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菊芋の皮ごと使ったレシピ!注目のスーパーフードは食べ方いろいろ!

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菊芋が手に入ったけれど、食べ方は?皮ごと食べられるレシピなんかもあるのかしら?

スーパーフードとして話題の「菊芋」ですが、普通のスーパーになく、道の駅や直売所で見かける程度です。

友人知人に聞いてみても、あまり見かけないとのことでした。必然的に食べる機会も少なく、レシピも分かりませんよね。

栄養価が高いそうなので気になっていたのですが、先日スーパーの特設コーナーで見かけ、買ってきました!

店員さんの話では皮ごと食べられるそうです。レシピを聞いていくつか作ってみました!

菊芋を丸のまま蒸したものと、きんぴら、ナムルを作ってみましたが食感が全部違って面白かったです。

ネットで調べたものも含めて、菊芋の皮ごと食べられるレシピをいくつか紹介します!

おいしく食べて、栄養も取れるなんて一石二鳥ですね♪

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菊芋を皮ごと食べるためのレシピを調理法ごとに紹介

「菊芋」と聞くと、「あのしょうがっぽいやつよね?」程度の認識だったんですが、この頃たまに近所のスーパーの特設会場などで見かけるようになりましたよね。

どんなものかと気になって、ついつい買ったはいいものの、料理の方法がわからないと困りますね。

私も初めて菊芋を買いましたが、皮ごと食べられるそうで、いためもの、生、つぶすなど、いくつかレシピも教えてもらったので作ってみました!

ネットでもいろいろ調べて、美味しそうなレシピがあったので一緒にご紹介しますね。

ちなみに下処理ですが、菊芋は皮が薄く、皮ごと食べられるので洗うだけで大丈夫です。

皮には少しアクがあるので、気になる場合はたわしで擦ったり、スプーンでこそいだりするとすぐにむけますよ。

  • 蒸し菊芋
  • 菊芋の塩味きんぴら
  • 菊芋のナムル
  • ツナ入り菊芋サラダ
  • 菊芋の唐揚げ

いろいろなレシピがありました。生でも、蒸しても、いためても、つぶしても、揚(あ)げてもおいしくいただけるんですね。

それぞれ食感が違うので、お好みの調理法を見つけてくださいね。

土を落として丸ごと蒸すだけでホクホクおいしい

ちなみにいろいろ作る前に、一度「蒸し菊芋」を作ってみました。

ただ蒸しただけの菊芋に、塩をふっていただいたんですが、甘みがありホクホクしておいしかったですよ!ほんのりごぼうの香りもしました。

ねっとりしていましたが、里芋ほどではなく、ホクホクとした食感とあわさって今まで味わったことのない食感でした。

マヨネーズをつけてもおいしくいただけると思います!

ちなみに蒸し器や蒸し板がない場合は、フライパンに水を入れ、クッキングペーパーに材料を入れてそのままフライパンに置くことで蒸し料理ができますよ♪

クセがなくどんどん食べられる塩味きんぴら

次は炒め料理を紹介します。シンプルに、塩だけで味付けする簡単料理ですよ。

  • 菊芋…約100g(ピンポン玉3つ程度)
  • 塩…ふたつまみ
  • 炒め用油…ひとまわし
  • すりごま…お好みで

これで、小鉢ひとつ分程度の量ができます。手順もとっても簡単ですよ。

  1. 水洗いした菊芋を皮ごと薄くスライスする
  2. フライパンを熱して油をひき、菊芋を炒める
  3. 塩で味を整え、好きなだけすりごまを加える

これだけの工程で、でき上がりです!あっという間にできてしまいます。

シンプルな味付けなので、菊芋本来の甘味も感じられておいしかったです。

ただ、薄味目なので、味が足りないと思う場合は、お好みで塩の量を調節してください。

すりごまは入れても入れなくてもいいですが、入れたほうが香りと食感がよくなりました。

菊芋は、火の通し方で歯ごたえが全然ちがうため、しゃきしゃきした歯ごたえを楽しみたければ火を通す時間は短時間にしましょう。

菊芋は生でも食べられるため、火の通りをそこまで気にする必要はありません。

私は、さっと火を通した程度の方が好みでした。皮にあるクセは、油で炒めることで気にならなくなりましたよ。

スライスした菊芋を、さらに細切りにしてもまた違った食感になります。ぜひ試してみてくださいね。

おつまみにも最適!シャキシャキ食感のナムル

菊芋は生でいただくこともできるので、とっても簡単な食べ方を紹介します。写真程度の量を作るときの分量は以下です。

  • 菊芋…50g程度
  • 塩…少々
  • 黒こしょう…好きなだけ
  • ごま油…小さじ1/2弱

こちらも、材料は多くありません。キッチンにそろっているものだけで、作ることができますね。

  1. 砂が残らないように丁寧に洗う
  2. 菊芋をうすくスライスする
  3. スライスした菊芋をボウルに入れる
    変色が気になる場合は少しだけ水にさらす
  4. 塩、黒こしょうをお好みでふる
  5. ごま油を回し入れ、混ぜ合わせる
    くっつきやすいため全体に油がまわるように何度か混ぜる

