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布ポスターとタペストリーの違いは壁掛けできるかだけ!

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イベントや行事を開くなら、お客さんの目を惹きつけるために販促品を準備します。近年では布ポスターを作ってくれる企業も増え、個人でイベントを開くときも制作してくれます。

しかし、知人のイベントで布ポスターらしきものを発見したときには、知人から「これタペストリーだよ。」と訂正されました。

布ポスターを作ってもらうとき、タペストリーを提案されて変えてもらったとのこと。

当時の私は、「同じ布なのに、一緒じゃないの?」と呼び方の違いがかわかりませんでした(笑)

実は布ポスターとタペストリー、壁掛け用の紐や上下にパイプが付いているかついていないかだけで呼び名が変わるのです!

今回は、タペストリーの由来、さらにクロスポスターの違いまで解説します。

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布ポスターとタペストリーの違いは壁掛け用かどうか

布ポスターとタペストリーの違いは、壁に吊り下げる仕様があるかどうかです。

布ポスターは壁に直接貼り付ける仕様で、布に直接文字やイラストが印刷されただけで引っかけるための紐が付いていません。

そのため、壁に取り付けるなら画びょうで固定しなければなりません。また、上下の角を固定したとしても、横から風が入るとバタつきます。

それと比べて、タペストリーは上下に塩ビ(塩化ビニル)パイプが付いており、壁に吊り下げる仕様になっています。

上下に塩ビパイプを「おもり」として取り付けることで、ピンとしわを寄せず飾れます。おもりがあると、風が吹いてもバタつきにくいです。

タペストリーは、もともと壁にかけるためのインテリア装飾品で、糸だけで織り込まれたものが定番でした。

インテリアとしてだけでなく、壁の目隠しや空間の仕切りとしても使われます。それが時代とともに、文字やイラストが印刷された布を吊り下げるタイプも登場したのです。

私が若かったころの「ポスター」といえば、紙製が多かったです。アイドルやアニメキャラのポスターを、よく弟がもらって帰ってきて部屋に飾っていました。

最近では実家に帰ると、アニメキャラが印刷された布ポスターがかかっているのです。時代は進化したものだと感心します。

どちらも持ち運びが便利、使い回しするにはGOOD

布ポスターが流行り出した理由は、やはり持ち運びのしやすさです。ただし、1回作るだけで紙ポスターよりもコストがかかるため、使い回す場合には布ポスターが人気です。

紙ポスターは、折り曲げたり破れたりしないよう、筒状にクルクル丸めて持ち運びや保管をしていました。

ただ、やはり紙はすぐに破れるんですよね。私も、アイドルの紙ポスターを筒状にして保管していましたが、端がちょっとだけ破れただけでもショックでした。

しかし、布ポスターやタペストリーは筒状に丸める手間がありません。布ポスターの場合はそのままたたむだけでいいので、持ち運びがとても楽です!

タペストリーは塩ビパイプが付いているため、筒状に丸めるか、パイプを抜いてたたみます。どちらにしても省スペースになるため、荷物が小さくなりますね。

ただし、布ポスターやタペストリーのデメリットは、コストが高い点です。

紙ポスターの場合はデザインしたものをそのまま印刷してもらうだけです。しかし、布ポスターの場合は布に印刷する技術料、布代がかかります。

それだけでなく、タペストリー製に仕上げならその製作費もかかるのです。

そのため、何回も使い回しする場合には、「初期投資」として最初から布ポスターやタペストリーを製作してもらう人が増えたのですね。

商用目的のクロスポスターは少し厚みがある

アニメグッズには、「クロスポスター」というものも存在します。モノによっては、壁にかけられるよう上下にバーが付いていたり、上にフックがついていたりします。

「クロス」は「布(cloth)」という意味ですし、私は布ポスターと何ら変わりないんじゃないかと思ってしまいます。

企業によって違いはありますが、クロスポスターはタペストリーと比べて布地に厚みがあり、色味のグラデーションがとてもきれいに仕上がっています。

上下に塩ビパイプが付いているタペストリーはさらっと薄い布でもピンと張れますが、クロスポスターは本来パイプが付いていません。

その代わりに、タペストリーよりも少し布地を厚くして、飾ったときのハリを良くしているのですね。

また、布地を厚くすることで、細かいグラデーションや色使いがキレイに再現できるのですね。

 
 

アニメグッズのクロスポスターと、イベント用に発注する布ポスター、どうして布地が違うの?

おそらく、布ポスターを作る会社は「販促品」として、アニメグッズで販売されているクロスポスターは「商用品」だから差が出るのかもしれません。

たとえば、コミケやフリマなどで商品を販売するときに使うような布ポスターは、いわば「販促品」です。

販促品の目的は、お客さんの目線を惹きつけることです。

私が販促品を作るなら、「遠くから見た時の印象がよければいいかな。」と思うため、細かい色使いやグラデーションまでは気にしないです。

アニメグッズの場合、販売する企業側も、それを求めるお客さんも、細かいディテールや仕上がりに対してこだわりが強いです。

私も、大好きなアニメ作品の色味がイメージとちょっと違っただけでも、「ここがもうちょっとキレイだったらよかったな…。」とすごく気になります。

そのため、販売目的のクロスポスターには力を入れているのかな…というのが、私の印象です。

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まとめ

  • 布ポスターとタペストリーの違いは、上下にパイプが付いているかどうかで決まる
  • そもそもタペストリーは、壁掛け用のインテリア装飾品である
  • 紙ポスターはコストは低いが破れやすいため、1回きりの使い捨てとして発注する人もいる
  • 布ポスターはコストは高いが持ち運びしやすいため、購入後に使い回ししやすい
  • アニメグッズのクロスポスターは、壁掛けしやすいようにタペストリーよりも布地が厚めで、色使いも細かく表現しやすい
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