んでもらえない可能性や、追加で料金が発生する可能性が出てきます。
そのため、前日だろうと段ボールが足りないとわかったらその時点で引越し業者へ連絡するようにしましょう。
引越し業者のトラックには常に段ボールが積んであることがほとんどです。最悪の場合当日にお願いすることで段ボールがもらえることもあるでしょう。
また、引越し業者を使う人もいれば、自分で引越し作業をするという人もいるでしょう。
そういった場合には、スーパーマーケットやドラッグストアで段ボールをもらうのが良いでしょう。もちろん費用はかかりません。
一番もらいやすいのはスーパーマーケットです。大半のスーパーマーケットには自由に使える段ボールが山積みされています。
無料で自由に使えるため、引越しにも使用できます。ただ、状態が悪いものもあり、引越しに適さない段ボールも含まれているため注意が必要です。
近くにスーパーマーケットがなければ、コンビニでももらえることがあるため、足を運んでみてもよいでしょう。
また、家電量販店やドラッグストアでも段ボールがもらえることがあります。
家電量販店やドラッグストアでは生ものを取り扱っていないこともあり、段ボールの状態がとても良いことがほとんどです。
さらに、元々大きく重いものが入っている段ボールなので、とても丈夫なつくりをしていて引越しに適している可能性が非常に高いです。
段ボールが急に必要になった際にはスーパーマーケットやコンビニ、家電量販店やドラッグストアを活用してみてください!
ただし、引越し業者を使用する場合に自分で段ボールを増やすという際は、段ボールが増えることを業者へ連絡するようにしてください。
そうしないと荷物を運んでくれなかったり、料金が高くなってしまう可能性があります。
荷造りが前日までに終わらなかったときの対処法は?
「引越しの荷造りが前日までに終わらず、当日に間に合わない」という事例はよくあるようです。
また、国土交通省の「標準引越運送約款」によると「運送に適するように荷造り」するのは依頼者であるあなたのの責任のようです。
引越しの荷造りが前日までに終わらない時には4通りの対処法があります。
- 整理をせず、とにかく段ボールに詰めて梱包する
- 梱包が間に合わない荷物を宅配便で送る
- 当日、引越し業者に梱包してもらう
- 引越し日程を変更する
間に合わないと思った時の最善策は、整理せずにとにかく段ボールに詰めて梱包してしまう方法です。
この方法だと中の荷物がぐちゃぐちゃになってしまうため気が引けてしまうかもしれませんが、何もしないより作業を進めたほうがいいです。
ただし、食器類などの割れ物は大変危険ですので、新聞紙等で軽く保護することを忘れずに行い、段ボールに「割れ物」と記載しましょう。
衣類などは畳まず詰め込み、小物類も整理せずにそのまま詰め込みます。整理は引越しが終わってから行えばいいので、ひとまず引越しは予定通り行うことができます!
それでも梱包が間に合わなければ、詰められなかった荷物は宅配便で送りましょう!
この方法は当日は梱包が終わった段ボールのみ運送してもらい、残った荷物は後で段ボールに梱包して宅配便で新居に送ります。
この方法だと宅配便の料金は発生してしまいますが、後述する「当日梱包の依頼」、「引越し日の変更」よりは費用が抑えられる可能性が高いです。
ただし、段ボールが大きい場合や配送先が遠い場合などには料金が高くなってしまう可能性がありますので、その場合には「当日梱包」や「引越し日の変更」を検討した方が良さそうです。
さらに、引越し業者に梱包を手伝ってもらう方法もあります!
梱包が間に合わないとわかったら業者へ連絡し、当日の運送前に梱包してもらう方法です。
この方法だと追加料金が発生する可能性が高いですが、スムーズに引越し作業を行うためには致し方ないでしょう。
また、段ボールが足りない場合にはこの際に持ってきてもらうと、引越し業者の人を往復させずに済みますね!
それでも間に合わなければ、最終手段です。業者へ連絡して引越し日を変更してもらいましょう。
この方法だと2日前までなら追加料金が発生する可能性は低いのですが、前日、当日の連絡になると追加料金が発生する可能性が高くなります。
目安としては、前日連絡は見積もりの10%、当日連絡は見積もりの20%です。
当日までに梱包ができないと、どんどん追加料金がかかっていくのか…。
最悪の場合は上記のように追加料金が発生してしまうことを知っておきましょう。
実際に私は最近引越しを行ったのですが、荷造りを予定通りに進めておらず、当日になっても終わっていない状況でした。
運搬後のことは考えずに適当に物を詰め込んで、なんとか終わらせたことが記憶に新しいです。
段ボールがなければビニール袋で荷造りすることは可能
引越しでは基本的に段ボールを使用することがほとんどですが、引越しの際に段ボールを使用しなければいけないという決まりはないため、梱包に袋を使用することは可能なのです。
ただ、引越し業者は袋での荷造りを推奨していません。その理由は運搬の効率が悪くリスクが高いためです。
段ボールに詰められた荷物であれば、運ぶ際に両の手にバランスよく重さが乗りますが、ビニール袋のような袋だと、片方の手に重さが偏ってしまうのです。
また、段ボールであれば2つ重ねて運搬することもできますが、ビニール袋ではそれができません。
それに加えて袋は段ボールに比べて耐久性が低いです。そのため、荷物が破損したり汚れたりするリスクがあります。そのため、袋での梱包は推奨されていないのです。
業者に頼む場合には、段ボールが足りない場合や入りきらない場合のみ袋に頼った方が無難です。
ただ袋に入れただけって、業者の人が持って行ってくれるの?