正直なところ、私はこれが一番好きでした。

シャキシャキした食感が楽しく、そこにごま油の香りとピリッとした黒こしょうがきいて、いくらでも食べられます!

お酒のおつまみにも、ちょうどいいと思いますよ。こちらも、あなた好みに調味料の量は調整してください。

次からはボウルいっぱいに作ってしまいそうです(笑)

じゃがいもの代わりに菊芋を使ったポテトサラダ

菊芋が足りなくて作ることはできなかったのですが、ネットで見つけたレシピが美味しそうでしたので紹介しますね!

ポテトサラダはじゃがいもをゆでて潰して作るサラダですが、菊芋を代わりにもできます。

  • 菊芋…200g程度
  • マヨネーズ…大さじ3
  • にんにくすりおろし(チューブ)…小さじ1(2cm程度)
  • ツナ缶…一缶
  • お好みで、塩、こしょう、粒マスタード、ハーブ など

にんにくとツナが入ることで大人のポテトサラダになります。

にんにくが苦手、またはお子さんがいらっしゃる場合は、にんにくを抜いても大丈夫だそうです。

レンジで加熱でもいいですが、面倒でなければ蒸すのも栄養が逃げないのでおすすめですよ。

  1. よく洗った菊芋を適当な大きさに切り、耐熱容器に入れて600wで5分レンジにかける
  2. 菊芋を潰し、マヨネーズとにんにくを加えて混ぜる
  3. 汁気を切ったツナを加える
  4. お好みで塩、こしょう、粒マスタード、ハーブなどを混ぜる

こちらも、こいめの味にすることで、おつまみにもなりますね。

もちろん、ツナ以外にも普段のポテトサラダと同じ具で作っても美味しいということでした!

私だったら、菊芋を粗く潰して、カリッと焼いたベーコンも入れてみたいと思いました。

次に菊芋を買うことができたら、これはぜひ作ってみたいレシピです♪

外はカリッと中はホクホク!丸ごと唐揚げに

こちらも作るには菊芋が足りなかったのですが、私が次に絶対試したいレシピです。

菊芋を揚げることで、フライドポテトとはまた違った食感でいただけるそうです。

  • 菊芋…お好きな量
  • 片栗粉…適量
  • 味付け用塩…適量

これもまた、シンプルな味付けのレシピですね。

  1. 菊芋をよく洗い、土を落として水気を切る
  2. 片栗粉を薄くまぶして、油で揚げる
    串が抵抗なく通ればできあがり
  3. 油を切ったら、塩をお好みの量ふってできあがり

普通のフライドポテトを作る時と、工程は同じです。

丸のまま揚げてもいいですし、一口大に切ってもいけます。薄くスライスしてチップスにするとまたポテチのように食べられそうです。

油で揚げるので食べごたえがあり、おやつ代わりにもなるレシピです。

ついでに、スライスしたものをみそ汁に入れても美味しかったですよ。

あまり見かけず、食べる機会も少ない菊芋ですが、いろいろな調理法があるので、美味しく調理して自分好みの味を見つけることができますね!

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菊芋を皮ごと使って作れる保存食を紹介!

炒め物や、生、ゆでたり、揚げたりというレシピをご紹介しましたが、もしたくさん菊芋が手に入った場合、保存食にできるのかも気になりますね。

菊芋を皮ごと使って、長期間保存や冷凍保存もできるレシピもいろいろありましたので、ご紹介します。

・菊芋のみそ漬け

・菊芋と大葉のしょうゆ漬け

・菊芋のチヂミ

・菊芋茶

調理や保存の仕方によって、期間は異なりますが、ある程度長く保存ができます。

保存食を作っておけば、「ちょっとあと一品欲しい!」という時にもすぐ食卓に出せて便利ですよ!

簡単!長期間保存に向いている菊芋のみそ漬け

菊芋だけではなく、いろいろな食材でも保存食としてみそ漬けのレシピがありますよね。

菊芋もみそ漬けにすることで、冷蔵庫で半年以上保存が可能です。もちろん皮ごと調理可能です!

  • 菊芋…500g程度
  • お好みのみそ…300g
  • 砂糖…100g(みその2割)
  • みりん…50g(みその1割)
  • 日本酒…大さじ3(みそをゆるめる量)

お手元にある菊芋の量で、調味料は調節してみてくださいね!

  1. 菊芋をよく洗い、2〜3ミリにスライスして水気を切り軽く乾かす
  2. 用意した調味料をすべて混ぜ合わせる
  3. 2の中にスライスした菊芋を入れて混ぜる
  4. 1週間ほど待ち、なじんだらできあがり

思ったより簡単にできそうですね!みそ漬けってご飯にあいそうです。

1週間ほど待つことでみそがなじむので少しがまんしましょう!

スライスせずに丸ごと付けることもできますが、その場合みそがなじむまで3ヶ月ほどかかるそうなので、早く食べるためにはスライスしましょう。

菊芋のしょうゆ漬けも保存食の定番レシピ!

しょうゆ漬けも、保存食としてメジャーですよね。みそ漬けほど長期間の保存はできませんが、1週間程度は問題なく保存できます。

漬け込んだタレに栄養素が溶け出しているため、タレまで一緒においしくいただけます。

今回は菊芋だけではなく大葉も一緒に漬け込むレシピをご紹介します。大葉の風味でさわやかになるそうですよ。

  • 菊芋…100g程度
  • 大葉…5枚
  • しょうゆ…50cc
  • 酒…50cc
  • 黒酢…50cc
  • 白だし…大さじ1
  • 砂糖…大さじ1
  • 輪切り唐辛子…お好みの量

砂糖のかわりに、メープルシロップやはちみつでも代用ができますよ!

  1. 菊芋をよく洗い、2〜3ミリにスライスする
    大葉は半分程度に切る
  2. 菊芋と大葉を交互に重ねるように容器に入れる
  3. 2を調味料をすべてあわせたもので漬けてできあがり

大葉が大好きな私としては、ぜひ試したいレシピです!唐辛子もアクセントになりそうですよね。

冷蔵庫で1〜2時間ほど置くと食べられますが、一晩待つとよりなじんでさらにおいしくなりますよ。

保存食といいつつあっという間になくなってしまいそうです。

冷凍保存ができる菊芋のチヂミを紹介

菊芋のチヂミは、切り分けて冷凍保存しておけば1ヶ月ほど持って便利です!

もっちりしたチヂミの生地に、シャキシャキの菊芋がとてもおいしそうです!

  • 菊芋…300g程度
  • 長ネギ…1本
  • 小麦粉…大さじ6
  • かたくり粉…大さじ5
  • 卵…1個
  • 鶏ガラスープ…小さじ1
  • 塩コショウ…少々
  • 水…150cc
  • 油…適量(焼く用)

タレはお好みでいいですが、ポン酢とごま油やラー油をつけるとおいしそうです!

  1. 菊芋をよく洗い、千切りにする
    長ネギは小口切りにする
  2. ボウルに小麦粉、かたくり粉、卵、鶏ガラスープ、塩コショウ、水を入れ混ぜ合わせる
  3. 2に1をいれてよく混ぜる
  4. 熱したフライパンに油を入れ、3を平たく伸ばして弱めの中火で焼き色が付くまで焼く
  5. ひっくり返したら、フライ返しでおさえ、同じく焼きいろが付くまで焼く

保存する場合は、粗熱を取ってから切り分け、ラップにくるんで冷凍しましょう。

あと一品欲しい時や、お弁当にも使えて便利ですね。

チヂミは大好きなので、また菊芋を見かけたら買ってきてぜひ作ります!

菊芋はスライスして干すことでお茶にもできる

調理せずに保存できる方法は、皮ごとカラカラに乾燥させることです。お茶として飲むこともできますよ。

乾燥させることで、長持ちする食べ物は菊芋だけではなく魚の干物や、ドライフルーツなどもありますね。

  1. 菊芋はよく洗って2〜3ミリにスライスする
  2. 天気の良い日に1〜2日天日干しにする
  3. フライパンでカラカラに乾くまで弱火でじっくり乾いりする
  4. 新聞紙などに広げて粗熱を取る

これだけで、健康にいい菊芋茶ができます。お茶としてではなくそのまま食べてもおいしそうですね。

乾燥させた菊芋を、粉末状にして使うこともできますよ。お茶はもちろん、料理に入れる事もできてこちらも便利ですね。

菊芋を生のまま保存するには新聞紙でくるむ

ここまで、保存食として調理をする方法をご紹介しましたが、生のまま保存する方法もあります。

洗ってしまうと早く傷むので、土が付いたまま新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。

菊芋は寒さに弱いので、普通の冷蔵庫だと傷みが早くなってしまいます。

それでも、2週間ほど置いておいたら乾燥してしまったという声もありました。生のまま冷蔵庫で保存する場合はなるべく早く食べてしまいましょう。

また、大量に菊芋がある場合は、土に埋めて保存するという方法もあります!