ゴミと間違えて捨てられないかなぁ?
そうならないためには、ごみ袋はできるだけ使用しないようにしたり、袋に張り紙をして何が入っているかを明記する必要があります。
基本的には袋に梱包されたものは予備の段ボールに入れて運搬するため、捨てられる心配はありません。
ただ、可能性が0とは言えないことも現状です。ゴミ袋に入っていたりすると、まれにごみと間違えられて捨てられてしまうことがあるようです。
また、予備の段ボールがなくなればそのまま運搬することになるため、破損や汚れのリスクが高まることも知っておくとよいでしょう。
私は自分で引越し作業を行うことが多く、ビニール袋をよく使用するのですが、物を入れすぎると破れてしまうことがあるため、二重にしたり物を入れすぎないようにするなど工夫が必要だと感じました。
ゴミ袋以外の袋に詰めて引越し業者に伝えておくだけで持って行ってもらえるので、一安心です!
サカイ引越センターの段ボールの種類や対応は?
他の引越し業者と同じようにサカイ引越センターでも荷物の量に応じて段ボールをもらうことができます。
サカイ引越センターでは50枚まで無料で段ボールを支給してくれます。支給された分では足りず、追加で欲しい場合には連絡することで無料でもらえることが多いです。
また、明記はされていませんが50枚以上でも無料でもらえる場合が多いようです。
サカイ引越センターが用意している段ボールは【50×35×35(cm)】と【33×55×32(cm)】の2種類あります。
ただし、例外として「小口引越しサービス」という荷物の少ない方向けのプランだと段ボールは支給されないため注意が必要です。
引越しの段ボールは安いものを購入して使用してもよい
ここまでは無料で段ボールを調達する方法をお伝えしてきましたが、あなたは「無料のものは気が引けてしまう」「もらう勇気がない」と思っていませんか?
実は段ボールを安く購入することもできるのです。有料だけれど安い調達方法を3つお伝えします。
- 通販で購入する
- 引越し会社から買う
- スーパーやドラッグストアなどの店舗で購入する
通販で購入する方法は、3つの中でも一番安い調達方法です。
通販では基本的に10枚単位で販売されていることがほとんどです。10枚1000円程度なので、1枚あたり100円程度になり、安く購入することができます。
また、引越しに業者を使う方であればある程度まで無料で支給してくれますが、それ以上欲しい場合は引越し業者から購入できます。
1枚単位で購入することができるため、無駄に段ボールを購入したくないというあなたにオススメです。
そして、ホームセンターなどの実店舗なら、大きいサイズから小さいサイズまで自由に選ぶことができ、比較的綺麗な段ボールが調達できます。
最近は100均でも段ボールが売ってあるけど、100円って安すぎるよね!耐久性はどうなのかな?
耐久性があまりないため、中に軽いものを入れるなら、100均の段ボールでも良さそうです。
段ボールを使用することには費用が掛かるというデメリットがあります。
しかし、古い段ボールとは違って新品を使用できるため、段ボール自体が綺麗で丈夫です。また、サイズもそろえることができるため比較的見栄えも良いです。
サイズが違う段ボールを重ねるとバランスが崩れそうになりますが、段ボールのサイズがそろっているとバランスが安定するので、段ボールのタワーが倒れてケガをすることもなくなります!
たくさん必要なら通販にて購入する方法が一番安い
段ボールは通販で購入することで、1枚あたりの金額が安くなります。引越しまでの日数に余裕があれば一番安い購入方法です。
逆に引越しまでの日数に余裕がないあなたは、引越し業者や実店舗を使用した方が安全と言えます。
また、通販だと10枚単位が基本になってくるため、余った段ボールがゴミになってしまうことが多いです。
引越しまでの日数に余裕があり、余った段ボールがゴミになっても大丈夫というあなたは、ぜひ通販を活用してみてください!
引越し業者に頼む前に料金を聞こう!
あなたは今すぐに安い段ボールが欲しいと思っていませんか?そんなあなたには引越し業者から購入する方法がオススメです。
しかし、引越し業者からどのような手順で購入したらよいかわからないという方もいると思います。そんなあなたに、ほとんどの場合はこの手順で購入できるという方法をお伝えします。
まずは引越し業者へ連絡して段ボールの購入ができるか確認します。
「購入できる」と言われれば、何枚購入したいかを伝えます。その際に費用を聞くと他の方法と比較もできますね。
連絡が終わったら引越し業者のもとへ段ボールを取りに行きます。これで引越し業者から段ボールが購入できます。
引越し業者から段ボールを購入するメリットは段ボールの柄を好きな業者の柄で揃えられる点です。また、すぐに手に入る点も魅力的な点の1つでしょう。
デメリットは引越し会社まで段ボールを取りに行く必要がある点です。通販のように配達などはほとんどの業者が行っていないため、車を持っていなければバスなどを乗り継いで取りに行かなければなりません。
近くに引越し会社がないという際にはこの方法は少し難しいかもしれません。
「料金を抑えつつもすぐに段ボールが欲しい」「お気に入りの引越し業者がある」というあなたは、引越し業者から購入するのが一番良いでしょう。
ホームセンターなどの実店舗は割高なのか?
ホームセンターで購入すると通販や引越し業者に比べて費用が割高になってしまう傾向があります。
しかし、割高になる分メリットもあります。それは、好きなサイズを購入できる点です。
大きいサイズから小さいサイズまで多くの種類の段ボールを取り扱っているため、荷物のサイズに合った段ボールを購入することができるのです。
「コストはかかってもいいから、ぬいぐるみなどの軽い荷物を大きい段ボールにまとめて入れたい」というあなたには、ホームセンターで購入する方法がぴったりでしょう。
現代では100均でも段ボールが購入できますが、基本的にサイズは1種類のみで強度にも問題がありそうです。
私は実際に100均の段ボールを手に取ったことがありますが、おそらく引越し用ではないため、弱弱しさを感じました。
薄手の衣類を3~4着程度なら大丈夫そうですが、本をぎっしりというわけにはいかなさそうです。
ただ、安いことに変わりはないので、検討の材料にはしてみてもいいのかなと思います。
引越しの段ボールの必要量の目安はどれくらい?
あなたは「引越しの段ボールの調達方法はわかったけどまだ荷物が結構あってどれくらい引越しで段ボールが必要か知りたい」と思っていませんか?
ざっくりとした目安ですが、1人暮らしで段ボール10~15枚、2人暮らしで20~30枚、3人暮らしで30~50枚、4人暮らしで50~80枚が目安となっています。
また、部屋の間取りでの目安は、1Rは段ボール10枚程度、1DKで20~40枚、2DKで40~60枚、3DKで50~80枚、4LDKで80~120枚となっています。
使用する段ボールのサイズですが、荷物によって段ボールのサイズを変えます。
本や食器などの重いものは比較的小さいサイズの段ボールである100~110サイズを使用します。書類やCD、Tシャツなどの少しかさばり重いものは120~130サイズを使用します。
コートや靴などの軽いけれどかさばるというものには大きめの140サイズを使用します。
本や食器が多い人は小さめの100~110サイズを多めに、書類やCDが多い人は120~130サイズを多めに、衣類が多い人は大きめの140サイズを多めに用意するとスムーズにいくことが多いです。
また、あくまで目安ですが、引越しの時の段ボールをどれくらい使ったかというアンケートでは、10箱以下が18%、20箱程度が16%、30箱程度が43%、50箱以上が23%という結果になったようです。
まとめ
- 引越しの段ボールが足りないと前日に気づいたらその日に業者へ連絡する
- 業者から段ボールを入手できなかった場合にはスーパーやドラッグストアで自分で調達する
- 自分で調達できた場合にも引越し業者を利用するのであれば、業者にも連絡を入れておく
- 引越し前日に段ボールが調達できなければ、ビニール袋で代用することは可能
- ただし作業中に破損や汚れのリスクが高まるため注意が必要
- サカイ引越センターなら段ボールが前日足りない場合でも対応してくれる
- 無料の段ボールは気が引ける場合は安く購入するのもアリ
引越しの際に引越し業者を使用される方であれば、前日や当日に段ボールが足りないと気づいても、連絡をすることで段ボールを追加してくれることが多いようです。
もし段ボールを追加してくれなかった場合でも、スーパーやドラッグストア等で調達、有料で購入することも可能です。
その際には段ボールを追加した旨を業者へ連絡することで、引越し当日もスムーズに運搬作業が行われることでしょう。
もしあなたが引越し前に段ボールが足りないと気づいても、焦らず業者へ連絡することでスムーズに引越し作業が進みますよ!
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