菊芋は生命力が強いため、芽がでる春先までであれば土に保存することで長持ちしますよ!

いっそ、自分で育ててみるのもいいかもしれませんね。

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菊芋は皮ごとのほうが栄養を取れる!イヌリンが豊富

 
 

レシピや保存方法はわかったけれど、そもそも菊芋ってどんな食べ物なのかしら?含まれる栄養は?

菊芋は、キク科ヒマワリ属の多年草で、北アメリカ原産、根っこの部分が菊芋として皮ごと食べられる部分です。しょうがにそっくりですが実はごぼうの仲間なんですよ!

菊芋を食べると、ごぼうの香りがするのはこのためだったんですね。9〜10月頃に黄色のかわいい花が咲き、旬は11月〜2月頃です。

菊芋は「食べるインシュリン」と言われる「イヌリン」が豊富に含まれていて、糖質の吸収を抑える働きがあるため、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

そのため、糖尿病患者の方向けに効果があるとして、注目の食材なのですよ。

その他の栄養素として、ポリフェノールやカリウムなども含まれています。

菊芋に含まれる主な栄養素
  • イヌリン(水溶性食物繊維)
  • ポリフェノール
  • カリウム
  • ミネラル

栄養素は皮の部分に多く含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめなのですね。

<イヌリン>

菊芋100g中に含まれるイヌリンは、約11gだそうです。適量を摂取すれば、便秘解消や腸内環境の改善も期待できます。

ですが、イヌリンは1日の目標摂取量が、10〜20gと言われているため、食べすぎには注意しましょう。

健康に被害はありませんが、腸が弱い方はおなかを壊すこともあるそうです。何事もほどほどに、ですね。

<ポリフェノール>

その他、ポリフェノールも豊富で、抗酸化作用があるためアンチエイジングにも期待が持てるのだとか。

ポリフェノールの摂取をすることで、動脈硬化の予防にも役立ちます血管を若々しく保つということですね。

菊芋をスライスした時に放っておくと、切り口が赤っぽく変色しますが、それがポリフェノールの働きです。

悪くなっているわけではないため、気になる場合は少し水にさらしましょう。あまり長時間さらすと、栄養素が流れてしまうので少しで大丈夫です。

<カリウム>

カリウムは、菊芋100g中610mgほど含まれています。

体内のナトリウム、つまり塩分を排出するという効能があるため、高血圧予防やむくみの改善などにもつながるのですね。

<ミネラル>

ミネラルも豊富なため、これも糖尿病予防にいいと期待されているそうです。ミネラル不足も糖尿病になる原因のひとつとされているためですね。

また、糖質がほとんど含まれておらず、ダイエットするにもよい食材なのです!

ビタミン類はあまり多く含まれていないため、菊芋に不足している栄養素を持つ食材と組み合わせれば、効率よく栄養を取ることができますね。

例えば、豚肉にはビタミンB1が豊富なため、菊芋と炒めても良さそうですし、ビタミンCが豊富なほうれん草や水菜とサラダにしても良さそうです。

これだけたくさんの栄養が含まれている菊芋は、皮ごと食べられるレシピで料理すれば、おいしいうえに健康維持に役立ちますね!

まとめ

  • 菊芋は皮ごと食べることができる、キク科ヒマワリ属の多年草
  • きんぴらやポテトサラダ、油で揚げるレシピもあり、調理法で食感が変わる
  • 生のレシピもあり皮ごと食べられて、シャキシャキしておいしい
  • 保存食としてみそ漬けやしょうゆ漬け、乾かして菊芋茶にもできる
  • 生のまま保存する時は、土が付いたまま新聞紙にくるんで冷蔵庫に保存
  • 長期間保存したければ、土に埋めて置く方法もある
  • 「食べるインシュリン」と言われる「イヌリン」が豊富で糖尿病予防に期待が持てる
  • ポリフェノールやカリウム、ミネラルも豊富なスーパーフードとして注目されている

近年、スーパーフードとして話題の菊芋ですが、レシピもたくさんあり調理法によって食感が大きく変わる不思議な食材です。

糖尿病予防によいとされるイヌリンが豊富に含まれ、医療現場でも注目されているそうですよ。

皮に栄養が豊富に含まれているため、皮ごと食べて余さず栄養を取り入れられれば健康な生活の助けになりますね!

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